【感想・ネタバレ】進撃の巨人 超合本版(7)のレビュー

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今一度読み返すべき作品

連載時もちょこちょこ読んでいたし、各種検証サイトもかなり見ていた。
細かいところはともかく、自分なりに「進撃の巨人」をある程度読んでいた気になっていたが、今回この超合本版が出たのを機にまた全て読み返してみた。

読んでビックリ。
素晴らしい。

一気に読むと、月1回の連載ではわからなかった線が繋がり、その細かな伏線が非常によくわかる。
エレンのやろうとしていたこともまたよくわかる。
各種検証サイトに書かれている事もよくわかり、かつそれに従うだけではない、自分なりの考えもきちんと出てくる。

これ、私のように「進撃の巨人」を深く読み込まずして分かった気になっていた人は、ぜひもう一度初めから読み直すことをお勧めします。
単行本を全巻持っていない人、数年かけて読んだだけで一気に読んだことのない人は、すぐに読み返すべき。

これだけの長編で、物語が破綻せず終わった作品は稀有な存在ではないだろうか?
改めて、「すごい作品」だと思う。

ただいくつか、残念な点が。
最後まで読んでも、女型の巨人や獣の巨人が「人の命をもて遊んでいた描写」には納得がいかない。
ここに関しては、後で躊躇があったと認識できる伏線を入れていて欲しかった。

それと、巨人のサイズ感が場面ごとに異なっていたのも気になった。
超大型巨人など、アルミンが港を攻撃する際や最後の戦いの時などは優に150mを超えるサイズになっていたように見える。
進撃の巨人にしても、106話では優に50m以上はありそうな船を持ち上げており、どう考えても15mのサイズ感ではない。
このあたりの描写はもう少しリアルにして欲しかった。

#切ない #深い #ダーク

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2022年06月07日

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