【感想・ネタバレ】嘘を愛する女のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

映画が先なんですね。
小説はとても面白かったです。読みやすくて、話の展開も気になってどんどん読めてしまって
映画と同じくらいの時間で読み終わりました。
ゆかりさんのひたむきさにじ~んとなった。泣けた。

確かに、桔平さんそこまで逃げるエネルギーあるなら
逃げずに対峙できたのではとか
前の奥様の気持ちをもう少し詳しく知りたかったとか
桔平さんがどの程度そんなに忙しかったのかとか
後になって突っ込みたいところはあったかも…
でもお話が面白いのでまぁいいか、と

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2024年02月25日

Posted by ブクログ

初めての岡部えつさん。
映画にもなってたけど、見たことない。想像以上に面白く、感動した。映画化されたことに納得。

由香利の不安な気持ちが、胸に刺さってきた。切なくて。その反動で…ラストは嬉しくなった。泣きたくなるくらい嬉しくなった。
どうかきっちゃんが目覚めますように。

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2022年07月12日

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ネタバレ

映画の方を観ずに先に読んだのに、物語の登場人物が脳内で映像化されるくらいとても楽しめました。映画も観たくなるほどとても良い作品!!こんな愛情深い人に出会いたかった、、、。そして相性って本当に大切だなと。2人の未来がとても気になります!!

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2020年06月29日

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ネタバレ

「人ってそんなにたやすく嘘をつけるものですか。それも、何年もの間」
「大切な人のためなら、だましたりしないでしょう」
「だましていたのではなく、隠していたのかもしれない」
「大切な人なら、どんなことだって、信頼して打ち明けるんじゃないですか」
「いや、そんなことはありません。誰だって、人を傷つけないために、小さな嘘をつくことがあるでしょう。それが大切な相手だったら、なおのことだ。傷つけるとわかっていることを打ち明けるのは、未熟な人間の甘えですよ」

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2020年02月07日

ネタバレ 購入済み

映画を観てから読みました

桔平が、くも膜下出血で倒れたのは、由加里と桔平が真に結ばれるために起きた奇跡だったと思います。
もし、桔平の口から真実が語られていたら、桔平は由加里のもとから姿を消していたでしょう。

桔平の嘘を根こそぎ暴いていく情熱は、由加里の桔平への愛情から来たものであり、5年間注がれた桔平からの愛情を無にしないためのものだったと思います。

映画と小説では、物語の構成に差がありますので、それぞれ比べて楽しめると思います。

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2018年02月05日

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秘密を知らないこと、知ってしまうこと。
どちらの方が残酷なんだろうと考えた。
特に、秘密が相手のための嘘だったとき、単なる興味本位によってそれを暴いてしまうことに、なんの意味があるんだろう。
そうとはわかっている一方で、人を好きになると相手のことを1から10まで知りたくなってしまう。
知らなくていいことと分かっていても、その秘密を暴くために突き進んでしまう。
人と付き合っていくためには、何も隠し事がないことが1番いいのだろうけど、でも、大切な人を守るためには、嘘・秘密・隠し事を上手く使い分けていかないといけないんだろうな

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2022年07月24日

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読みやすくて、さらっと読み終えてしまった。
登場人物のそれぞれの気持ちが丁寧に描かれている。
亡くなった奥さんの気持ちももっと描かれていたら良かったと思う。
現実では中々体験しない出来事かも知れないけれども。

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2022年03月06日

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こういうミステリーチックなラブストーリーもとても好きです。
早く秘密を知りたくて、どんどん読み進めてしまいました。
そこで終わるのーー!?って思ったけれど、この先がハッピーエンドなんだろうなというか、なってほしい、と思いました。
もしかしたら知らない方が良いことかもしれないけれど、自ら真実を知り、その嘘さえも愛する女の愛の深さを感じました。

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2021年01月04日

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期待してなかったけど良かった。
恋愛ものにありがちなダラダラさが無くてスッキリ読みやすかった。
こういう感じの好きだなーって思ってたら実話を元にしてたのね。
ラストは泣いてしまった。
映画も観ようと思う。

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2020年10月28日

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映画の原作と知らずに読みました。是非、映画も観てみたいと思わされるお話でした。『騙す』と『隠す』は違う。この先の2人に幸多かれと祈らずにいられない一冊でした。

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2020年07月12日

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ネタバレ

忙しかった。でも愛していないわけではない。ちゃんと話ししてればね。すべての責任を背おう必要はなかった。相手からのアラートはなかった。でも逃げたらダメだった。今度こそお幸せに。

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2019年12月07日

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「嘘を愛する女/岡部えつ」
☆☆☆☆
映画の書き下ろし
2時間ちょいくらいの映画を観るように、サラッと読み終えた。
来月30歳となる私は、5年間という長い年月を共に過ごした同棲中の恋人、小出桔平との結婚を考えている。だけど桔平が「自信がない」と結婚に逃げ腰なことに不安を抱えていた。
そんな時…桔平がクモ膜下出血で病院に搬送されたと知る。そして、白いベットに横たわる意識のない恋人が私の知っている桔平ではないと知ってしまう。
信じていた人が実は名前も素性も何もかもが自分の知っている現実と違う真実を隠し持っていたとしたなら…。
「誰だって、人を傷つけないために、小さな嘘をつくことがあるでしょう。」
これは「許し」の物語だ。
どの立場であっても「許す」ということがキーになる。
重く、とてつもなく難しい…。
辛く寂しく哀しいのに誰も悪くないと思えてしまう。
愛するってモラルや倫理や常識を超えたとこにあるから厄介なんです。
あなたはそれでも愛せますか?
今年の14冊目
2019.6.17

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2019年06月17日

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面白かった!ジャンルはなんだろう、恋愛?サスペンス?今まで信じて疑わなかった恋人が、全くの別人だったら… 途中どちらにも共感できない気持ちになるけれど、自分がその立場になったら同じように思ってしまうのかな、とも。完全なハッピーエンドではないけど、腹落ちする終わり方でした。面白いからグイグイ読み進められるし、おすすめ!

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2019年04月02日

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5年同棲していた相手が急に倒れて意識不明になった。
しかし、彼の名前も仕事先も嘘だったことがわかり、由加利は彼のことを何も知らなかったという現実を突きつけられる。
一体彼は何者なのか…
由加利は彼の本当の姿を突き止めることにした。
調査会社をも使い、自らも足を運んだ。
彼の隠していたことを突き止めるのは良いことなのか、知らない方がいいのか…
結局は追い続けてしまう。
そしてわかった彼の本当の姿。
結構私は好きな話でした。

2019.3.31

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2019年03月31日

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一本の映画を見ているような感覚だった。案の定、映画を基にした小説であった。
会話が多く、情景描写も想像しやすかったので、三、四時間ほどで読み終えてしまった。
淡々としていたが、美しかった。
最後の終わり方が虚しかったし物足りなかったが、小説としては読者の想像力を働かせるのでよかった。
色々と考えさせられた
大切に思う気持ちとは
大切な人とは
愛とは
家族とは
相手を思いやる気持ちとは

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2019年02月19日

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5年間同棲してきた恋人が突然くも膜下出血で倒れる。意識不明の彼の所持品から、名前などすべてが偽りのものだったことが分かり、彼女は彼の正体を探す旅に出る。
桔平の秘密が一つづつ明かされていくたびに、なぜ?どうして?と、こちらもドキドキして過去を知りたくなる。由香利が辿り着いた桔平の隠された過去は、重く苦しく切なかったけれど、嘘を知って愛を知るという結末が素敵。大切な人を想うからこそつく嘘もあるのだ。

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2019年02月02日

Posted by ブクログ

読みやすいけどそうでも無いな〜と思ってたら最後にしっかり持ってかれた!!
泣いてしまいました(笑)
あたたかい話でよかった!

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2019年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すらすら読めました。

初めは、偽名を使っていた男に対して嫌悪感がありましたが、まさかこんな結末だったとは。

凶悪な殺人犯とか、そんな感じのもっと嫌な結末を予想していたので、妻が幼い我が子を殺してしまったという過去があったなんて、夢にも思いませんでした。

彼女が真相を調べていく過程では、ドラマっぽいというか映画っぽいというか…そんなうまくいく?って展開はありましたが、これはこれでありなのかな。


きっと意識を取り戻して、2人で一緒に未来を歩いてくれると信じたいです。

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2018年12月02日

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同棲5年目の恋人を母親に会わせようとした日、彼は現れず、家にも帰らなかった。
翌朝、怒って電話すると、彼は倒れて意識不明だという。
慌てて病院に駆け付けた彼女は、彼の言葉が偽りだらけだったことを知る。
彼は一体何者なのか、何のために嘘をついていたのか。

なぜ気付かなかったのかと彼女が自分を責めている場面がありましたが、気付けないのが恋心なんじゃないかなと。
信じたい気持ちと、裏切られた哀しみと、騙された怒りと、いろんな感情に苦しむ彼女の姿は痛々しくも、どこか強さもあって。
知らない方が幸せなこともあるのに、真実を追い求める彼女は強い。

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2018年11月18日

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ネタバレ

あっちゃ〜、またうっかりウルッとしちゃったよ〜(^_^;)
とくに……あ、まぁここは内緒だなw
うん、白いチューリップね、こーゆーのに弱いんだな、はははw

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2018年11月10日

Posted by ブクログ

初めて挑戦する作家さん。
文章にクセがあり、自分に合わないかと思ったが意外とスルッと読めた。分かりやすく、物語に入り込めてよかったです。ラストにかけては涙が目に溜まるほど感情移入してしまった!
感動した〜。
ぼんやりしたラストだけど、希望のある結末で良かったなあ。

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2018年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

震災の日。電車を降りたところで発作を起こした由加利。介抱して自分のスニーカーまで貸してくれた桔平。
由加利は、仕事ができて美人で明るくて、
直情的で正直で、行動力があって無鉄砲で、
ちょっと短気で、かわいいと思う。

何かが起こると、人は悪い方を考えるもの。
勤め先も名前も偽りで、ロッカーには大金。
それはもう犯罪をおかして逃げていると思うよね。。
桔平を母に紹介しようとしてた由加利は、逃げるつもりだったんだと思うよね。
「嘘をつく」ことと「だます」ことと、
「黙っている」ことは同じではない。

桔平は、犯罪などおかしていなかった。
お金は自分の貯金だった。本当に医師だった。
でも彼は、自分の罪だと思った。。。
法律に触れるかどうかと、罪の認識は別のこと。
これ、自分の罪だと思ったときって、
本当にどん底のショックを受けると思う。
日常でも、やっちまった・言っちまった・自分のせいだ・自分が悪い、って思った時って、すごいショックだもの。
それが人の死につながっていたら、しかも妻と子の死だったら。。。

綾子の存在がいいなと思った。
由加利のために必要なことを言ってくれてる。
保証人のこととか。大事な友達だ。
探偵さんも、いいなあ。やあやあ。

桔平の手記。
妻の佑子。息子の雄太。
これは由加利のことよね。由加利が男の子がほしいと言ったから息子にしたのよね。
過去の思い出じゃなくて、これから起こる未来の話しよね。だって雄太が持ち帰った宝物は、実際にはまだ灯台にあったもの。
元妻のことじゃない。はず。
なのに、佑子と雄太が住むのは事件のあった蔓薔薇の家。えっ。。。
こうしないと由加利を導くのに不都合だった?
桔平の気持のひっかかりの表現だった?
とは思うけれど、由加利と元妻を混同する感じは、私的には嫌だと思ってしまった。

桔平が目覚めて、元気になって、
自分の両親と元妻の両親に会って、
元妻と子供のお墓参りをして、
それから、新しい一步を踏み出してほしいなあ。。由加利と一緒に。

あとで映画も観たいと思った。

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2023年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フィクションやけど
別にキレイに伏線回収した訳ではなく
その後が気になる感じで終わった。
桔平が目を覚まして2人で再スタートできたらいいなと思った

なんで人は嘘をつくのか
その嘘を引っくるめても
その人を愛する事ができるのか
私ならどうするかな、どうなるかな
って考えながらスラスラ読めた

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2022年04月20日

Posted by ブクログ

映画は見ていないけど俳優さんたちを想像しながら読んだのでスイスイ読めた.
えーそこで終わる??.
これってハッピーエンドなの??
バッドエンドなの??.
なんていうか…色んな事を知ってしまってこの後どうするんだろう???
どうにも動けなくない???

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2022年01月06日

Posted by ブクログ

いかにも映画向きな作品だな〜と。 ラストに大号泣もなければ、鬼気迫るハラハラもなく・・・結果、ハッピーエンドって事よね。

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2021年11月23日

Posted by ブクログ

普通に暮らせてるのが当たり前じゃない
当たり前は当たり前じゃない

選んだ選択が間違ってたなら、それを「正解だった」と生きていくだけ

コロナ、事件、異常気象色々と不安な世の中だけど

悔いなく
人様に迷惑かけない範囲で、楽しい事だけして生きていきたいですね

自分の人生 最後に「あぁ~面白かった」と締め括れるような生き方がしたいですね✨

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2021年04月04日

Posted by ブクログ

同居して5年になる医者の恋人を自分の母親に合わせようとした日、彼は待ち合わせに現れなかった。夜になっても姿を現さない彼の携帯に電話をすると、病院に救急搬送されて意識が無い状態だという。
病院に向かうと、今度は財布の中の身分証が偽物だという話が出てきて…

訥々とした文章で世界観というか空気感のようにしている部分はあるもののどうしても全体的に現実味がなさ過ぎてのめり込めなかった。
ミステリアスな部分を残さないといけない桔平の言動部分はともかく、桔平と違って全く「影」のないキャラクターの綾子の言葉でさえも、旦那の浮気を「バレバレ」と表現しているものの具体的なエピソードがなくそれでいて言葉上だけで話が進むのでフワーっとしたまま。

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2020年03月22日

Posted by ブクログ

話的には読みやすくてそれなりに面白かったけど、桔平には何も共感出来るところがないしあまりにもやってることが適当なんじゃないかと思えて腹立たしかった。
ほんとの奥さんと子供の事件からは結局何もしないまま逃げ出しただけだし、逃げた先で知り合った由加利に対しても嘘で塗り固めてほんとの自分を少しも見せないで結局何に対しても本気で向き合わないで逃げてばかりの人生じゃんか。だから奥さんも育児ノイローゼになったんじゃないのとおもった。
これが真実の愛の物語?
映画の方は観てないけどちょっと違うのかな?

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2020年03月01日

Posted by ブクログ

2019.12.19

【感想】
とにかく切なくなった
そして読み進めたくなる設定だな、と

桔平と由加利の恋人間の取り留めもないやりとりはこちらまで幸せになれる
その分、嘘をつき続けた桔平は辛かっただろうな
由加利といることは幸せなのにその幸せを感じてはいけない立場、しかもその立場を自分で作り上げている…この状況は考えるだけで吐きそうになる…

綾子が素敵な友人で憧れる
あんな壮大な嘘をつかれて復讐心持っちゃいかんのか?と思うわたしはまだまだ子ども

【好きな言葉・表現】
「だましていたのではなく、隠していたのかもしれない」(P93)
→大切な人を守るためなら嘘をついてもいいってこと?と思いつつも、騙すと隠すは全然違うよなと納得


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2019年12月19日

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映画の原作かと思いきや、映画を元にした小説とのことでノベライズともまた違うとか。映画は見ていないので、小説のみの感想。

大企業でキャリアを積みこれからもどんどん仕事で頑張っていきたいと思っている由加里の恋人、桔平は由加里と正反対に穏やかで静かな人生を歩んでいる男性。
桔平が交通事故で寝たきり状態になり、実は「小出桔平」という人間はどこにもいなかったということが判明。
「5年もの間嘘をつかれていた」とショックを受ける由加里は、桔平の正体を知るために探偵に調査を頼む。
そして判明した桔平の正体・過去とは。

とにかくアグレッシブな女性の由加里が、桔平を愛したポイントが「寂しそうな」ところだったというあたり、本当に桔平を愛していたのだろうかと思ったりもする。
だが、桔平の過去を探す旅の中で自分の気持ちも見つめなおし、桔平が残していた文章を読んで桔平の思いを知り、ようやく寝ている桔平のもとを訪ねられた由加里は、本当に「嘘を愛して」いるのかな、とタイトルとの乖離が気になるところであった。

嘘を暴いてしまい結局守ろうとした現実を失ったと由加里を諭す海原もいいキャラだった。
死んだように生きていた桔平を、生に引き戻したのが由加里なのだとすると、この後この二人はどう生きていくのだろうかという興味までを引くラストであった。

これは文章構成の妙でいい小説になった典型かと思う。映画でみたら単なるお涙頂戴モノなのでは?

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2019年04月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

話の展開は登場人物も含めすっと入ってくる
が、オチはイマイチ
映画でさらっと見るのが良い
音楽あったら感動してしまうかも

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2018年08月04日

購入済み

うーん、、、

映像からのノベライズ作品ですかね。
ただ映像を文字にしただけなのかなーと。
小説ならではの深みという点で物足りない感満載で、えっ?おわり??ってのが正直な感想でした。
まだ映画観てないですけど(汗
期待を込めて映画も観てみたいと思います。

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2018年01月13日

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