感情タグBEST3
Posted by ブクログ
気兼ねなく、旅行ができなくなってから、どれだけの月日が流れただろう。ほんのたまに行く旅行でさえ、近場であっても感じてしまう後ろめたさ。
現実に旅行ができなくても、家の中での読書なら、マスクを外してできるという気持ちで読みはじめましたが、とんでもない異世界が待ち受けていました。
個人的なオススメは、『ちょっとした奇跡』と『シャカシャカ』。(星新一の影響か、SFものの短編に、ついハマってしまいます。)
特に、『シャカシャカ』は、最初、意味がわからないのだけれども、なるほどこの世界はそういう仕組みなのか、と納得して、そしてまた置いてけぼりにされるという、読後感が不思議な話でした。
登場人物の言葉に救われたり、感動したり、突き動かされる本も好きなんですが、読んだあとに、心残りがある本もそれはそれで好きだったり。
短編集のいいところは、これが残念なところでもあるけれど、すぐに物語が完結するところだと思います。
休みの日に1人、部屋にこもってこの本を広げれば、むしろ解放的な気分になれること間違いなし。
Posted by ブクログ
SF色強めな内容も
とても好みでした
一応テーマは旅だと思います
コロナ禍だからこそ
想像の翼を広げて旅するって感じかな
一番好みだったのは
小川 哲 「ちょっとした奇跡」ですね
でも実はこれが一番の
悲劇の作品かも知れません