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定理シリーズ2作目ですが、わたくしも、#天使… が本編で、#兄弟… がスピンオフでは? と思った一人です。
#兄弟… よりも断然に、#天使… の方が佳き作品かと。また、#兄弟… も#天使… と同様に章立てして描かれていたら違ったのかな? とも存じました。
本作の主人公、式見槐さんが天使に擬えられるのなら、それはもう天使位階最高位の熾天使。そして熾天使の中でも天上で一番美しく光り輝き、神の隣に立つことをも許されていた堕天使ルシフェルよねー、と思い拝読していましたら、そのような記述もあり… 嬉しくなりました〜
天使はヒトデナシですから人の理では測れず、そのように槐さんに比定されていたのが、とにかく面白かったです。またクライマックスに火事というのも熾天使に繋がりますし、地獄の業火も連想しますし、本当に佳かったです。
ルシフェルに同調し神の怒りを買い堕天した天使もたくさん居たのだとか。貞野弦宇さんもきっとその一人…
我儘を申せば、弦宇さん自身が槐さんに堕ちていたと自覚する過程を、もう少ししつこく拝読してみたかった…
絵師様、この度も安定の神作。前作ほどのインパクトのある絵面の挿絵はありませんでしたが、大変満足でございますです。
シリーズ3作目、愉しみです。
兄弟の定理は未読なのですが、別物として問題なく読めました。
途中まで天使はいずこ?の状態でしたが周りが天使と崇めるのでそんな雰囲気で進みます。
でもみんな少しずつぶっ壊れていて面白かった。
Posted by ブクログ
前作で、要斗を見いだし救った堕天使的存在の式見槐は、元チェリスト俳優 弦宇と一本の映画を作り上げる中で、自分自身と向き合い、弦宇の中の孤独を救う。登場するキャラ全てが策士で、同じ策士な槐すらも振り回されるので、見逃してなるものか!とお話の中にどっぷりハマりました。
#兄弟の定理 の方が、槐に導かれし者たちを追う展開なのですが、#天使の定理 は巻き戻ししながら観るような感覚で、面白かったです!
要斗がしっかり足場ができて、成長も見られる2作です。
笠井あゆみ 先生のイラストが美麗でお話にとても合ってました
狂気的な執着って感じ
登場人物がすべて病んでいて、執着がすごい!狂気的です
宝物がキーワードなんですかね
エロ自体はそれほど特殊ではないけど、力技の激しい感じ
最後は沙野先生の作品らしくホントに幸せな終わり方なので、大満足です!!