実のある漫画
【総評】
絵もストーリーも登場人物もすべて上級。
丁寧で読みやすく面白い。
主人公がかわいい。相手がかっこいい。
それぞれの状況も納得できる。
2人の、人となりも魅力的。
【登場人物】
・沈(ジン)…定年を過ぎた座敷童。
・○○藤人 …神事部東日本支社から沈のもとへ派遣された。1話では苗字不明。
【絵】
画力がものすごく高い。
子供だけど子供じゃないような、少年と青年の間を描くのが、ものすごく上手い。
座敷童のジンを見てて、「まだ現役でいける」でもなく「この年齢で座敷童はちょっと…」でもなく、確かにやや育った子供。
かわいい…。
藤人さんを見てて、いやぁ、ものすごくイケメンですね。
表紙含め3ページ目の2コマ目、確実に良いですね。髪と目と、一番は口が丁寧に描かれていて好みです。
5ページ目の1コマ目の描写も好きです。
まとめると藤人さんの描写で好きなのは
・3頁目2コマ目
・4頁目3コマ目
・5頁目1コマ目
・7頁目1コマ目
・17頁目4コマ目
・18頁目4コマ目→お召し物が丁寧に描かれている
・33頁目2コマ目→簡易的だが腹部の筋肉がしっかりわかりやすく描かれていて良かった
他の表情や描写も当然悪いことはないです。
ただ私の好みで列挙しました。
大人っぽさや腕の筋肉の描写も好きです。
ちなみにジンさんの描写で好きなのは
ページ数は表紙を含めて
・3頁目の3コマ目
・6頁目の3コマ目→かわいい
・7頁目の1コマ目
・7頁目の1コマ目→育ってるなぁと思わせるガタイの良さ、大人っぽさ
・その後の濡れ場いろいろ
もち肌のもちっとした感じが出ている描写が特に好きです。
童顔もち肌の座敷童。
【ストーリー】
藤人さんの苗字が微妙に隠されているのが気になる。知りたいなー。何藤人さんなのかな。
【世界観(+ちょっとあらすじ)】
座敷童に定年がある。
定年を過ぎても、その家に居たくて居座っている座敷童がいる。
この問題を解決し次の座敷童に引き継ぐために神(?)が派遣される。所属は、人事部ならぬ「『神事部』東日本支社」。
求人ならぬ求神を座敷童に渡す。
この「座敷童の定年」・「神事部」・「求神」という世界観が良いです❦