• 最果てのソルテ 1巻

    良質なファンタジーの予感

    あまりにもファンタジー好きにはたまらない設定ばかりで、巧妙にマーケティングされた詰め合わせ作品か?と勘ぐってしまうところもある。

    ただし、この作者の他の作品を読んでいる読者ならば、伏線を行き当たりばったり的に撒き散らしているのではない、と言うことはキャラクターの表情、コマの構図やセリフの行間からバシバシ伝わってくるに違いない。

    作者への信頼感がある人にはマストと言える。

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  • 呪術廻戦 14

    確かに面白いが…

    先を予想することは不可能だし、Mackeyを多用した戦闘の絵のダイナミックさ、キャラクターも魅力的に狂っていて、これが人気になるのも分かる。

    欠点をあげるとすれば、最近のジョジョリオン並みに今何が起きているか?、どうして戦闘でこちらが勝ったのか?、ルールが読者に分かりづらい。これが推理モノだったらアンフェアといわれそうなものだが…今のところそれ以上に『渋谷事変』のストーリーの転がし方がうまくいっていて、先が非常に気になる。

    いかにもなトリッキーな台詞の五条人気に頼らずに、
    幽々白書スケールまでいくのを期待している。

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