もしも、織田信長がタイムリープして、本能寺の変を回避できたら…
本能寺の変で死んだと思われた信長は異空間に飛ばされて、そこで出会う謎のクマ(かわいい)により何度も同じ時を繰り返すことができるようになった。しかし、時が戻るたびにあれやこれや試行錯誤するのだが本能寺が燃えるというバッドエンドにしかたどり着けない信長を描いたギャグマンガです。
明智光秀が元凶ならばと突然会議中にも関わらず切り捨てるも、今度は柴田勝家が本能寺に火を放ちループ。柴田勝家を切り捨てても今度は豊臣秀吉が火を放ち…、というようにサイコパスすぎて笑えます。
部下の話は聞かないわ、自分の都合の良いように解釈するわ、クズでおバカなブラック君主信長はそりゃ謀反も起こされるわという始末。いろいろひどいけど中盤そんな信長が愛らしく見えてくるから不思議です。
そんなテンポの良いギャグやノリからのラストに待ち受ける展開に、なるほどそう来たかという驚きが待ってます。
存在も目的も謎のクマはどうして信長にやり直しをさせるのか?正史では本能寺の変で終わるはずが、生存ルートって?謎を残して次巻に続きます。
マンガ好きもラノベ好きも、まずは軽いノリで1巻を読んでいただきたい怪作。
感情タグBEST3
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わくわくする
こういうタイムリープは状況を良くするために奔走するのが基本です。
しかし信長の場合、何とかしようとするも結果的に本能寺の変が起こったり、逆に事態が最悪になったりします。
それ故に次はどんな手を打って回避するんだろうとわくわくします。
考えたこと無かった
史実では本能寺の変で死を遂げた織田信長が、自分の死を回避するために奮闘するタイムリープもの。ありそうでなかった、新たなエンタメだと思いました!これからが楽しみ
うーん?
本能寺の変を回避するために信長が試行錯誤する物語。なのですが、序盤は信長が何かする→本能寺→死に戻り→何かする→本能寺→死に戻りの繰り返しで過程が無くぶつ切りで、中盤くらいから事態に対応して何とかしようとする過程が描かれだした、かと思いきや結局本能寺までカットされてしかも結果がぶっとびすぎてて意味不明ですね。ちなみに2巻まで読んだのですが、必要な情報が物語上意図的になかなか出てこないので歴史if的な楽しみ方は難しい気がします。
画力はめっちゃ高いので、気の狂い気味のキャラクター達の勢いと顔芸を受け入れられる人には良作ギャグマンガだと思います。
ループものはたくさんあるけどこの設定は個人的に初めて。信長はフィクションでいろいろ登場するけれどこの信長もとてもいい。人の心が全くない。それがこの作品を面白くしている。
ギャグにしては
駄目な内容だろうに。
織田信長ファンとしては、一番アウトなキャラ設定。
同じ日を行ったり来たりしてるだけなので、時代考証もないし、歴史漫画としても楽しめない。