【感想・ネタバレ】MIT マサチューセッツ工科大学 音楽の授業 ~世界最高峰の「創造する力」の伸ばし方のレビュー

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Posted by ブクログ

音楽がこんなにもビジネスやアカデミア業界で真剣に学びとして取り入れられていることを知らなかった。
前半は音楽のことを詳しく語られていてついていけなかったけれど、後半のなぜ音楽を学ぶのか、音楽がどう生きるのかについて学びが多かった。

どの分野でもそうだけれど、専門分野以外について学ぶ行為はとても刺激的で自分の頭の中の多様性が形成されて発想力が豊かになる。
そういう意味でも新しいことを始めたいなと思った。
今までかじってきて途中でやめていることがいっぱいあったので、もう腰を据えて少し向き合う時間をとりたい。

音楽ではピアノとギター
そのほかでは、写真とイラスト・模写などしたいな〜

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2022年03月30日

Posted by ブクログ

MITには夢がある気がした。
音楽ってもうこの先、無意味なんじゃないかと思うことがあったけれど
もっと知りたいとも思えた。

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2020年12月11日

Posted by ブクログ

MITでなぜ音楽が学ばれているのか,そしてどういった授業が行われているのか,この2点が大枠の本であった。この大学は,卒業する学生が,今後イノベーションを起こす知の蓄えとして,芸術との関わりを重要視していた。この本を読み共感したのは,『音楽は多様性そのものでありながら普遍的である』という点だ。音楽は,その地域の文化、育った環境、創作者の感情が大きく反映される個性的な創作物であるにもかかわらず,文化や国境を超えた普遍性がある。アートの中で,言葉や数式が生まれるはるか前に存在し,普遍性の高い音楽を重要視するMITの姿勢は,この言葉から合点がいった。
MITの音楽の授業で見る視点も面白く,視野が広がるとても良い一冊であった。

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2023年03月16日

Posted by ブクログ

理系の学生に対し、今後、知識的には必要性がないであろう音楽の講義をどのように提供し、どのように評価するのかが、本書によりある程度分かる。思っていた通り、共同レポートの作成にかなりのウエートが置かれているようだ。テーマは何であろうとも、知的な共同作業の経験は貴重であり、人生で役に立つであろう。
日本の大学は、知的共同作業の機会がほとんどない。このことが日本の人材面での弱みとなっている。

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2022年11月20日

Posted by ブクログ

音楽という題材と、授業の進め方が非常に参考になった。

最後の教訓めいたところは、アタマに残らなかったので星一つ減。

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2021年11月17日

Posted by ブクログ

MITで本気で力を入れている音楽授業。演奏、作曲、解釈を行う。音楽の理数系的分析と展開を行いつつ定性的理解とどうやってそこから離れるかを考える実践を行なっていく。

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2021年03月06日

Posted by ブクログ

読み進めるのになかなかの集中力が必要な本だったけど、MITでの音楽関連の授業を通して音楽が我々にもたらす影響や意義について考察していて、なかなか興味深かった。

自分の大学時代、総合大学の工学部で学びながらもかなり多くの時間をサークル活動のオーケストラに費やしていたので、授業としての室内楽やオケの演奏実技や作曲理論などで本格的な指導を受けられ、さらに単位がもらえるMITはなんて羨ましい環境なんだろうと思った。オーケストラと生きる事との共通点みたいなことも書いてあったのは面白かったし、自分の経験に照らして深く共感できることも多々あった。科学者に音楽がもたらす良い影響についてはなるほどなと思った。2020年9月の出版のためコロナ時代の生き方などについても触れていたり、自分の今後の参考にしたいと思う文章もあった。

・音楽における究極のコラボレーションは室内楽。室内楽はあらゆるソーシャル・トレーニングになる。
・創造するには、より多くの経験や知識が必要(本を読んだりネットで見たりするのではなく、自分の手を動かして得た経験)
・異なる2つ以上の領域同士の知見がひらめきを生む
・音楽は多様性そのものでありながら、文化や人種を超えた普遍性がある

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2021年01月12日

Posted by ブクログ

MITは人文学にも力を入れており、とりわけ音楽教育が盛んで、技術革新が進むほど人間理解が求められると筆者は述べる。
西洋音楽史入門、ワールドミュージック入門や、対位法や作曲、ラップトップアンサンブルなど実際のクラスの先生や学生にインタビューし、カリキュラムや評価項目もよく取材している。自分が作った曲をプロに演奏してもらうとか面白いだろう。一度受講してみたい。

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2021年01月09日

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