【感想・ネタバレ】リフレインのレビュー

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Posted by ブクログ

生徒、教職員あわせて百二十余名の命を奪った「青美看護専門学校火災事件」。
その惨劇の前触れは、すでに一年前から始まっていた。
轢死、飛び降り、練炭自殺……学校の内外で続発する生徒たちの非業の死。
その周囲には、いつも「彼女」の影がちらついていた——。
阿鼻叫喚の地獄と化した火災の、唯一の生存者が語る看護学校時代の“雨宮リカ" の素顔とは。シリーズ第六弾!

リカね~リカね~相変わらず見事な狂いっぷりである。

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2023年10月16日

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ネタバレ

『リバース』『リセット』『リフレイン』『リハーサル』『リカ』『リターン』『リベンジ』『リメンバー』が時系列に沿っている、と聞き順番に読もうと決めた。

青美看護専門学校で起こった火災で120名以上の死者を出した事故。
同級生がどんどん死ぬ。
リカ(升元結花として登場)の周りの人間で邪魔、あるいは気に入らない人間は消されていく。それも悲惨な姿で。

この本はノンフィクションのように、はじめに、のまえがき、参考資料などが記され、他の作品とは違う作風。
生存者である渡会日菜子が書いた本をもとに解説する。
その本の中で、雨宮リカは死んだ、と。どういうことかな?
音楽だと、サイコキラーはオペラ、無差別殺人はハードロック、リカはマヅルカ!
マヅルカ、You Tubeで聴いた、恐ろしい。隣の部屋から聞こえてたら気が狂いそう。

そしてリカの体臭?
腐った卵を酢で煮込んだような悪臭とは…
中学時代の病気のせい?
興奮したときの、ひらがなだけになる、リカの言葉、この2つがたまらなく怖い。
後ろから悪臭を感じたら、と思うとおちおち外も歩けない。

でも次も読む。

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2023年05月22日

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ネタバレ

相変わらず不穏な感じがじわじわ滲み出ていて怖い
寮のネームプレートが手書きっていうだけでゾワッとする
思考の中でさえ名前を呼べないほどの恐怖というのは想像を絶するものだろうな

次作リセットを読むのが楽しみ

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2023年02月05日

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ネタバレ

1回目に読むのと2回目に読むのでは受け取り方が全然違う。ここまで危機感を感じた語り手は初めてだなと。途中途中で「いえ、もう遅かったのです」とう後戻り出来ないと感じていることが分かる文章があって、心が苦しい。リカが唯一生かした相手なのでは?全て瞬きで書き上げたこと、どうしても残さなければいけないという執着を感じた。そして最後に分かる中原俊二医療裁判の真相に思わず声が漏れた。

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2023年02月04日

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”あとがき”までが小説だと思える本。
リカシリーズではちょっと違う視点から描かれているので最初戸惑いましたが
流石と言うのが率直な感想でした。
著者の五十嵐さんも提案されてますが発行順と時系列順と2度楽しめるのは嬉しいですね。

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2022年09月28日

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リカシリーズ第6弾。
これまでと違ってドキュメンタリーみたいな構成。
いや、もしかしたら本当に実話なのかも…。

続編ってダルくなりそうだけど、リカシリーズは毎回構成も違うし、主人公も違うから飽きずに読み続けられるのよね。

でもしっかり怖いし、描写もえぐい。
五十嵐先生の引き出しの多さにびっくりする。

前作のリメンバーが植え付けられた狂気が芽生えた感じの話だったが、今回はまさに心に刻む瞬間を見せられている感じかな。

『閉じ込め症候群』の話はやばいな。
考えただけでゾッとした。
医療だけでなく、脳科学?もどんどん発展して欲しいもんです。

脳ってまだ殆どわかってないって昔聞いた気がするけど、今はどこまでわかってきたんかな?
早くやる気スイッチ見つけて欲しいわ

次はリセットですね。
どんな話かさっぱりですが、リセットっていうくらいだから、夢オチとかかな?(笑)

有意義な読書タイムをありがとうございました
この読後感を噛み締めつつ

菅原刑事のスピンオフとかも見てみたいな。
五十嵐先生どうでしょう?
タイトルはもちろん『リクエスト』で。

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2022年09月08日

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リカを追い続けてついに最新作。
読み終わってしまうのが寂しいです。

今作はとにかく渡会日菜子に感情移入しました。
はぁ…悲惨でした。

「雨宮リカとは歪んだ人間心理の象徴であり、誰もが何らかのきっかけで、容易にリカになり得る」

リカになんてならないよ!と思いながらも恋や家族に夢見る純情な乙女の時期は女性ならきっと誰にでもありますし、尊厳死についてのところなんかは意見が分かれることでしょう。

理性や善意などが個人からポッカリなくなってしまえば、リカになり得るの???
幽霊や亡霊なんてオチはいやなので、火災でリカが死んだことになってるトリックなどが明かされる新作がでてほしいなぁと期待に胸を膨らませています。きっと〇〇の〇〇が絡んできたりとかかなぁ。なんてわくわくしてしまいます。リカ目線の新作なんかも読みたいなー。願望です。著者さま何卒よろしくお願いいたします。

YouTubeで”マヅルカ”を検索し、きちんと世界観に浸かりながら読み終えました。
かっこいい曲なのに、これが隣の部屋でずっとリフレインされていると思うと発狂してしまいそうです!
悪の教典の”モリタート”を思い出しました。
作者もあとがきで「マヅルカを聴きながらお読みください。ますます陰鬱になり、不快で嫌な気分になるでしょう。」と、おっしゃってました。

「ですが、それを求めているのは【あなた】なのです。」

…間違いないです。

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2022年03月25日

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ネタバレ

面白かったー
リカの専門時代の話で何冊か前の本から火事の件が出てて、その話。
もっとリカの不気味さを感じたかった〜

あとこの話以前の話がどーだったかあんまり覚えてなかったので読み返したくなった。

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2023年12月10日

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リカの青美学園の時代のストーリーで、リカの残忍さ、冷酷さを改めて知ることが出来た。生徒の不審死の計画的犯行に戦慄さを覚えた。

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2023年10月31日

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ネタバレ

(いい意味で)
コロナ療養中に読むべきではなかった。
リカ、やばすぎる。
でも私もリカの心のひとかけらを持ってる。

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2023年09月03日

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今回のは全てにおいて中途半端かな、、と思った。
色んな角度からの視点は凄いと思うし、まとめるの大変やったやろうなと思ったし、読みながら色々考える事が出来た。けど、それによって詰め込みすぎと感じた。
またこの辺も細かく書いてくれたら嬉しいです。続編期待しています!
特に『ほん怪』と『彼女を殺したのは誰か?』を!

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2022年09月22日

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読み始めた時は小説を読んでいるというより証言を読み進めていくパターンに馴染めず、少し戸惑いました。

今までのパターンは「読者(私)」から見た「リカ」で、『この女ヤバすぎる』という客観的な立場で読んでいましたが、今回のパターンは「リカと直接関わった登場人物たち(証言者)」を通して見た「リカ」なので恐怖心を2倍に感じることができました。

リカの攻撃から身を守るために関わらないことを選んだ証言者が一番の生き地獄を味わう...
リカに出会った時点で、恐怖から逃げられない。
読書の私も。

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2022年07月30日

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先の展開が気になりすぎてページをめくる手が止まらなかった…
あとリハーサルとリメンバーがまだなので取り急ぎ読みたいと思います笑

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2022年06月30日

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リカはいつも一気読み。

育った環境が影響しているとはいえ、ここまでの人間はそうそういない。
ダミアンレベルなんじゃない?

相変わらず、おかしいスイッチが入った時のセリフがひらがなになるところ、狂気が伝わってくる。

これで終わりなのかな、と思うと少し寂しい自分がいる…

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2022年05月12日

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やはりリカは恐ろしい、、
昔のリカは若いから余計に恐ろしい、、
度会ひなは恐らく嫌われていたわけではなく本間孝雄と同じで愛されていたのだと私は思います。

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2022年04月02日

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あの“リカ“シリーズの原点、ともいえる看護学校で起こった内容について、唯一の生き残り者が必死の思いで書き上げた著書と、他の聞き込み等の観点の描写が混じった1冊。
彼女、としかもう形容しようがないですね。
本書にもその通りで、彼女、という比喩表現をよく用いています。
それは、‘’雨宮リカ‘’という名前ですら出すのを、とても恐怖に感じていた、と表記されていました。
彼女はただ名前を付けた‘’何か‘’で、それ以上でもそれ以外でもないです。
私達も、きっと少しでも道を外れてしまったら……少しでもズレていったら……。
それが、修正出来ない所にまできてしまったら……。
きっと、彼女になるのでしょう。
凄惨な事故が(思ったより)多発し、それら全てに彼女は関与している。
だが物的証拠が何一つ見つからない。
だから、彼女は自由だった。
自分、という人格に対して、自由だった。
咎めるものが、何も無いから。

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2022年03月23日

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リカの18、19歳ごろの青美看護専門学校時代の火災事件の話。唯一の生き残り渡会日菜子の本と、ルポライターの話と交互に話が繰り広げられる形式が本当に面白くて一気読み。

そして相変わらずリカが怖い。あきらかに巻き込まれた人々は不運でしかない…。「この人近づいたらヤバい」という感覚は必要だし、そこからにげることも大切。

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2022年01月25日

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そんなことがあったのか、と今回も驚きと恐ろしさと好奇心が絡まりあって次回作を早くっ、という感じです。
リカシリーズを手に取ると、他のものに興味がなくなりページを捲る手が止まらなくなります。これも彼女の、、、
どっぷり沼にハマってます。

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2022年01月06日

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リカシリーズ第6弾。今回は取材形式の作品。リカはリカの世界で生きているのでこちらの理屈は通じません。関わったら最後。いや関わらないようにしていてもリカにめをつけられたらさいごもうにげられない

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2021年11月08日

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「リカ」シリーズ。多くの犠牲者を出した「青美看護専門学校火災事件」と、その前からその学校で起こっていた数々の不審死事件に絡む恐怖を描いたサスペンスホラー。もちろんその事件の影には彼女がいるわけなのですが。このあまりに凄惨な事件がいったいどのように起こったのか、読み進むほどに背筋に寒気が走ります。
かっているけれど、怖い。気持ち悪い。「ああ、そんなことしちゃダメだってば!」と思いっぱなしです。特に主観視点者の一人である日菜子がもう心配で心配で。だけどこうやって語っているということは、とりあえずはリカの魔の手を逃れられたというわけなのかな……と思いきや。まさかそんなことに……ああまったくどこまでも悲惨すぎる!
どこまでいっても禍々しさがどっぷりと付きまとい、果てしのない絶望を見せつけられるようなこのシリーズなのですが。それでも病みつきになってしまうのですよね。リカのキャラクターの強烈さは、間違いなく魅力的でもあります。お近づきにはなりたくありませんが。

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2024年03月17日

Posted by ブクログ


長らく手をつけられてなかった
リカシリーズ

久々だったけど
あの強烈な臭いは
嗅いだ事がないのに
読んでる間
相変わらず
纏わりついてくるような
気がする…

私の中で
ドラマが残念でならなかったので
(1話で観るのやめた)
小説も止まっていたけど

まだ読んでないのもあるから
早く読みたい!

私の中でのリカは
絶対に叶わないが
大好きな中谷美紀さんとか

黒髪和ホラー顔の
栗山千明さんとか

イメージしながら読んでます

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2023年07月12日

Posted by ブクログ

看護学校での真相的なのは分かったけど、リカなの結花なの?ほんとうはどっちなん?そしてここではめちゃ美人さんなんだね…後の方だとなんか気味悪さの方が勝っちゃう感じのイメージ。

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2023年06月01日

Posted by ブクログ

リカシリーズ第六弾。
「はじめに」でまんまと騙されてしまい作者の思う壺。

本作では雨宮リカの看護専門学校時代、18歳~19歳までが描かれている。

生徒、教職員あわせて百二十余名の命を奪った火災事件、その惨劇以前に次々と起きていた不審死。
リカの邪悪さを知っている読者であれば、全ての事件の黒幕がリカである事は一目瞭然。

容姿端麗、仕事も出来る彼女が、何故そこまで?の思いが募るが答えは得られない。

ルポタージュ形式で淡々と進行して行く事で不気味さが増す。
ミステリーとしての面白さは薄味だったが、そこはかとない恐怖を感じた。

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2023年02月16日

Posted by ブクログ

❇︎
リカシリーズ
・リカ
・リターン
・リバース
・リハーサル
・リメンバー

そして今回の第六作目
・リフレイン

青美看護学校に在学中のリカの話。

小学校高学年から中学生頃の『リバース』より、
この『リフレイン』のリカの方が、邪魔な存在を
排除する残虐さと執念が増していて恐ろしい。

自分が受けた不快感を最も効果的に、
かつ最大限に仕返しして手を下すさまも
全く躊躇がない。

リカの異常さや残虐さ執念や憎悪が確実に
パワーアップしていて、小説の登場人物なのに
人間でない感が満載です。

まるで実際にあった事件の様に語られながら
話が進んで行くのでより生々しさが増しました。

筆者が(?)記者として登場してるのもユニークで、
実と虚の間に一層リアリティが加わりました。

満を持して現在最新の『リセット』を読むのが
楽しみです。

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2022年09月05日

Posted by ブクログ

リカ…無敵すぎる…!
刊行順に読んできたけど、リメンバー、リフレインはイッキ読み…
めっちゃリカ疲れした…

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2022年08月04日

Posted by ブクログ

私の理解度が低いのか、読み落としたか、意図した描かれ方なのか分からないが、中原裁判とはなんなのか?訳が分からないまま読み進めた。

主として「青美看護専門学校火災事件」の生存者、石山日菜子から語られた(聞き取った)内容は、就職後のリカとは違う手口で殺人が行われており新鮮味があった。
クラスの生徒に対してマインドコントロールを行うシーンは他の作品では描かれていない為、新しいリカの一面を知ることが出来面白かった。

しかし、「ほん怪」に関する部分が個人的に読み辛く感じた。小説と事件に関する書類とを往復して読んでいる感覚…。充足感<<<疲労感

ハマり込んだシリーズだっただけに、第六弾を違う形で描いて欲しかった感が拭えない。(単純に「祈り」の内容だけでも満足できた。)

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2022年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リカシリーズ第六弾。
看護専門学校時代に何があったのか、同級生の証言をもとにまとめられた実話風。出典が書いてあったりして本当にノンフィクションみたいで心がザワッとなる。
当時のことを振り返る形で、時系列も行ったり来たり、同じことを何度も語ったりする。この緩慢な雰囲気に読みにくさを感じていたが、語り手の女性の状況を知って納得した。ラストスパートにこの悲惨な結果を明かされて衝撃を受けたのは、著者の思惑通りかな?!
1番ザワザワしたのは、教頭のエレベーター事件の場面。なりすましも併せて、リカらしい不気味さとグロさがあってゾッとした。
リカは作中で書かれている通り都市伝説的に生き続けているんだなと思う。読んだ者の中に。あとがきも含めて「リカのストーリー」だった。マヅルカを聴きながら読む勇気はない。

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2022年05月10日

Posted by ブクログ

読み終わってしまい、寂しさが……

次は年代順に読みたい。
けど、再読はもう少し時間を空けないと読めないかも。

なんとコメントして良いか……書けない。

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2022年04月29日

Posted by ブクログ

6作目。

読めば読むほど分からなくなる。

リカって何者??

化け物??幽霊??誰しもが持っている悪意??

最初の頃は面白かったけどここまで来ると面白さも半減だよね。

残念。

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2022年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今までとはまた違う形態で書かれていておもしろかった。怖さとしては、今までよりちょっと足りなかったかなーという印象。けど教頭先生の死の描写はすさまじかった。

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2022年01月19日

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