日常生活に欠かせない存在となったスマホ。
しかし、そのスマホの危険性が日々問われるのはどうしてなのでしょうか。
著者はそこに人類の進化が関係しているといいます。
本書は、科学的根拠と進化論の目線から、私達がスマホを手放せなくなってしまった原因を分かりやすく解説しています。
人類はこれまで多くの時間を狩猟や採集に費やし、長い時間をかけて脳をその生活様式に最適化させてきました。
そんな狩猟生活に最適化された私達にとって、急激にデジタル化した今の環境は異常事態なのです。
本書を読んだ後、「自分はスマホを利用しているのではなく、利用されているだけではないのか?」と思わず自問してしまいました。
それほどまでにスマホは魅力的で、私達に様々な影響を与えていることに驚きでした。
今後もデジタル化の進行が予想される中、私達はスマホの魅力を知った上で、自分自身にあった利用方法を考えるべきなのかもしれません。
みなさんは今後どのようにスマホと向き合っていきますか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
スマホと距離を置きたくて、論理的にスマホの危険性を学ぼうと思って読んでみた。わかりやすい文体ですぐに読めたので、もっと早く読めば良かった。
私は大学時代からスマホを持ち始めたと記憶しているけど、今思えばちょうど良いタイミングだったと思う。それより前に持ってたら受験勉強なんて到底できなかっただろう。現在の学生はどうしてるんだろう?
Posted by ブクログ
普段何となく感じていた、集中力の低下や気分の落ち込みなどの日々の違和感の答え合わせがここに書かれていたような気がします。職場でもどんどん新しい世代の方が入ってくるにつれ、デジタル化による影響を感じてしまうような場面も多く、スマホによる時代の変化を物凄く感じます。これからのスマホとの付き合い方を見直したくなる一冊でした。
Posted by ブクログ
読んでいて確かに!納得!と思うポイントがあり、楽しく読み進められた。
スマホに依存してないつもりでもついついスマホを見てしまうのをやめようと思った。
Posted by ブクログ
デジタル化が進む現代に生きる人間として知っておいた方がいいと思うことが多くあり、スマホやSNSとの付き合い方を考えさせられる、とても面白い一冊だった。
Posted by ブクログ
スマホやSNSは脳を支配する危険な装置。人間は現代社会に適応するように進化しておらず、様々なズレが本能的にうつや精神状態の悪化を引き起こす。読んだらスマホを使用するのをやめたくなる。
Posted by ブクログ
スマホがどのように影響を与えるのかが脳の仕組みや人間の歴史を通して説明されていてとても分かりやすかった
スマホから少し距離を置いて創造的なことをしてみようと思えた
Posted by ブクログ
中3の次女が、ちょっと暇があるとPCやタブレット、スマホを手にして依存症気味なのではと心配して、遅ればせながらこの本を手にしました。
読んでいて途中で怖くなりました。そこにあるだけで集中力を欠く存在であるとのこと。新しい時代を生きる子が新しい技術に触れることは良いことだと単純に思っていました。
最後のアドバイスには救われる気持ちでした。私自身、早速アプリの整理をしたり、極力PCで作業をしたり、歩いたりしてます。
Posted by ブクログ
現代人の「不安感」や「うつ症状」は、生活環境が劇的に安全になったが、人間の脳は原始時代のままだから、という趣旨の本。不安なのは脳が正常に稼働している証。
脳の大部分はサバンナの時代から変わっていない。だから現代の生活の中では過剰に脳が反応にし、不安を増大させる。
サバンナでは、不安や気分の落ち込みは、生存の観点からすると喜びや心の平安よりも大事なものだったのだ。
<アンダーライン>
★★★
ネガティブな感情はポジティブな感情に勝る
★★★★★
地球上に存在した時間の99%、動物にとってストレスとは恐怖の3分間のことだった。その3分が過ぎれば、自分が死んでいるか敵が死んでいるかだ。で、我々人間はというと?それと同じストレスを30年ローンで組むのだ。
★★★★
ストレスのシステムは、私たちが正常に機能するためにも大切だ。HPA系のスイッチを切った実験動物は無気力になる
★★★★
ストレスは脅威そのものに対する反応だが、不安は脅威になり得るものに対して起こる。
★★★★★
積極的に悩みの種を探しているような人もいる。歴史的には、わずかでも危険の疑いがあれば「ストレスのシステム」すまり例の「火災報知器」が作動し、それでうまくいったからだ。
★★★★★
私たち人間の場合、仮定のシナリオでもHPA系が作動する。「もしも試験に合格しなかったら?」「もしも妻に捨てられたら?」
そんな理由でストレスのシステムが作動するのは、知性を得た代償だ。現実の脅威と想像上の脅威を見分けることが、脳にはできないのだ。
★★★★★
空腹時にテーブルに食べ物が出てきたら、それを見ていただけでドーパミンの量が増える。つまり、増えるのは食べている最中ではない。その食べ物を食べるという選択をさせるために、ドーパミンはあなたにささやく。
★★★★★
何かが起こるかもという期待以上に、報酬中枢を駆り立てるものはない。
★★★★★
ドーパミンの最重要課題は、人間に行動する動機を与えることだ
★★★★
集中力こそ現代社会の貴重品
★★★★
マルチタスクは脳にドーパミンを与えて気持ち良くさせる。集中を分散させ、現れるものすべてに素早く反応すること。脳はそうやって進化してきたのだ。
★★★★
スマホはドーパミン注射
★★★
スマホを強制的に手放した被験者の体内では、ほんの10分間でコルチゾールのレベルが上昇する。脳が「逃走か闘争か」モードに入るのだ。
★★★★★
他人の情報を知ったり広めたりする、つまり噂話をすると、満足感を感じるように脳のメカニズムが進化してきたのだ。私たちが生き延びるのを助けたのは、食べ物とゴシップだった。
★★★
SNSの商品はプラットフォームではない。「あなたの注目」こそが商品なのだ。
★★★★★
SNSの利用を30分に減らしたうつ症状のあった被験者は、3週間後に症状が良くなっていた。
★★★
進化する過程で身体のコンディションのいい人のほうがストレス源にうまく対処できたので、身体を動かす方がストレスや不安に強くなる。
★★★★
スマホというテクノロジーが、人間を2.0バージョンにするよりも、むしろ0.5バージョンにしてしまうのだ。
Posted by ブクログ
歴史、生物、科学 あるゆる観点からスマホが脳に影響を与えることを述べている。大人だけでなく高校生から読める本。積極的に進めたい1冊です。
Posted by ブクログ
読んで良かったです。インターネットの危険性を警告するだけでなく、科学的根拠に基づいてメンタル面についても多く言及されていたので自身のマインドセットにもとても役に立ちそうです。
Posted by ブクログ
私たちを悩ませる現代病(肥満・ストレス・ そしてスマホ依存)について、生物学的・脳科学的な知見から、分かりやすく解説し警鐘を鳴らしてくれています。
・ ストレス・うつはHPA系が動作しすぎることで起こる。
・スマホは、脳の新しい情報と不確実性を好む性質をハックし、ドーパミンを出させる。
・SNSによって他者の切り取られた幸福にさらされることでセロトニンが減少する。
これらを研究データを示しながら解説してくれています。そして、では何故そのようなことが起こるか、人間は適応できないのか、それは「俺達の生物学的特徴はサバンナにいたころのままだ、つまり、そうじゃないとサバンナなら死んでるからだよ!」と。
研究データに裏打ちされた解説だけでも価値のあるものだと思いますが、このサバンナなら死んでる解釈が本書に一貫性と説得力、面白さをもたらしています。
そして、これらの解決策として、運動、特にランニングが提示されます。もちろんサバンナで私達は走ってたからです。(ちゃんと研究データもあります)
スマホを手放して、サバンナに思いを馳せながら走り出したくなる一冊です。
Posted by ブクログ
スマホは人間の報酬系をハッキングしている。
デジタル機器の発明者ほど、その危険性・依存性を認識し使用時間を制限していること が印象的でした。
この本を読み終わってから、スマホとiPadをモノクロに変更しました。なかなか効果あるかも。
Posted by ブクログ
脳科学者が、人間の脳の仕組みから、スマホがいかに危険かを提唱してくれている本。
この本を読んだ後であれば、普段の生活、仕事において、いかにスマホやカロリーな食事が、自分の脳内にドーパミンを発生させていることが感覚として分かった。またドーパミンの発生により快楽は得ているものの、集中力は欠如し、スマホで得た情報は長期記憶になりにくいということもわかった。
徹底的にスマホを使わない生活にはしないにしろ、意識的にスマホと距離をとることによって、集中するべきときには集中できるようになれそう。
スマホに使われるのではなく、スマホを使う自分自身をコントロールしたいと思う。
Posted by ブクログ
すごい本 もっと早く読めばよかった
この本を読んで、スマホのゲームを削除しました
前から子供のスマホ動画時間は、我が家は20分と決めてあり、これはずっと徹底しています
厳しすぎるんじゃない?といわれていましたが、この本を読んで間違ってなかったと確信しました
マルチタスク得意な方だと思っていたので、反省しました
最近の記憶力の低下にも納得がいきました
この本はスマホを持つすべての人に読んでもらいたいです!!
Posted by ブクログ
いちいち頷きながら読んだ。
SNSによって長い時間集中しなきゃいけないコンテンツに没入しずらくなってること。
すぐに気が散ること。これは自分でも自覚があってやめたいと思ってた。
人間の脳は不安を感じるようにできている。生き延びるためにそう進化してきたからだ。
SNSやスマホは人と繋がりたい欲や情報を知りたい欲といった、人類が生き延びるために獲得してきた本能をハックしてユーザーの時間を獲得している。
大学生になって初めてスマホを手に入れた世代に生きてるけど、この時代に生まれて良かった。いまの子みたいに中学生くらいからスマホを持ってる人生だったら、今みたいに勉強ができていい大学に行く人生は歩めなかったと思う。絶対に勉強に集中できてなさそう。かつて高校三年生の時はツイッターやって時間を溶かさないようにガラケーのネットを解約して今の「アホ携帯」みたいな使い方をしてたけどあれは正解だったな。
スマホがある世界でも健康と幸せを得て暮らすコツ
・スクリーンタイムを設定しどれだけスマホを使ってるか知る
・運動する!心拍数が上がる運動だとなおいい。ウォーキングとかでもいい
・睡眠をしっかりとる
・スマホはモノクロモードで使うと脳の興奮と依存が抑えられる
・スマホは1日2時間まで(これは現実的には難しいかも?
・電子書籍ではなく紙の本を読む。時計等、スマホでなくていいものはスマホに集約しない
・SNSはパソコンでだけやる!!!そして閲覧用ではなく、発信したり誰かに話しかけたりするのに使う。受動的に見るだけだと、世界のインフルエンサーと自分を比較して落ち込むだけなので。
Posted by ブクログ
今の社会がいかにして特殊なのか、スマホという悪魔の発明にどう立ち向かっていけば良いのかを考える大きなきっかけになることだろう。
便利なものを便利なものとして使うのがこれほど難しいことなのだなと常々思う。
以前から気になっていたが…
この本がベストセラーなのも、スマホが脳にとって害を及ぼすのではないかと薄々わかっていたけれど…なんとなく怖いから目を背けてきた。携帯電話を持つようになってから、
よく使う電話番号も覚えないし、自分の番号さえもわからなくなったりもする。運動することも忘れ、スマホと過ごす休日は末恐ろしいものだ。この本に出会えたことを機に少しだけ、昔に戻って、頭と身体を鍛える生活に切り替えていこうと切に感じた。
まさしく現代人のバイブル
デジタル社会に生きる全ての人に捧げられた本書は、人類の進化の過程からスマホ及び全てのデバイス機器がもたらす影響を様々な文献、知見をもとに考察、明らかにし、私たちのこれからの生活においてどう選択、行動してゆくべきかの問いと著者なりの答えを提示している。
全ての親は一度読むべき
この本に出てくる「ポケットにPCが入ったのがスマホ」と言う表現がとてもしっくりくる。それだけとんでもない大発明なのだ。
だからこそその功罪というか、注意すべき部分は利用者として知っておくべきで、この本はその点とても理解しやすい。
いわゆるゲーム脳と違って科学的根拠も豊富だが、不思議とメディアはあまり取り上げなかった。
スマホとの付き合い方
大学生の頃から、夢中になれない自分になったと少しずつ気づきはじめた。そのあたりから、マルチタスクが得意だと思い込み社会人として働いていた。
この本を読み、今までの素朴な気づきと自分の動き方のカラクリが腑に落ちてきた。自分はスマホ依存とまではいかないが、脳の仕組みから丁寧に解説された内容を読むと、しっかりと脳がハッキングされていたんだと自覚した。
この本のおかげで、スマホとの付き合い方を見つめ直すきっかけになった。
太古にまでさかのぼる
人類の長い歴史の中で、スマホが誕生して便利な世の中になったのはごくごく最近だということをまず説明してくれます。現代において、どうしてやめられない❓嫌になっちゃう、と思った事(ネガティブ、満腹でも食べる等)は、祖先がその方が生き残る確率が高かった。それを知ることで、対処の仕方も選べる。
それでもスマホをやめられない人
タイトルが気になり読んでみました。
自分が最近悩んでいる運動不足と記憶力低下について、狩猟採集時代の話などを交えながら説明されており、とてもわかりやすく読みやすかったです。
個人的には、これまで何度もスマホによると思われる体調不良に悩まされ、その度に家族から「スマホをやめて外に出て運動しなさい」と至極真っ当なことを言われ続けてきました。
その度にスマホを辞めようと思いましたがやめられないを繰り返し、感情的になったり落ち込んだりしてました。
今回この本を読んで、スマホがいかに戦略的に人を魅了するように作られ、それを手放すのが難儀なことが丁寧に書かれており、少し立ち直れました。
スマホ対抗策の一つである運動も、どの種類でも(程度の差はあれ)効果ありと言われていたので、自分の好きな筋トレから始めてみたいと思います。
とはいえ、この本を電子書籍で購入し、さらにスマホで読んで感想書いてる時点で、自然に重度な依存なんだなーと。
腹筋しながら思いました。
匿名
スマホ依存症
スマホを手に取る度にこの本の内容が頭によぎります。
さまざまな実験結果を用いた説明に大変説得力があり、つい目を背けたくなるような驚きの事実ばかりです。
なるべくスマホを使わない生活をすることが目標になりました。
デジタルデトックスができる
いままでスマホに無駄に時間を割いてることは知っていたが、依存症でなかなか抜け出せずにいた。
そこでこの本を読んで、今までよりも随分とスマホ使用時間が減らせたと感じた。
例えば、「寝る前にスマホをみると、眠りづらくなる」とか、「同じ部屋にスマホがあるだけで、集中できなくなる」と良く言われているが、そのことについてどうしてそうなるのか、わかりやすい言葉でこちらが理解しやすいように説明している。
デジタルデトックスがしたくてもできない。。という人にすすめたい。
デジタル・デトックス必要です!
スマホ1日だけでも手放せないならば、完全に依存症です!
これを読んだら、特に学生だったら学力さえ落ちる可能性があると自覚してないと怖いです。
SNSなどの投稿や通知が気になって仕方ないならば、人生自体に多大な影響を及ぼすと深刻に捉えた方が良いかも知れません。
内容は、こう言う人もいるよねかも知れませんが、自分が重度の依存症となっている場合は、自覚も出来なくなっているかも知れません。
一度読んでみることをおすすめします。
アナログ生活の大切さ
オンラインが主流のこの時代にこそ、こういった本が必要ですね。
「スマホの目覚ましで起きるのではなく、目覚まし時計を買おう」というのは、
とても共感できました。
手書きによる効能と、アナログ生活の大切さを再認識しました。
なるべくアナログな生活にシフトしていきたいです。
Posted by ブクログ
自分がスマホ中毒になりやすく、すでに中毒になってることに気づいた。
読み進めていくうちに怖くなっていった。
スマホ離れしようと決心が着いた。
ありがとうございます。
Posted by ブクログ
もはやスマホは欠かせない存在。
しかし、限られた自分の時間をスマホを見ることに充てるべきか?
人の興味をそそる依存性、時間を奪われているというデメリットを十分に理解した上でスマホを取り扱い、上手く距離を取ることを考えさせられる。
自然にスマホに伸びる手で本を掴め、本を読め!と自分に言い聞かせてる。
著者が人間の根源、生存本能からスマホに対する見解を出しているところが面白い。
Posted by ブクログ
自分はデジタルデトックスを結構できている方だと思っていましたが、この本を読んで、1日のうちスクリーンタイムはそこそこあるしデジタル広告に報酬系を刺激されているし何か新しい情報は無いかと静かな時間に物足りなさを感じているとわかりました…。自分が思っている以上に、スマホの虜になっていた…。
生存のために長い時間をかけて進化してきた脳の生物学的メカニズムが、近年の超高速に変化した社会環境についていけていないことによって、人間の身体や精神に不調和を招いている、ということをとてもわかりやすく語ってくれている本だと思います。
我々が狩猟採集民だった時代にそれが生き残るための機能だったものが、現代の我々を苦しめている可能性がある。
Posted by ブクログ
すごく興味深い内容だった。
自分もスマホを1日7時間くらい使用するタイプの人間なので、その影響をひしひし感じる。
鬱っぽく感じるようになったのも、スマホの使いすぎから来ているように思う。SNSから発信される他人の煌びやかな生活と自分を比較するという愚かな行為が鬱やストレスに繋がってるとわかってるのにやめられない。
また、私の場合は大きいスマホではなく、手に負担がかからないように小さいスマホにしているのも、長時間使用する原因になってるいるのかもしれない。
怖いと思うのは、子どもへの影響。
このようなデジタル世界になったのは最近なので、現代の子どもたちが将来どうなるのか、不安しかない。
Posted by ブクログ
急激なドーパミン作用は中毒性を持つ
快楽を受けると、脳は苦痛とのバランスを取る
スマホを見ていない時間=苦痛の時間となってしまい、その間ずっと無気力、無集中に陥る。
▶︎解決策
コールドシャワーや筋トレなど、苦痛の先取りを行うことで、悪質なドーパミン中毒を軽減する。
受け身の脳を取り除く。
サイクルは1ヶ月。
物質的にスマホとの距離を置く。
(keep box、電源OFF、スマホを置いて外出)
Posted by ブクログ
きっとスマホのやりすぎを怒られる本でしょと思ってなんとなく敬遠していたのだけれど、脳の仕組みや人類の進化の歴史からなるほどと納得できる、スマホが脳や精神に与える影響が易しく書かれていて読んでよかったです。
私はスマホに支配されているな
怖い。
もう絶対スマホに触れるのは最低限の時間にして、別の部屋に置いておこうと思いながら、こうしてスマホに感想を記録して投稿しようとしている私‥。
それに、本の中で、ストループテストという心理学のテストが紹介されていて、(インターネット上にあるのでやってみてほしい)と書いてあるし!
思わずスマホ手に取っちゃうじゃない!
スマホを完全に手放すことなんてもう今の時代では無理なのかもしれないけれど、スマホが及ぼす弊害を知っておくのは大切。
最後にある著書からの「デジタル時代のアドバイス」はなるべく実行するようにしよう。
Posted by ブクログ
毎日毎日スマホに時間を吸い取られている実感があり、本書を手にとって見た。
スマホ、特にSNSは私達の注意を引き、ドーパミンが放出されるよう設計されており、まさに脳をハッキングしている。SNSを使う時間が長い人ほど、幸せを感じにくいという点は面白い。
適度に運動することで、ストレスが発散され気分がスッキリするだけでなく、集中力や理解力まで高まるというのは驚き。昔から、スポーツができる奴は勉強もできる、というのには理由があったのだと納得。
本書が書かれた2019年から5年が経過した2024年、ますます我々はスマホに時間と注意力を奪われていると感じる。タイパという言葉に象徴されるように、時間に追われてコンテンツを消費し、常にスマホの画面を凝視する、そんな状況になっていると再認識した。
これからは帰宅後は極力スマホの電源を落としたうえで、別の部屋に置き、家族との会話や読書に集中できる時間を確保しようと思う。
Posted by ブクログ
デジタル社会で生き抜くための術をスウェーデンの事例を交えて解説
日本でもスマホ依存の人が多く、様々な方面で社会問題となっているが、その便利さに引き込まれて抜け出せないのが現状
その原因が脳内報酬系
大人でも依存してしまうのに、子供ならなおさらだろう
上手に使って、スマホに使われないようにしたいものだと思った
基本的に電子書籍での読書ばかりなので、電子書籍も脳にダメージがあるのか気になりましたが、寝る前に読書してもパソコンで動画を見ても眠くなってすぐ寝てしまうので、影響には個人差があるのかなと思いました。
スマホとの向き合い方を再考した
人類の進化の過程で形成された危機管理能力が、新しい更なる情報を欲していることを知った。
運動をして、睡眠を確保し、スマホとは距離をとる生活を徹底する。
SNSはスマホから消して、
スクリーンタイムは2時間に早速設定した。
脳の仕組みについて学べた
スマホ脳というタイトルの本だが、私にとっては、脳の仕組みについて学べたことが大きかった。
自分の決断の間違いについて悩んでいたタイミングで、この本に出会うことができた。
脳の仕組みについての説明を読んで、いくつか腑に落ちる部分があっただけでも、この本を買ってよかったと思う。
Posted by ブクログ
自分自身への戒めの意味も込めて読んでみたが、なぜスマホにこんなにも惹きつけられるのかがよく分かった。人間が開発したものなのに人間が苦しめられているような気がしてなんだかアホらしい気もする。私達が今後も長期的にスクリーンに晒され続けることでどうなるかは誰にも分からないということを胸に刻んでおきたいと思う。
スマホにつかれる前に必読
ここ数年、自分の集中力が格段に落ちている事には薄々気がついていました。パンデミック宣言以降、YouTubeで短めの動画を次々見る時間も増え、長い文章を読むのが辛くなっている自分に気がつきました。
かなりショックでこの本を読みましたが、当面の対応策が見つかりました。
この本は、
脳が人間の進化の過程でどのように発達してきたか、
だから今のスマホ環境に対し、どう反応しているのか、
分かりやすく説明してくれます。
スマホ認知症の次はスマホ脳
スマホ依存症と呼ばれ始めて注目されたが、
さらに脳を削っている、
とでも言うべき事態になりつつあるようだ。
新聞を、線を引いて2度読みしていると、
霧が晴れるように、理解できることがある。
スマホなどでネットの世界を泳いでいると、
溺れそうになり、脳が苦しむ。
自分の自覚に自信がある間に、脳が削られないように、
注意しよう。