公園で倒れている十嘉（トウカ）を助ける五十鈴（イスズ）。
十嘉は異質の才能を持つバイオリニスト。五十鈴は重度の難聴を患っており、ほとんど耳は聞こえていません。
ひょんな事から出会った正反対なふたりが、お互いを知って徐々に心を通わせてゆく物語。
光と影の演出がとても印象的な本作、作者の麻生先生の仰っているように、ゆっくり優しく進む、柔らかい雰囲気がとても素敵です。おしゃれだなぁ。
バイオリンの演奏が独りよがりと批判されることに悩む十嘉。彼は耳の聞こえない五十鈴を通して、今までとは違うアプローチで音の姿をとらえようとしていきます。
自分にはない視点を持つ五十鈴の存在は十嘉の中で少しずつ大きくなってゆき、やがて恋へと発展していくのですが、このタイミングがふたり一緒ではないのも当然で…。
一歩間違えれば恋人としてはおろか、友人同士ですらいられなくなってしまうのではないかと感じさせる繊細さ！見守ってあげたくなるふたりの関係がもどかしくもたまりません。
出会いこそ偶然だったふたりが、互いにかけがえのない存在になっていく様子が尊い。
ふたりのこれからが楽しみです。
みなさんも是非一緒に彼らを見守りませんか。
感情タグBEST3
丁寧な描写に心が熱くなる
作家さんが「ゆっくりと優しい」物語を、と表明しているように、表情の目、口元、頬の様子といった繊細な部分名で丁寧に描かれています。
その一つ一つが堪らなく愛おしくなるような作品です。
麻生さんの作品は多々拝読してきましたが、この作品ほど痛みが少なくも切なさが強い物語は初めてです。
続きがと～っても気になりますが、ゆっくり何度も読み返しながら待ちます。
読む前から絶対面白いという確信を持ってました！笑
麻生先生のリバースという作品がすごく好きでそこから他の作品も読むようになりました^ ^
耳が聴こえないからこそ表情の描写がとても素敵でした。これからの２人もゆっくりと見守りたいです💓
匿名
言葉の重さ
「ありがとう」と「ごめんなさい」の形は似ている意味は反対のことなのにそれをいつも不思議に思う。
耳が聞こえないから最後の別れの挨拶を顔を見てできたと彼女に優しく語る五十鈴歩（いすず）。
そんな彼はランニング中に倒れていた男性（壬生十嘉）をひろいました。男性の持っていたバイオリンに強く惹かれた五十鈴。聞こえない世界への憧れが強く動物のように好きなことをする彼に憧れます。
「耳が聞こえる人はどうやって人を探すのだろう」
物語の節々に世界の隔たりを感じ切なくなりました。
「僕にとって音とは架空の動物です。…答え合わせはできません。だってそんな動物が存在しないから。」
というLINEのやりとりは説明が上手く心に刺さりました。少しでも答え合わせがしたくて文字で、手話で、会話をする。でも、答え合わせをする以上人は2人以上必要。知りたい、会話をしようという人の意思が関わっている。だから互いに寄り添うことが大切だと思いました。
言葉の重さ、種類を教えてくれるそんな素敵な作品でした。格段に距離が近くなった2人はどんなハッピーエンドを迎えてくれるのか、とても楽しみです！
ゆるやかです。
読んでいて、揺蕩う、という言葉が浮かびました。
耳が聞こえない五十鈴とシンクロするからなのか、五十鈴を見つめるトウカとシンクロするからなのか、とても静かな物語です。
そのかわり空気を感じる。相手に伝える言葉が、ただ流れずに、確実に一言ずつ体に届いていく。
初めて読んだ作家さんでしたが、他の作品も読みたくなりました。
続きも早く読みたいです。
癒される、の一言につきる。
音のない世界を想像して読みました。次はバイオリンの曲を聴きながら読みました。ずっと静かにバイオリンの音が流れている様なお話です。麻生先生の作品は、誰かが必ず心に突き刺さる言葉を発します。今回もたくさんありました。何度も何度も読み返しています。
感謝カンゲキ雨嵐
空気感とか距離感とかその場にいないのにその場の壁になったような気分で読めて一瞬壁だったっけ私って感じるくらいには没入しました。
あまりにも尊すぎて口元が終始ゆるっゆるで休憩入れないと読めなかったです。一旦深呼吸をして引き締めて読まないと多分キュン死しますね、そこだけご注意を！
とにかく、距離感とかお互いの気持ちの流れ、スピード感が私的にはとても心地よく一生続いてほしいと思いました。ありがとうございます。この時代に生まれて良かったです。
いつも
ぎゅーって気持ち捕まれる。
どことなく儚くて自己犠牲があって情が深いキャラが この先生は本当うまくて
悲しくもなったり。
でも大好き。
とうかが 割かし ぶっきらぼうで優しくてよかった。正直で嘘がない。
五十鈴には無くてはならない人に間違いなくなる
静かに始まった二人のこれから見たい！いい作品！
聞こえない恐怖を文字化するのがとても上手くて、あと相まって心臓がギュッとなります。正反対のものが似るという冒頭の言葉そのままな2人のその先の関係がもっと読みたくなります。
作者買いです。
麻生先生のストーリーらしい
心が震えるような人との出会い
重度難聴の個人投資家×孤島の音大生
二人がこれからどう交わるのか愉しみ
匿名
優しい
終始優しいお話です！こう言うお話が大好きなので
何度も読み返してます。どんな形でもいいので2人が
ずっと幸せになれる結末を期待してます。たくさんの人に読んで欲しい！めちゃくちゃ良かった！
もっとバイオリンの世界が強いのかなと思っていましたが、それ自体は些細なスパイスで、まるで一本の映画を観ているようでした。1巻が発売されてから現在2年半…。2巻が待ち遠しいです。
匿名
展開が楽しみ
ゆっくり進むけど全く退屈しないです！表情の１つ１つが繊細で、心の変化もわかりやすく、引き込まれるイラストです。次巻もすごく楽しみです。
世界観が素敵すぎる！
一人で生きるのも並大抵ではないはずなのに五十鈴の真の強さにグッとくるものがありました。表情が豊かで笑顔が素敵すぎてたまりませんでした！
戸惑いながら遠回りしながら 引き寄せ合うみたいに幸せを掴んだ二人の未来がずっと続きますように‥。
匿名
感動した…
こんなに綺麗な話になっていたとは…読んでてめっちゃ心揺さぶられる感じ？？なんかとにかく、全部が凄く綺麗だなと思った…
匿名
内容が
すっごく読み応えありでとっても良かったです！
内容のしっかりとした読み応えがあってキュンとするBLが読みたい人は一度手に取っていただきたいです！
匿名
めちゃめちゃ良い作品。
本当に皆に読んでもらいたい。
自分では分からない耳が聞こえない描写だったり、2人の心理描写が丁寧に描かれていてストーリーに入りやすいし読みやすい。
終わり方が中途半端なような気がしたので、続編が出ることを強く願います・・・！
素敵な作品
大好きな作家様です。
難しいテーマだと思うのですが、
どのセリフも表現が丁寧で引き込まれます。
お互いに影響を与え合う2人が
今後更にどのように関係性が進むのか楽しみ。
すごく優しい物語
すごく優しい物語です。
聴こえないハンデ、音楽が、バイオリンが好きな事を認めて向き合うこと
それぞれの背景があってお互いの関わりの中で感じられることや気付かされることに揺さぶられていく過程に優しい気持ちになりました。２巻が待ち遠しいです。
素晴らしい
先生の作品のファンで絵も雰囲気も内容も綺麗でとってもキャラクターの心情を上手く表現されてて、ほんと何度読み返しても飽きない。素晴らしい作品を生み出してくれる先生に感謝。次作も楽しみにしてます。
なんていうか…口元を見たり、携帯見せたりとかするからなんだろうけど、いちいち顔の距離とか近くてドキドキした！！
トウカは、変な気遣いとかしないけど凄く五十鈴の事をよく見ていて理解してくれてるし、五十鈴も自分では気づいていないだろうけど、トウカにすごく良い影響を与えていて…お互いの世界にキラキラが増えていく様な凄く素敵な関係性。
続きが楽しみすぎる！！
麻生ミツ晃先生、やっぱり大好きだ！！
音を知らないからこその理解
音を知らない男性とバイオリン演奏者の物語ですが、音を知らないからこそ、相手の本質が見えていたり（➰〰➰）ﾉだからこそ気持ちを伝えられたりと、心が温まるストーリーでした
いやはや、すごくいい！
評価が高いので、いい作品なんだろうなと思っていましたが、想像を裏切らない良さでした。
柔らかく丁寧なストーリー展開にうっとりしました。麻生先生の作品の中でも一番好きな作品になりそう。
早く続きが読みたいな。
絵が一生懸命でむむと思ったのですが手抜きがないということで、急にアニメキャラみたいになったりしないのでああいうのが苦手な自分には読みやすかったです。二人の気持ちの動きが丁寧に描かれていました。続きがあるとは思わなかったのでもちろんハッピーエンドを期待しています。
大好きです
本当に本当に素敵な作品です。
あたたかくてキレイで、少し切ない。
怒涛の展開や激しい波はないけれど、2人の距離が縮まっていく様子や、心の揺れや感情が、繊細に丁寧に描かれていてグッと惹き込まれます。
何度読み返しても飽きません。
早く続きが読みたいです。
じわ～っと感動
レビューもよく、ランキング上位だったので購入しました。
ゆっくりと２人の時間が流れていくお話です。最初はさらっと読み、あまり感情移入できなかったですが、2回目じっくり本の世界の入り読んだら胸にぐっとくるのもがあり感動しました。二人の静かな世界観が素敵です。
続きが早く読みたいです。
☆30以上！
どんなに言葉を尽くしても、この作品の素晴らしさを語り尽くせない。
ただ、表紙や解説文、試し読みで心の琴線に触れた方は、是非とも読んでみてほしいです。切実に…。
尊いとは…
バイオリニストと難聴の人の恋。想像していたよりも尊いてすね。胸が締め付けられます…子供の頃から親に一人で生きていけるよう強くなれと言われ続けていたせいで寂しかったり辛かったりしても甘える事が出来ない…と言うより甘え方がわからないんてしょうね。一言も見逃さないよう真剣に口元を見たり、両手で顔を押さえて覗き込む五十鈴さんが堪りません！口元のホクロも色っぽくて素敵♡１０歳の年の差はあるけど、五十鈴さんは可愛いらしいし、十嘉くんは全てを包み込んでくれそう♫早く続きが読みたいです！！
動画でも見たい。。テレビドラマになったら、話題になるだろうなぁ。。
じんわりと、胸を打たれる、柔らかくノックされる、さすられる、とても響くストーリーです。
儚げな絵が、物語と合っていて、とても大事な作品です。
人は、いろいろなことを抱えて生きていると、噛みしめました。
本当に、先生の作品が好きです。
ぜひ読んでもらいたい作品です
私が今まで読んできた中でいちばん大好きな作品です。
凄く繊細にストーリーが進んでいき、癒されます。
今後の展開がすごく楽しみです。
ストーリーが最高…！！
あまり得意ではない絵柄だったのですが、試し読みとレビューの高さに惹かれて購入！
本当に買って良かった！！！
惹きつけられる音のない世界と音楽の世界。
2人の独特な世界と流れる時間。
この本でしか味わえない感覚を味わうことのできる、素晴らしい作品でした。続巻期待です！
Posted by ブクログ
すごく引き込まれました…！さすがです。
10歳上の難聴の受けと、バイオリンスランプ中の音大生攻め。惹かれ合うけど、簡単にはいかないですよね。。でもそこがこれからどうなっていくか楽しみだ。
お付き合いもまだの状態だけど、いちいち顎に手をかけるとか仕草でじゅうぶん色っぽい雰囲気。
あまり絵が私好みではないのですが作品の評価が凄く高いので 気になって試し読み。
ほんの少しの試し読みだけでお話に引き込まれ
続きが読みたくなり即購入！期待通りの内容で大満足の一冊です。
続きがあるのかな？早く読みたいです。
穏やかな気持ちになれる
凄くおっとり、ゆったりと優しい時間と気持ちになれます。
素敵な本です。どんな人にもおすすめしたくなります。一度読んで欲しいと思います。
凄く続きを読みたくなります。
好きすぎる
麻生先生の作品が大好きなんですが、今回も本当に素敵なストーリー。
絵とストーリーが溶け合って、唯一無二の世界観だと思います。
2人がこれからどうなっていくのか、こちらも優しい気持ちで待てる素晴らしい作品です！
音のない世界とある世界
最初は作者さんのTwitterから試し読みして興味を持ちましたが、最終的には皆さんのレビュー見て買うことを決めました！
買った事に後悔はない！や、続きが気になる！
のコメントは絶対に自分が興味のある漫画や好きな絵の感じや雰囲気であれば買うべきだと思ったので買いました！
買って正解！雰囲気は本当に優しくて包まれてる感じです。内容もお互いが違う視点と考えをもっているけど、一緒に過ごして(同棲×)少しずつお互いに影響されながら変わっていく姿が良かったです。
五十鈴さんは結構頑固かもしれないけど、そこがまた良くて玄関通いは新鮮でした！
早く続きが読みたいです！！
作者様のツイッターで知り、購入しました。
正直めちゃくちゃ良かった！ろう者の恋愛系は他にも読んだことありますが、こちらの作品はひとつひとつを深く丁寧に掘り下げている作品でした。
中盤の「聞こえないってとんな感じ？」っていうやり取りが凄く印象的。五十鈴の返答には私自身も考えさせられました。
2巻がとても楽しみです。
重度の難聴と音大生という、対極な存在であろう2人が出会い、心を通わせていくやり取りがとても良いです。相手に伝えたい、相手をわかりたいという気持ちが溢れています。
続きがあるということで、とても楽しみです！
こういうお話大好きです。
あたたかくて、やさしくて、素敵なお話です。
丁寧に描かれているのがとても好きです。
ストーリー重視の方には読んで欲しいです。
BL初心者さんにも是非。
続きが気になります。大好きになりました。
ありがとうございます。
麻生ミツ晃先生の本は初めて読みました。
試し読みを読んで、ストーリーが良いなあと思い、今回購入させていただきました。
私の選択は間違えてなかった。大正解でした。
買って、読んで、良かったと心から思います。
リバースも読んでみようと思います。
思わず
泣いてしまいました。
続きが早く見たいけれど、あまりに切なくて温かくて、次の巻を捲るのが少し怖いくらい幸せになってほしい気持ちになりました。
ゆっくり、じっくり仲を深めていくのが読んでいて嬉しくなりました。
大人の関係な展開は無いけれど、お互いを大切に思っている事が伝わってきます。
その後の2人が気になるので続きが読みたい！
良き
何だか、すっごくキレイな世界。
しっかりしてる五十鈴と不器用だけど、五十鈴としっかり向き合うとうか。
どんな風に話が進んでいくのか、気になる。続きが楽しみ。
心温まる
2人とも互いを思い合っているのが良く分かる。
お互いに努力家だからこそ、世代や目指すものが異なっていても惹かれ合っているのかと思いました。
2人のこの先を早く読みたいです。
世界でいちばん遠い恋
良かったです。初めて読んだ時に『ン…。』とても気になる内容だと思いました。しっかりと読んでいるつもりなのですが、2回、3回と読んで気が付く事もあります。読めば読むほどにウルウルしてしまいます。勉強になります。
「ごめんなさい。」は、声をあまり出せない時に手話とは知らずに同じ手付きをしていました。手話についてもっと知りたいと思いました。
あと、よく思う事があるのですが、すぐに、自分の事を「大変‼️大変‼️」と、言って“悲劇の主人公”になってしまう人がいます。でも、それは自分よりも大変(劣悪)だけれど、自分よりも頑張っている人がこの世の中には沢山いる事を知らないだけ‼️と、思ってしまいます。
キレイな五十鈴君のこれからが楽しみです。
障害者を身内に持つ者より
