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気がつくと昭和から令和へと元号も変わり(なんと平成という時代もあった!?)、38年も経っていたうえに、自分は幽霊になっていた。どうやら何者かに殺害されて、ここに埋められたらしいが、いったいなぜ? トリッキーな謎解きで魅了する「ひとを殺さば穴ふたつ」。高校生が廃屋になった旧校舎からの覗きを端に巻き込まれた不思議な事件を描く表題作「偶然にして最悪の邂逅」など、過去と現在が交差しながら、怒濤の展開へと突き進む、“日常の中の非日常”を魅惑的な筆致で贈る全5編。デビュー25周年を迎えた著者の、記念すべきミステリ短編集。【収録作】「ひとを殺さば穴ふたつ」/「リブート・ゼロ」/「ひとり相撲」/「間女の隠れ処」/「偶然にして最悪の邂逅」
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年01月25日
西澤保彦さんの本格ミステリが5編詰まった短編集。デビュー25周年だと。
まぁ西澤さんのロジカルな感じが好きならまず間違いなく楽しめる。私もこの手が好きなので読んでいたのだが、なかなか頭の中の整理が追い付かず少々てこずった。最後まで読むとあれがあーなってそういうことだったのかー…ん、んー?みたいな。...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月13日
気がつくと昭和から令和へと元号も変わり(なんと平成という時代もあった!?)、三十八年も経っていたうえに、自分は幽霊になっていた。どうやら何者かに殺害されて、ここに埋められたらしいが、いったいなぜ?トリッキーな謎解きで魅了する「ひとを殺さば穴ふたつ」、高校生が廃屋になった旧校舎からの覗きを端に巻き込ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月23日
過去の事件を会話形式で振り返り、真相が判明する西澤さんといえば、な設定の短編集。過去と現在が行ったり来たりしたり、事件の関係者が脈絡なく増えたりは以前からなんだけどどうも読みにくかった。真相も曖昧に終わったままで煙に巻かれたり。昭和に死んだ幽霊と彼が殺された事件について推理する「ひとを殺さば穴2つ」...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月22日
全5章の短編集で、日常なんだけれども、「非日常」を取り込みながら、意外な展開へと進んでいきます。
大体は、会話劇で事件の概要や推理、意外な展開などが詰まっているのですが、個人的になかなか世界観に溶け込めませんでした。
ちょっと珍しい名前や登場人物の関係性や人数が多いなどで、全体像があまり浮かび上が...続きを読む
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