【感想・ネタバレ】恋をしていたころのレビュー

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ネタバレ 購入済み

間違いない

安西先生は、ご自分の作品が地味だと気にされてる内容をあとがきに書かれていましたが、地味だということは言い換えれば日常だし、読者にとっても共感して読めるといことだから、地味で大変結構だと思います。(笑)心が疲れた時に、キチンとキュンとして、暖かい気持ちになれる安西先生の作品は、私の本棚にはなくてはならない物となっています。

「帰る家」では、一葉が優に食ってかかる姿は考え方や視点がちょっと女性っぽい気がしたけど、二人が過去とは違う関係になった事がよくわかるシーンとして印象的でした。そして、一葉が少しずつ智之と優の関係に違和感を感じていく様子が、絶妙なやりとりの中で表現されてるのがすごくいいと思いました。一葉や智之の家族や知人との今後も気になるので、この二人の続編があったらいいなと思います。

#胸キュン #ハッピー #癒やされる

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2024年01月18日

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なんだか穏やかな映画を見てる気

穏やかなでも繊細な映画を見てる気分になりました。良かった…読後感が幸せです。個人的に犬が好きなので、かわいい日本犬系のワンコが出てくるだけで星四つぐらいの価値があるのですが。このお話では効果的に使われていて良い材料です!

1
2021年10月24日

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面白かった。ストーリーに大きな山場は無く、わりと早く復縁した印象。地に足ついたと言うか、日常を丁寧に書かれていてなかなか良かったです。

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2023年06月23日

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大好きな作家さんです!

登場人物がみんな優しくて、安心して読めます。あとがきで、地味なお話と書かれてありましたが、何気ない日常を書くことは案外難しいものです。事件らしい事件は起きず、淡々と日常が過ぎるけど、少しずつお互いの関係が深まっていく様子を丁寧に読ませてくれました。

0
2022年10月30日

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過去と現在の差が良かったです

過去と現在で一葉の思う仁科の見え方が異なる点が良かったです。
恋に盲目であった時も幸せだったかもしれませんが、距離を置いて関係をリセットしたからこそ、それまで見えなかった部分が見えて、本当の意味で理解し合えたところが良かったです。その辺りの過程が丁寧に描かれていたので読み応えがありました。

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2022年02月27日

ネタバレ 購入済み

面白かった!

丁寧なストーリーで、あっという間に読み終わりました。
登場人物の行動や気持ちの揺れ動きも自然だし、何より犬の「はちみつ」がかわいい!私の脳内で、可愛く動いていました。

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2022年01月17日

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離れて、初めて気付く。

今まで読んだいろいろな作品の中で、一番心を鷲掴みされた。切な過ぎるわかれかたと、
再会してからの心の揺らぎが、堪らなくて、最後は幸せな場面で完結して良かった。
時間も忘れて読んだなんて久しぶりです。
家を建てるところからの番外編を読みたい。

#切ない #感動する

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2021年12月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

元恋人、仁科から突然の連絡がきた一葉は、一時的な記憶喪失になった仁科に再会し、何故自分だけを思い出せないのかという疑問から、若い頃に気づけなかった仁科の想いを知る。
安西リカ 先生ならではの時間経過の表現や互いの成長による理解度などの盛り込みが良かったです。

若さ故の自信のなさや、持っている性質や背景の違いによるすれ違いが、社会での自立により広い視野をで相手をみることが出来るようになった二人が、離れた月日が流れても恋い焦がれていた純愛が素敵でした。

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2021年10月25日

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再会もの×記憶喪失

記憶を失った仁科からわかりやすくアプローチされるも、同じことは繰り返さないと隣人でい続ける一葉。

その葛藤部分が好きでした。
ただ一葉が意外に思いきりがいいので、好きと認めたら別人のようになって驚きました。
そこからはラブラブです。

感覚的に葛藤とラブラブが半分ずつくらいでしたかね?
葛藤部分をもう少し読みたかったですが、ラブラブになったら二人が良い関係を築いていたので、それはそれでよかったです。

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2021年07月16日

ネタバレ 購入済み

地味だけど面白い!

建築士同士の復活愛

大学院で出会い、攻めの猛プッシュで絆され付き合い始めた2人。才能の格差に自信をなくした受けは地元での就職を選び、別れを切り出した。
そして7年後にやってきたのは記憶喪失の攻め。再び一目惚れされ、猛プッシュされるも必死で踏みとどまる受けでしたが…。

作者の言う通り、こうやってあらすじを書いてみるとほんと地味。別れた2人がまた好きあった、ということしかないわけですが、それを面白く読ませちゃうのが才能だなあと思いました。心の動きが非常に面白かった。

作中気になった点が2つ、後半の攻め視点で攻めが送ったリングを首に下げるためのチェーンを受けがプレゼントします。その時攻めがびっくりして、以前付き合っていた頃あいつはこういうことをしたことが無かったって言うんです。これ読んでヒュッてなりました。気持ちの格差のなんと残酷なことか。愛される方はそれが当然になってしまい、結果別れようとした時も引き止められるもんだと当然予想する。しかし攻めは豊前としてあっさり了承。これ、泣き喚いて引き留めていたらきっとそこで完全終了だったんじゃないかなと。だからこそ受けは引きずり、誰とも付き合えなかったんじゃないかなあ。
ほんのちょっとのエピソードだけど、色んなことを想像させられました。

あと最後の従兄弟の優さん。彼は何がしたかったのか…。現在やっかんで意地悪するのはわかるけど、小さい頃は僕の方がまだマシなんだとマウント取りたがった感じなのかな?本人の口から理由を説明してないからちょっともやっとしました。

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2021年07月07日

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じーんとします

若さからの意地の張り合い。本当はお互いまだ大好きだったのに…。
記憶喪失からリスタートする大人になった二人にはいつまでも温かく深い情熱と尊敬を持ち続けて欲しいと思いました。
素直になれない二人には、きっとこんなきっかけが必要だったのでしょうね。読後さわやかです。

#ハッピー #胸キュン #泣ける

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2021年06月30日

Posted by ブクログ

一葉は才能がある仁科の側にいるのが辛くなり、仁科は別れをあっさり了承。数年後、仁科からメールを貰い…。記憶を失くしても一葉に惹かれる仁科。惹かれまいと思いながらも惹かれてしまう一葉。攻めの溺愛が素敵✨作品の帯が、良い

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2021年04月15日

μ

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映画

空気感がフランス映画のようでした。

ただ、思いの外仁科が辛い?生い立ちで
こんな仁科が出来上がったのごすごいなと思う。
よいこに育ちました。

一葉がはっきり強い子で良かった。

#胸キュン #ほのぼの #切ない

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2023年11月06日

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若さゆえのすれ違い

じんわりするいい話でした!
若さゆえにプライドが邪魔したり、寛容になれなかったり…
このタイミングではなかったのかな〜という思いもあるけど、やっぱり過去の失敗がなければここまで深く分かり合えなかったんだろうな
ただ、ひとつスッキリしないのが、優の存在
何で仁科に嫌がらせをするのか、何に嫉妬してるのか事情がさっぱりわからん
ちょこちょこと本文で触れられてるし、何かのキーマンかと思ったらただのかませ犬?
まあ進展には役に立っただろうけど、ちょっと扱いが雑すぎ

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2022年09月30日

ネタバレ 購入済み

内容は良かった

記憶喪失ってだけにしておけばよかったのにってくだらない事が気になって仕方なかった。高次機能障害って複雑で記憶喪失だけでも出てたなら後遺症あるだろうなとか色々考えちゃった。

内容は普通に面白かった。一つの面から見るだけじゃ見切れないなってって思った。

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2022年03月09日

Posted by ブクログ

元恋人仁科との7年ぶりの再会。仁科は事故が原因で一部の記憶を失っており、一葉が自分にとってどういう存在なのか確認するために会いにきた。
安西さんらしい過不足ないお話。よくある記憶喪失ネタを、大人同士のしっとりとした再会愛にさせるのはさすが。
記憶がない仁科が、また一葉に恋し求めるのが自然でまた良し。難を言うなら、一葉が自分から仁科を振ったにも関わらず、仁科があっさり受け入れたと最後の方まで根に持っているところ。
その辺がなければまた印象が違ってたんだけど。でもそうならなければ話にならないので、仕方ないか。

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2021年11月03日

Posted by ブクログ

大人同士の切ない再会愛。
大学院で恋人だった仁科と7年経って再会したけど、当の彼は交通事故で一葉のことだけが思い出せない記憶喪失になっていて…というお話でした。
記憶喪失はBLではありがちなネタだけど、思った以上にリアル感いっぱいに仕上がっていて、とても感情移入してしまいました。派手さはないけれど心に沁みる話で、特に一葉の揺れる気持ちが手に取るように伝わってきて、切なさ倍増でした!

仁科のことが好きだったのに、建築家という同じ道を志している一葉にとってあまりにも彼が才能豊かで、恋人であることが苦痛になってしまったというのが、7年前の別れの理由。愛とプライドは本当に紙一重。
一葉はノンケなのに自分の方が精神的にも肉体的にも仁科を好きになりすぎていて、対等な関係性を築けなくなった不安から別れを切り出し、しかもその時仁科は引きとめもしてくれなかったことでさらに一葉の自尊心は傷つけられ…
一葉視点で語られる過去の仁科は自分のことを語らない冷たい男というイメージだったのですが、再開してようやく、実は語ることがないさびしい家庭環境だったことやそのせいで愛に対して猜疑心があったり甘え方が下手だったりという真実がだんだん見えてきて、一葉とともに仁科の本当の姿を知ることができ、胸が熱くなりました。

誤解したままじゃなく、またやり直すことができてよかったとしみじみ。
もう一度歩み寄れたのは、互いに別れたことを後悔していたからだろうし、本当に相手を好きだったのだと7年たってやっと自覚できたからなのでしょうね。
もらった指輪を捨てていなかったところに一葉の未練がすごく感じられて、かわいくてきゅんとしました。

はちみつがさりげなく二人の仲を取り持つ重要な役割を果たしていて、癒されました。
書き下ろし「帰る家」は、再び恋人同士になったラブラブな二人の姿を仁科視点で確認することができました!
昼も夜も赤面するくらい仁科が甘々なんですが…笑
邪魔が入っても、まったく問題ナシです。
さらに掌編まで収録されていて、大満足でした!

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2021年04月13日

RN

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 元サヤ物語。人でも物でも気に入ったら執着マシマシの攻めさんと劣等感と恋心でぐちゃぐちゃになる受けさん。
 今作は「はちみつ」が良い仕事をしてくれました。

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2024年03月02日

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