【感想・ネタバレ】偶然にして最悪の邂逅のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

読みにくかった。特に「リブート・ゼロ」がしんどかったけど、最後の表題作が2周したくなるほど良くできていたので総合的な印象は良い。次々と現れる奇怪な名前の登場人物をしっかり把握しながら読まないとダメ。

0
2023年04月22日

Posted by ブクログ

西澤保彦さんの本格ミステリが5編詰まった短編集。デビュー25周年だと。

まぁ西澤さんのロジカルな感じが好きならまず間違いなく楽しめる。私もこの手が好きなので読んでいたのだが、なかなか頭の中の整理が追い付かず少々てこずった。最後まで読むとあれがあーなってそういうことだったのかー…ん、んー?みたいな。2度読み必至。何度ページを遡ったことか。でもどれもなるほどと納得。これぞ西澤ワールド。スカッとするわけではなかったけど読み応え十分。

ハマる人しかハマらないんだろうなとは思う。私はハマったクチなので面白かったのだ。

0
2022年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 お気に入りは「ひとを〜」初っ端から幽霊の出現でしたが、何か憎めない感じで好きです。まさかの展開で出頭した後成仏したんでしょうか?

 ひとり相撲もタイトルの通り、一人相撲でした。本人にとっては幸せなのかなぁ、と。

 中々設定がぶっ飛んだ物が多かったけど、読んでて楽しかったです。

0
2021年02月25日

Posted by ブクログ

変わったタッチ。
いいか悪いかは好み次第だが、にしても評価が難しい。嫌いではないが、褒める気もしない。

0
2022年10月12日

Posted by ブクログ

気がつくと昭和から令和へと元号も変わり(なんと平成という時代もあった!?)、三十八年も経っていたうえに、自分は幽霊になっていた。どうやら何者かに殺害されて、ここに埋められたらしいが、いったいなぜ?トリッキーな謎解きで魅了する「ひとを殺さば穴ふたつ」、高校生が廃屋になった旧校舎からの覗きを端に巻き込まれた不思議な事件を描く表題作「偶然にして最悪の邂逅」など、全五篇の短編集。

会話劇な「人を殺さば〜」が一番好きだな!ほんとに昭和なおじさん会話なんだけど目まぐるしく状況が変わっていくのに何が起こってるのかわかるのがすごい。「リブートゼロ」はいかにもな不倫エロミステリでぐっちゃぐちゃの状況を力技でさらにぐっちゃぐちゃにしていてちょっとつらい。「ひとり相撲」はちょっと地味かなあ。「間女の隠れ処」はまわりくどさが好きな人は好きかもしれない。表題は最後の最後の絡まりっぷりが私は好きだけどやりすぎかもしれない。

0
2021年06月13日

Posted by ブクログ

過去の事件を会話形式で振り返り、真相が判明する西澤さんといえば、な設定の短編集。過去と現在が行ったり来たりしたり、事件の関係者が脈絡なく増えたりは以前からなんだけどどうも読みにくかった。真相も曖昧に終わったままで煙に巻かれたり。昭和に死んだ幽霊と彼が殺された事件について推理する「ひとを殺さば穴2つ」と同時刻に別の場所で起きた親傷害&娘殺人事件をリアルタイムで刑事が追う「リブート·ゼロ」はすっきり結んでいて良かった。表題作は一番複雑で真相もおお?といまいち理解が追いつかなかったが最後の締めに西澤さんらしさを強く感じた。「間女の隠れ処」での推理作家の愚痴は自虐かな?

0
2021年04月23日

Posted by ブクログ

今までどこかで読んだことがあるようなないようなのオンパレード。読後、心にあまり引っ掛かる物語はない。平成またいで令和になったねってかんじ。

0
2021年04月13日

Posted by ブクログ

西澤さんの作品にしては読みにくかったなあ。

読者にとってもこの本との出会いが「最悪の邂逅」ていうオチなのか?と思ってしまった…(笑

0
2021年02月23日

Posted by ブクログ

全5章の短編集で、日常なんだけれども、「非日常」を取り込みながら、意外な展開へと進んでいきます。

大体は、会話劇で事件の概要や推理、意外な展開などが詰まっているのですが、個人的になかなか世界観に溶け込めませんでした。
ちょっと珍しい名前や登場人物の関係性や人数が多いなどで、全体像があまり浮かび上がることができず、何回も読み直すことがありました。それぞれの章を読んだあと、再度最初から読んでみると、最初の印象よりもグッと雰囲気を掴めるので、色々苦労しました。

ホラーっぽい内容のもあれば、エロティックな内容もあり、色んな味わい方を体験できました。事件は解決していくのですが、その結末がそれぞれ意外な真実が待っていて、予想がつきませんでした。独特な表現で個人的には固い文章でしたが、「日本語」としての上手いトリックを使っていて、面白かったです。

0
2020年12月22日

「小説」ランキング