【感想・ネタバレ】キャプテン2 3のレビュー

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派閥?デモクラシー?

本巻から、キャプテン編とプレーボール編が合流して、高校野球一本に。
歴代キャプテンが同じ野球部に集まった、なかなか夢のような顔ぶれですね。
本編を読んで、感想は2点
・派閥?
・デモクラシー?
以上について感想があります。

・派閥?
新チームになり、丸井派と半田派の2つの派閥ができたようです。
井派は、とにかくスポ根!
強くなるには厳しい練習あるのみ!
半田派は、効率重視。

前回も派閥に関しては少し触れていました。
その時は、副キャプテンの半田は、丸井反対派と同調して丸井の意向に反するようなことをやっているのか?と、思いましたが、そうではなかったようです。しっかりと丸井の意向を伝えて、反対派を抑えていました。

と、派閥でチームがまとまりきれていないみたいですが、派閥があろうとなかろうとチーム運営には関係の無い話。
墨谷の目標は、甲子園!
そこに向かってチームを作り、練習あるのみ!
半田は、谷口監督にチームをまとめてもらいたいみたいですが、チームをまとめるのはキャプテン、副キャプテンをはじめ、選手達がやること。

・デモクラシー?
丸井キャプテンになって、この「デモクラシー」がひとつのテーマになっているように思います。
丸井も過去の失敗があり、一人でチームを引っ張るよりも、みんなの意見を聞いて判断する方向でいきたいようです。
チームをまとめるにあたって、相談して、意見を出し合って、同じ方向を向いていくことは大事ですね。
チームの方向性は、監督にも関わることだから、選手の考えを監督に伝えて、方向性を話し合うことも必要なこと。
その上で、監督が示した方向にチーム全体が同じ方向を向いて、目標に向かって進んでいく。

以上、本編を読む中で2点を考えました。
チームや組織を動かす時に、皆が同じ方向を向かないとうまくいきません。
皆が同じ方向を向く為には、やはり話をすること。
コミュニケーションが大切です。

以上

キャプテンのスポ根要素だけでなく、科学的な要素(体を大きくする練習メニュー)が入ってきたことは大きな変化です。
今後の墨高に期待です!

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2021年10月21日

Posted by ブクログ

ちばあきおの名作野球漫画の続編である、「キャプテン2」「プレイボール2」は「キャプテン2」の方に統合されたが、本巻は、統合されたストーリーの最初の単行本にあたる。
墨谷二中の4代のキャプテンが墨谷高校に集結する。谷口は監督、その後のキャプテンの丸井、イガラシ、近藤が各学年で頑張っている。
「プレイボール」は、1978年まで、少年ジャンプに連載されていた漫画であり、本書は、その続編なので、漫画の舞台は、1970年代後半ということになる。ちなみに、1978年の夏の甲子園の優勝校はPL学園。1979年の優勝校は箕島高校。懐かしい。確か、金属バットが解禁されてまもない時期だった気がする。また、筋トレが高校野球にも取り入られ始めた時期でもあった。それらは、この漫画にも反映されていて、そちらも懐かしい。

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2021年11月21日

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