祝さんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
相変わらず良い
この作品の好きなところは、ちょうど良い魔導具師としての作品なところです
魔道具や錬金術、薬師を題材にした作品は多数ありますが
どれも魔法でポンと完成してしまいます
作者に製造業、手工業などの知識がないためにわからないところは魔法でポンなのです
逆に詳しく掘り下げすぎてもファンタジー作品と相性が悪くなり
やりすぎて話が難くなり破綻することもあります
この作品はまさにその塩梅がちょうど良い
簡単には作れず、試行錯誤して、またそこにいろんな人のドラマを盛り込む
この巻も作り手、使い手、そこに関連する様々な人のドラマが存在して
作り手としてのやりがいをちゃんと感じられる作品として成り立っています
素晴 -
購入済み
サイレントウィッチ前日譚もよき
なろうでロザリーヴェルデの考察として発表されていた作品を
主人公を結界の魔術師ルイスに変えたセルフリメイク作品ですね
中身は大幅に深掘り、書き下ろされているので、なろう版を読んでいても新鮮に楽しめました!
サイレントウィッチ本編のルイスという為人を掴むのに
このお話を知っているのと知らないのとでは受ける印象はだいぶ違うのではないでしょうか?
上下巻ということで今から下巻の発売が楽しみです!
なおanotherは番外編ですが、afterは4.5巻です
作者も書いてますが名付けがややこしいですね…
番外編のほかになろう連載中の外伝もありますし間違えないようご注意を -
購入済み
遂に終わってしまった
なろうに投稿されて早10年 ついに終わってしまいました…
最終巻はどんどん少なくなっていく残りページ数を見ながら
物語の終活をしているような気持ちで読みました
何度も繰り返し読んだ1巻からの物語を思い出しながら
ラストのシーンではフェルディナンドの気持ちもこれまで以上に共感でき
とても暖かい気持ちになりました(同時に愛の重さも笑)
物語を完結まで導いていただき作者様には感謝の気持ちでいっぱいです
とはいえ嬉しいお知らせも満載!
WITに制作会社を変えての第三部のアニメ化や
外伝でハンネローレ主人公とはいえほぼ続編と言える貴族院五年生の書籍化
今回省かれた他者視点での短編集などなど
まだまだ続 -
購入済み
あと1巻
今巻は他者視点の追加は前巻ほどありませんでしたが、web板ではわかりにくかった魔石関連の補足などより本編がわかりやすくなりましたね。
追加された視点ではエグランティーヌ様が印象的です。
本好きの下剋上では、書籍化で追加される他者視点は決して書籍化のおまけではなく、ちゃんと本編を補足する「意味あるもの」となっているのが毎回書籍版を購入する動機になっています。
特に本作はマインが特異なので、マイン視点で共感していたことがふと他者視点から見るとどうなるのか、というのを気付かされて面白いですね。
さて次は最終巻。
どこかでweb版執筆時はあまりの多忙さに最短プロットでラストを駆け抜けたとコメントさ -
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