【感想・ネタバレ】かがみの孤城 下のレビュー

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ネタバレ

みんなが違う時代に生きた中学生というのはなんとなく察せた。
アキがまさか帰ろうとしないという手段に出るとは思わず驚いた。そしてこころがその日鏡の中に居なかったとはいえ、入ったあと隠れてもいないのに襲われなかったのは見つからなかったというのを考えてもなぜ?という気持ちになった。
そして時代が違うからこそアキが大人になってこころの支えのひとつになってるのは感動した。
忘れてしまっててもなにか心に引っかかるものがあったのかもとうれしくなった。
また、この鏡の城が弟を思うお姉ちゃんの想いから出来てたのも感動だった

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2024年05月07日

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ネタバレ

上巻読んでた時みんな面白いって言ってるけどダラダラ話が続いてて本当か?って疑心暗鬼でした。
ですが、終盤の真実が明かされるところの今まであちこちに隠されてた伏線が一気に回収されて鳥肌ビリビリでした。
東条さんと家の前で再会したシーン辺りから一気読みしました。
文句なしに傑作です。

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2024年05月07日

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ネタバレ

まさむねが急に転校することになって、りおん以外のみんなが雪科第五中学校に来ることになった!
みんな嫌なことにならないといいなと思っていたら、なぜかみんな存在しなかった!
まさむねがパラレルワールドだと深く考え過ぎていたが、本当は年代が違うだけだった!
5時を過ぎても帰らないあきは食われてしまって、連帯責任として城にいたみんなまで食われてしまった!
こころだけが生き残ったから、みんなが死ぬ間際に言っていた「願いを あきを」という言葉でこころは願いの鍵を使って「あきのルール違反をなかったことにしてださい」と言った。
最後に記憶が残らないから、みんなでフルネームを教え合って、みんなの苗字がおもしろかった!
まさむねが名前だと思っていたけど違い、名前は青澄(アース)という地球という意味の名前でかっこいいなと思った!
なんとオオカミ様がりおんの姉みおだったことを見抜くのもすごいし、一番衝撃的だった!
エピローグでなんだかんだ言って3、4人の人は繋がりがあるんだなと思った!

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2024年05月02日

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ネタバレ

学校にいっていない子。その子達ひとりひとりが個人で抱える悩みを現実的に表現していて、心を動かされた。「闘う必要はない亅 「たかが学校亅と言われても、やっぱり学校へ行かないことへの不安はあって、「普通」から遠ざかっていく日常に心が痛むのが伝わった。せっかく出会えた仲間と「助け合えない」現実にとても心が苦しめられた。けれど、こころが生きていた時間に、すでにその助け合いがあったのだということを知って感動した。「普通」という概念にとらわれずに、「自分」として生きていくことは大切だと思った。一人では生きていけない。周りの助けがあるからこそ、人は生きる力を得られるのだと感じた。強くなれるのだと感じた。
学校にいっていない子。今まで改めて考えようとしなかった子達に、ほんの少しでも勇気を、安心を、与えられる人であれたらなと思う。

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2024年02月25日

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ネタバレ

私はポプラ文庫、子供はポプラキミノベルを同時に読み始めました。
私は本を読むの早いほうですが、子供の方が読み終わるのが早かったです。

内容はファンタジーでありながらも、学校に通えなくなった中学生の心情も悲しく、どこかに助けを求めるような内容でした。
映画版はまだ観ていないので、これから観るのも楽しみです。
でも、この話の鍵でもある喜多島先生のところはどうなっているんだろう?
それもまた楽しみ。

ポプラキミノベルの方は、あとがきと挿絵があって読ませてもらいました。

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2024年02月20日

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正直、本を読み慣れてる方やミステリー系をよく読む方なんかは途中で散りばめられてる伏線に気付きおおよその展開や結末がわかると思います。
けれど、その上でも伏線回収がとても綺麗だなと感じました。

義務教育期間である中学生までは本当に家と学校が世界の全てのように感じ、この本を読んで自身も過去に色々と悩んでいた事を思い出しました。
大人が思っている以上に子供の世界には暗黙の了解や上下関係やカースト等など、複雑な決まり事やルールなんかもあって、子供も子供で大変だよな、と。

個人的にはアキ、すごく頑張ったなと思いました。
最後の日、もうみんなと会えなくなると分かりながら鏡をくぐるアキの心情を思うと胸がギュッと締め付けられました。
お城では問題児と言われていたアキが未来でみんなと再開し、みんなを優しく包み込み、強い味方となり、本当に素敵なラストだなと思いました。

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2024年05月07日

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ネタバレ

面白い。話が上手くまとまっており、伏線と回収が綺麗。
中学生7人が集められて一つの鍵さがしのゲームをする。それぞれが問題を抱えている。
その問題を解決していく物語と思ったが、そうではない。そこが面白い。

以下ネタバレ
学校にいけない理由への対策とか
どう対処するかってことじゃなくて本質的な
心の部分が描かれており
明確などう行動するじゃなくて、心情なと世界の一部を切り取ってみていく話でよかった
うまく言語化ができない

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2024年04月28日

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ネタバレ

面白かったし、読みやすく、伏線もキレイに回収されて、スッキリできます。

不登校になった事情や、それぞれとの間に少しずつ築かれていく関係性が良い。
昴の言葉遣いの違和感は時代によるものなど、設定が細かなセリフに現れていて手が込んでるなぁと思った。

お母さんとケンカしたり、信頼していたりという絶妙な関係性が丁寧で良い。また担任の伊田先生や真田さんのどうやっても話が通じない感じがリアル。それぞれの抱える問題を単純に解決しないところが良い。

最後のオチは、なるほどなぁ、と思いました。

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2024年04月20日

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ネタバレ

ゆっくりしたペースで話が進んだ上巻に対して、下巻、特に後半はだだだーっと話が進む。下巻の冒頭の出来事から、ほぼ状況やカラクリはわかってしまうが、いくつかの伏線回収が早いスピードで行われるので、後半からは最後まで一気に読めた。ただ、物語のテーマになっている不登校の描き方が少し曖昧な気もした。(前半では意思だけではどうにもならない身体的症状を伴う不登校が、後半で消失しているように見える点など)

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2024年05月16日

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