• 身代わりの侯爵夫人

    領地の人々が変わってゆく

    身代わりだけれど、そこは大したことではなくて、
    結婚してからのヒロインが自分のできることに取り組む姿がとてもいい。
    それに感化されてゆく領地の人たち。
    感謝の気持ちが溢れていて、じんわりきます。
    ヒーローは弱さをみせれるところに共感できました。
    末長くお幸せに、、という気持ちになりました。
    コミカルなところはあまりないかな。

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  • 伯爵の花嫁候補

    ヒーローの焦る姿に

    プリティウーマン的な要素がありつつも、ヒーローが気取りすぎず、
    美しくなってゆくヒロインに焦りを覚えてゆくところに、好感が持てます。
    ヒロインもコンプレックスを克服し、美しく芯のある姿も心地よく感じました。
    後悔したくない、というシーンがいいですね。
    3等身のコマがクスッとした笑いを誘って、かわいいです。
    ふたりのその後のくらしに幸せがあふれていました。

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  • 片恋にさよならを

    癒されました。

    お相手は堅物で小心者のヒーローで、ヒロインはしっかり者です。
    ふたりとも優しい人柄ですが、両片思いが長く続いているところに、
    小さな天使がやってきてハッピーエンドとなります。
    茫然自失のヒーローが微笑ましく、
    ヒロインへの「助けてー」という懇願の雰囲気がかわいいです。
    ベビーも、表情豊かでとってもキュートです。
    ベビーらしいおむつの感じとか、癒されました。
    チョコレートもひとつひとつ美味しそうでした。
    さちみりほ先生は、はしはしにコミカルなシーンでほっこりさせつつ、
    ふたりの気持ちを丁寧に描かれているので好きです。

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  • いつかかなう夢

    ヒロインを応援

    津谷さとみ先生のだいぶ前の作品ですが、生き生きとした表情が素敵だと思います。
    事故で足が不自由になったヒロインが、前向きになって自分を取り戻してゆくストーリー。
    ヒーローがヒロインの見た目ではなく、内面を見ているところが好印象だし、
    自分のちょっとした言動を反省しつつ、ヒロインに対して思いやりのある人柄も良いです。
    お互いの心の傷を知り、寄り添ってゆくのもいいですね。
    ヒロインがリハビリも頑張って、前向きな未来が垣間見れるラストです。
    ヒーローに出会う前のお話も付加されていて、
    ヒロインに頑張ってーと応援したくなりました。

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  • 涙色のほほえみ

    意思の疎通が下手なふたりの

    頑固で無愛想なヒーローに、はっきりと言えないヒロインが振り回されます。
    ぐっと堪えて辛抱強いヒロインの気持ちはわかるのですが、
    医師であるヒーローの気持ちがあまり伝わらず、、、。
    岸田黎子先生の描かれている絵が素晴らしいです。
    建物、インテリアなど細部までじっくりと見ると、
    それぞれの登場人物に合ったインテリアや小物のこだわりも感じました。
    ドレスなどのセンスもよいので、カラーだったらなーと思います。
    ヒーローの心の葛藤がわかるともっと楽しかったかも。

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