今回は短編集...だと!?
今回は、ミョルマイル、ヴェルグリンデ、帝国のカリギュリオ、レイン、ベスターがそれぞれ話の語り手を務めていて、時系列的には、既刊で語られなかった部分(ヴェルグリンデの場合:マサユキを探し出すまでの旅の物語)などの後日談や相手サイドの視点、登場人物の裏設定などが中心であるため、基本的に16巻から先の話は一切出ません。今回はなんなら、作者のあと書きもなかったような.......
次回から最終章とはいえネット版と比べ書籍版は、他のラノベ作品よりも結構な改変がありボリュームも増えているため2〜3巻で終わりはしないとは思いますが、ここが筆者にとってのある意味最後の筆休めであり、読者にとってのラストスパートをかける前の最後のセーブポイントと言える巻だと感じました。
個人的な話、前巻がめちゃめちゃいい感じで終わったため話の続きが読みたかったですが、作者も前巻で「番外編やります!」って言っていたので、当然といえば当然ですが、ちょっと残念という気持ちも少しありましたw
ですが、私と同じ転スラワールドが好きな皆さんはこの番外編を純粋に楽しめると思いますよ。読んでない人へのネタバレが怖くてほとんどこの巻の話の内容の感想を話せませんでしたが、読み終わったあとの人がこの感想に納得や、共感、この巻を読もうとしている人、買おうか迷っている人達への参考などになれば幸いですw
約半年というスパンでの新刊発売なので長い時間、待つことにはなるとは思いますが、この作品が、無事円満に面白く終わるためにも気長に待たなければと思いました。このつたないクソ長文に付き合ってくれて共感してくれた皆さん、ありがとうございます。そして長いわ!ボケッ。と思った皆さん、ごめんなさいw