【感想・ネタバレ】SDGs(持続可能な開発目標)のレビュー

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Posted by ブクログ

SDGsについてまとまっていました。企業や政府の視点も入っていてそれぞれの関わり方を知ることができて勉強になりました。

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2022年05月08日

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SDGsとは何なのかすごく分かりやすく伝えてくれます。
実際にプロジェクトに携わっている方の著書は内容が臨場感ある内容で、SDGSに興味を持てた。

一見難しそうな本ですが、初心者の私でも楽しんで読めました。初めて手に取った本がこちらで本当によかったです。

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2021年09月30日

Posted by ブクログ

今、話題のSDGs。
なんにも知らない人にはとても勉強になる内容。
各目標、ターゲットに関する説明が事細かに書かれているので、知識吸収におすすめ。

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2021年09月24日

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本書はSDGsの入門書である。本書の前半でSDGsの基本的な情報を解説しており、後半では日本では企業や地域でどのような取り組みがなされているかを紹介している。
本書を読むことによって、SDGsの基本的な思想は理解できた気がする。その上で、あえて批判的観点から考察すると、やはりどことなく楽観的な論調のようにも思える。例えば、SDGsでは各目標を達成するためのルールやコミットメントを設けていない、そうすることで目標に対して多様なメソッドで目標に縛られることなく向かうことができる、といった記述があったが、ルールやコミットメントがないことによるデメリットも必ずあるはずであるが、そのようなネガティブな要素に対する「リアルな」側面についてあまり書かれていない。SDGsの基礎は理解したので、次は別の本などで実際の課題などについて学びたいと感じた。

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2021年05月01日

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SDGsについて、第一人者である著者による解説書、入門書です。SDGsの概観から始まり、その成立の歴史、そして個々の目標の詳しい解説。日本を中心とした取り組みの現在。非常に丁寧に分かりやすく解説されていて、本書を読めばおおよその現在の状況について知ることができると思いました。SDGsといって、大きく風呂敷を広げられても、その対象となるテリトリーの大きさから目がくらむばかりだった状態でした。しかしSDGsの何に注目するのかという視点の位置をしっかりとすることで(目標ベースの指標であること)、かなりすっきりと見渡せるようになったと思います。そのことで、個々人としても、社会人としても、何をしていかなければならないかということについて考えるきっかけにできる、入門書として最適な一冊かと思います。

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2020年12月12日

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SDGsの策定過程にも携わった著者による、SDGsの精神や意義に関する著作。
SDGsは、拘束力のあるルールベースのものを国家の利害を背負ったリーダー達が折衝により決める方式ではなく、オープンな作業部会が専門家の意見をよく聞いたうえで、目標を定めてプロセスはそれぞれの主体に任せる(ただし様々な指標で「測る」ことは重視する)という形にしたがゆえに、世界中が合意することができ、目標からにバックキャストでイノベーションを引き起こすことのできる枠組みになっている。

企業は本業の中で少しでも持続可能な方向へと取組を進めるほか、持続可能でないものを持続可能なものに作り変えるところにビジネスチャンスが生まれるという発想で取り組み、自治体は民間がカバーしづらい「誰ひとり取り残されない」を重視しつつ、表彰や連携プラットフォームを構築することでSDGs達成に貢献していくべきとする。
SDGsは、個人や組織の元来の目標にとって代わるものではなく、本来の目標達成に向けたそれぞれの取組が持続不可能なものにならないためのチェックリストとして全世界が合意したものであるという理解が限界。

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2023年10月23日

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SDGsを細かいところまで明確に、かつわかりやすい言葉で発信をしてくれるからちきんと学びたい人にとっては必須の読み物。気軽にSDGsに取り組みたい人には重い。

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2022年07月10日

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SDGsのことを勉強してみたい方には非常に有益な本だと思う。

本の構成は以下の通り。
はじめに  世界の課題と日本の課題
第1章   SDGsとは何か
第2章   SDGsが実現する経済、社会、環境の統合
第3章   SDGsの全貌
第4章   企業はSDGsにどう取り組むべきか
第5章   自治体におけるSDGsの取り組みと課題
第6章   皆の目標としてのSDGsへ
第7章   SDGsのこれから-ポスト・コロナの世界の道しるべ

SDGsのアウトラインから、制定の経緯。また、17の目標についての解説。そして各セクター、企業、自治体、政府、研究界、教育界、若者の取り組み。そして将来展望、と網羅的にSGDsを解説している。新書で280ページ程度の本なので、読むのにそんなに重たいということもなく、文章も平易で読みやすい。
入門書として非常に良い本だと思う。

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2022年04月25日

Posted by ブクログ

SDGsの政策過程に関わった人の本だったので、その思想がよく分かった。個別のゴールについて知るには不十分だけど、世界が試行錯誤の上でここにたどり着いたことが分かる。それから、民間含めた各主体にとって対応が必須となっていることもよく分かった。

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2022年03月27日

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SDGsの歴史や概要、今後についてわかりやすくまとめられている。
今後関わりが増えるタイミングで読み返そうと思う。

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2022年03月19日

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ネタバレ

「持続可能な開発目標」についての教科書と考えるのがよい本。

目標とターゲットがあるのみ。17の「目標」=2030年までに、地球規模での目指すべき到達点、169の「ターゲット」=達成年や数値がより具体的な到達点。これは「目標ベースのガバナンスと呼ばれる。

仕組み(ルールがない)、測る(指標で測る)、総合性(全部つながっている)
・・・指標はいわゆるKPIだが、世界の見方を示す。

従来の経済優位だった価値観を、経済、社会、環境を統合したことに一定の意義
経済
・貧困、仕事、
・インフラ・産業化・イノベーション、
・消費・生産形態、社会・司法
社会
・飢餓、健康的な生活・福祉の推進、
・教育・生涯学習、
・ジェンダー平等、不平等、
環境
・気候変動、海洋・海洋資源、陸の生態系、
・居住地、
・水・衛生管理、エネルギー、

といったテーマがならんだ最後に「パートナーシップ」という手段が示されている。一人では解決できない課題ばかり

それぞれの立場で何ができるかという視点
・企業の立場で
・自治体の立場で
・国連の立場で
・日本政府の立場で
・研究教育界として

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2022年03月03日

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SDGs検定を受けるために購入し、通読しました。
面白いと思えるものではありませんでしたが、勉強になりました。
SDGsってこうやってできたのか、というのがよく分かりました。

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2022年01月09日

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SDGsとは何か?何が論点なのかが綺麗にまとまっている。2020年から本格的に動き始めたSDGsだが、パンデミックの影響により各国が難しい状況に立たされている。

しかしこれは我々の暮らしに対して危機感を持つきっかけにもなり、年々認知度や関心が上がっているのも事実。特に2000年代から国内では災害が増えたり、人権、貧困など社会課題への問題意識も強くなっており、若い世代を筆頭に社会問題に向き合う人たちが増えている。

最近では企業でもSDGSへの取り組みが強化されている。その要因として「経済成長」が書き込まれていたり、SDGSに取り組むことが企業の価値を向上する点が要因として挙げられる。

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2022年01月08日

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気になっていたSDGsについての本。
2009年にはSDGs自体はあったらしいけど、私が意識したのは今年に入ってから。少しは浸透してきたということか。
17の目標があることはわかった。消費者として実生活の中で意識していきたいこともいろいろ。
私自身には子供もいないけれど、未来に禍根を残さない為に。

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2021年11月01日

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持続可能な開発目標って、経済のそれなので、経済面への訴求がもっとあってもよかったのではと思いました。
17の目標をまとめたものが一体何を意味するのか、SDGsはわかりずらいので、本書にその核心をもとめたのですが明解な解は得られなかった。
たとえば、「SDGs誕生の背景と目的」という章をいれて、具体的になぜグローバルレベルでこうも、SDGsが重要視されているのかの説明を聞きたかった。
1990年代から、南北を含めていろいろな資源の取り合いになっているので、「持続可能な開発目標」≒ 継続的に経済が、どの国でも発展ができるように、国連で話し合いと、目標をさだめたものが、SDGsだと個人的におもっています。

それを表すのが、SDGsでの木で
8:働きがいのある経済成長 9:産業と技術革新の基礎 が一番上にあって
10:不平等をなくそう、17:パートナーシップ 16:平和と公正を全ての人へ  が根底にあるのでは

この目標を達成すれば、3億人の雇用が創出されると別の記事でもよみました。
それを、本書では、経済、社会、環境の統合といっているのではないでしょうか。

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2021年08月25日

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アカデミックライティングの課題のために購入。
SDGsへの理解が深まった。
目標を達成するために行動し、その都度目標までの距離を測るというやり方は色んなことに使えそうだと思った。

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2021年05月26日

Posted by ブクログ

入門書であり教科書です。
基本的なことばかりですので、SDGsを理解するために読むべき本だと思いました。
大事なことはこの本を読んだ後に、何を思い取り組むかです。

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2021年04月22日

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<目次>
はじめに世界の課題と日本の課題
第1章SDGSとは何か
第2章SDGSが実現する経済、社会、環境の統合
第3章SDGSの全貌
第4章企業はSDGSにどう取り組むべきか
第5章自治体におけるSDGSの取り組みと課題
第6章皆の目標としてのSDGSへ
第7章SDGSのこれから
あとがき

2020/8/25初版
SDGS認定の課題図書の1つ。
文字ばかりでわかりにくいのかと想定していたが
実際はとてもわかりやすい。
著者はSDGSの第1人者でもあるし、SDGSの入門書
としえは最近の本の中では、一番であろう。

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2021年03月14日

Posted by ブクログ

 SDGsの国内外の策定・普及に深くかかわる著者によるわかりやすい入門書。
 これを読めばSDGsの概要は一通りわかる。
 SDGsは、本書でも書かれているように、環境問題だけでなく、経済、社会にもかかわる目標設定。この目標の実現が、現世代のみならず次世代の人間が地球で幸福に人間らしく生きるために不可欠になっている。
 巻末のSDGs全目標の全訳も便利。ただ人によっては、事実の羅列と感じで退屈と思う人もいるかも。

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2021年03月08日

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SDGsという言葉をよく見かけるけど、あまりその意味が分かっていなかったので購入しました。
目標が17個ありその全てを達成することが目標で、達成までのルールは何もないのは新しいと思いました。
国連加盟国全てが賛成し、SDGSへの取り組みが地域創生にも役立つことが自分には学ぶのもありだなと思いました。
だが、少し難しかった。

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2021年02月20日

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政府のSDGs関連の委員や顧問などを務める著者がSDGsの成り立ちから目指すべき未来(2030年)を丁重に解説し、企業、自治体、政府、教育機関、海外などの対応状況を説明します。欧州でのSDGsの取り組みと比べると日本は遅れているとのことです。個人の生活で考えると個別合理性と全体最適が相反する場合があります。エシカル(倫理的な)消費はよりコスパ消費に傾き安い自分だったりもしますが、全体最適との整合性を今一度考えたいと思います。

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2021年01月24日

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SDGsの第一人者、平たく言えばSDGsの“中の人”が書いた入門書。
国連での採択までの経緯を細かく綴るあたりはさすが。これだけで読む価値がある。他にも、分かりやすく説明するにあたって、近江商人の経済哲学「三方よし」をもじって「四方よし」とするあたりは、思わず膝を打った。(「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方に、「未来よし」を加えた四方)
それでも、やはり”中の人”が書いた本なので、環境保護というブレーキと経済成長というアクセルを同時に踏むというSDGsが抱える矛盾には答えていない。斎藤幸平が指摘する通り、やはり資本主義を脱しない限り、SDGsは地球規模の空論?…などと考え出して、もっといろいろな考え方に触れないと…と思い始めて、自分への課題図書を増やすという結果に行きついた。

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2021年01月20日

Posted by ブクログ

あるところで勧められて読んでみました。

タイトル通りSDGsに関する本ですが、SDGsが成立していく過程について詳しく書かれている点が、これまで読んだSDGsの本とは違うところでしたし、その過程を知ることができるのが、この本のよいところだと思います。
著者が、SDGsの成立に関わっていたこともあり、目標やターゲットに関して、その意図や背景などにも丁寧に触れられています。

その一方で、SDGsの表面をなぞっただけのような部分も目立つ印象も受けました。
とくに、技術や科学、実体経済など、具体的な事例に関する部分については、ことごとくそういう印象を受けました。
また、全体的に、あくまでも人間中心の考え方をしており、「環境」の考え方が薄っぺらな印象を受けました。
ロジックが「?」な部分がちょいちょいあった点も気になりましたし、記述に気合が入っている部分と手を抜いている部分の落差が激しい印象を受けたこともあり、「もしかして、著者が複数いるのかも」と思いながら読み進めました。

もし、この本を読むのであれば、SDGsが成立していく過程の理解に重きを置き、その他は流してよいと思います。

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2023年08月06日

Posted by ブクログ

●一分野マスター読書「SDGs」4冊目。
●SDGsは「四方よし」というのは腑に落ちる考えだと思った。

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2023年07月20日

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SDGs関連の書籍は山ほど売られている中で、中公新書であれば骨太であろうと期待し本書を購入しました(ちなみに他のSDGs解説本はお金の無駄と判断し一冊も購入していません)。結論から言うと、SDGsの第一人者の方が書かれているという意味で、内容や枠組みがどう決まったかなどの内実が良くわかりそこは勉強になりました。他方、インサイダーの人が書いているので仕方がないとは思うのですが、SDGs全般にわたって好意的に書いている印象を受け、正直SDGsの弱点や課題などにももっと踏み込んでほしかったです。これは研究者としてのあるべき基本姿勢だと思いますし、本当にSDGsを進めたければ自己批判の姿勢は強すぎても悪いことはないと思います。

本書を読んで思い出したのがE.H.カーの書いた「危機の二十年」という本です。カーは、第一次世界大戦と第二次世界大戦の束の間におこった国際協調主義的なユートピアニズムを批判し、ユートピアニズムだけでは物事はうまくいかない(実際破綻しました)、ユートピアニズムはリアリズムとバランスよく結合しなければ破綻すると述べたわけです。翻って現在のSDGsを端的に言えば、大半がユートピアニズムの議論をしている中で、唯一投資家が手綱をにぎっているというところに経済のリアリズムがあるわけです。そうすると投資家が今後どうふるまうかにSDGsの行方がかかっている、ともいえるし、中国のように国家が資金の供給をする場合はそこまでSDGsに固執しないのでは、などと勘ぐってしまうわけです(ある意味リアリズムな思考をしていると私自身は思っているわけです)。

つまり何が言いたいかというと、今のSDGsにはカーが指摘したようなリアリズム的、批判的思考が足りないのではないか、という危うさを感じてしまうことです。ただこういうと、世界の平均気温が上昇し、異常気象も増えている、これこそがリアリズムとしての脅威だ、という反論が来るのかもしれませんが、グローバルな事象を脅威として掲げるのはリアリズムとしては弱い気がします。また世界全体でこれを実現しよう、というよりも、我が国・地域(例:欧州)がこれを率先して実現して世界の見本となろう、というような局地的なユートピアニズムの方が、実現可能性が高い気がしています。

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2023年05月06日

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持続可能な未来について、さまざまな議論を行っている中、武力衝突が現代では起こっている。平和な世の中であるからこそ、SDGsといった議論ができるというのもまた事実である。持続可能な未来と平和は同義でもある。

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2023年03月04日

Posted by ブクログ

SDGsについて知るには内容は濃いと思うが読みづらい。元々SDGs自体が17の目標169のターゲットからなるので、各ターゲットの話を例として出すと細かい話になってしまってまとまらないのはしょうがないが。

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2022年02月23日

Posted by ブクログ

SDGsをより詳しく知りたい人におすすめ。
内容もかなり詰まっているので、読書初心者にはおすすめできない。
SDGsに興味がなければ続けて読むのは困難だと思った。

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2021年11月30日

Posted by ブクログ

次世代の人たちも平和で幸せに暮らせる世界に。
今さえ良ければいいと言う考えは通用しない。企業もただ利益を上げれば良いという時代は終わった。

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2021年07月03日

Posted by ブクログ

Sustainable development goals
環境,社会,経済にまたがる17の目標と169のターゲット
気候変動問題をきっかけとした国際的な行動目標
2030年の状態を目標とする。
新たな価値体系になったな。なぜこれら17の目標なのかを理解することが行動する上で大切だろう。国連とか国際に弱く考えることを放棄すると評価数値に振り回されるだろう。それぞれの活動主体(国,自治体,企業,個人)が相互に影響を及ぼし,力を集約することが目標達成への道筋だろうが,意図的に集約することは難しそうなので,価値の創出がポイントになるのだろう。

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2021年03月24日

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