名称未設定さんのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
一度読んでみてはまります。
商業化される前からのファンでした。
簡単に説明すると、ごく普通の普通の男性がある日突然、実は古来からの契約により異世界の正妃になることが決まっていた。
異世界に行く日が大幅に遅れてしまったから身内に不幸が続いていた。
導かれるように異世界に行ってからは…紆余曲折あったけど王様から激しく愛され玉子もたくさん産んで幸せに生涯暮らしました…。
という昔話なので、レビューでは語りつくせない深い物語があります。
この主人公以外にも歴代の王様とリューセーの話もあるのでそちらもお勧めです。
脇役のキャラたちもとても魅力的な人ばかりです。
まだオメガバースの概念が日本に入る前から男性同士だけ -
ネタバレ
一番好きな話です。
この話は、主人公よりもローレンの後任チャンドラ・シン博士の過去話でもありますね。
シン博士とマッカリ博士の過去は本当に泣けてきます。
しかし、マッカリ博士が亡くなる原因のインド政府に対するサイバーテロはシン博士が言う様に本当にローレンの仕業だったのでしょうか。
シン博士は「数年前」と話していますが…時系列的にはローレンがバチカンにいたころなのかローマ警察の特殊房にいたころなのか…。
どちらにせよ、ローレンは自分がすることに対して「名前入りの予告」なんてしない人ですよね。
名前を出して堂々とこれからやることを宣言するのは注目してほしい人だけがすることだと思います。
私の推測だけど -
ネタバレ
シンフォニアは…
アニメ化されたのでシリーズを集めて読んでいます。
シンフォニアは、おそらく近い将来アニメ化されるでしょうね。
アニメ四話のラストで良太が持っていた金の栞が挟まった黒い薄い冊子の謎が読みたい人は、この本を買うべきです。
公式ホームページでも良太は金の栞をもっているのは、このシンフォニアからきているのでしょうね。
独房の探偵大好きです。
フィオナとアメデオとローレンの三人組での事件解決。
フィオナは本当にローレンを神様のように慕っていますね。
ローレンはフィオナの精神科医としての腕を認めているけど…逆にいえば、フィオナは精神科医的にローレンをどのように見ているのだろう…と気に -
ネタバレ
誰か作者さまに…
薔薇は種では育たないことを知らせてほしい!
趣味で園芸もやっていますが…薔薇は日本では業者は接ぎ木の上挿し木で増やします。
趣味家でも挿し木で増やします。
そりゃ、別の地域にもっていっても育たないだろう。
接ぎ木なら育つだろうに…。というのが一番の気になった点。
あとは、平賀の「人を動かすためには…」を実践しているのがとても楽しかった回です。
ロベルトも事件のためとはいえ、貴重な稀覯本をポケットマネーで…。
二人の給料っていくらなんだろう…。
神父が高給取りとも思えませんが…結構お金使っていますよね。
平賀にいたっては…どこかで500ユーロのへんな人形をためらいな -
ネタバレ 購入済み
面白いですね
最近アニメが始まったので原作を集めて読んでいます。
独房の探偵シリーズが好きなのでローレン周辺を繰り返し読んでいます。
読めば読む程ローレンの天才に舌を巻きます。
数々の特許を持つ富豪が研究費が足りなかったという理由でウイルス兵器を第三国に売り渡すというのは刑務所に入るための方便なんですよね。
改めて読み返していると、ローレンの左足の毒針入りの足かせ。
それを取り付けた専門家以外決して外せないとあります。
しかし、実はその専門家はローレンの息のかかった会社の人間であって、実は誰も知らないけど、足枷の仕組み自体はローレンが過去に発明していたものだった…というオチなんじゃないか -
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主人公はフィオナとアメデオ
この二人が主人公ですよね。
短編集の登場人物でしかなかった独房の探偵のフィオナとアメデオの二人がついに本編に合流して、これからの物語に期待が膨らみます。
でも、脱獄したローレン(フィオナ曰く「必要があったから脱獄した」)の動向はよくわからないので星四つ。
最初は何時ものように物語が進んでいき、途中、フィオナとアメデオの事件に話が切り替わり、ロベルトや平賀がいないので、いつもの二人の知識披露という名のうんちくは消失。
そのせいか読みやすく大好きなローレンにかかわりのある二人の話が面白くて読み進むうちに三分の二までページが進み…、ふと気が付くと「あれ、いつまでも平賀達出てこないなーっ」