感情タグBEST3
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宮田裕章教授の塩顔銀髪が気になってたので。
LINEでの健康調査はこの人が仕掛けてたのね。キレる人は学生時代から違う。視野が広くて目的思考。
データは共有財、多層型民主主義、「生きる」の再発明、そのためのAI・データの善用。
時代の変わり目を実感
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データ駆動型社会、多層的民主主義、新しい社会契約、EUのGDPRはドイツ発の人権思想、個人信用スコア@中国。
キーワードがたくさんある。勉強しなくちゃ!
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データは個人のものであるとともに、「共有材」である。
そして、経済システムの歯車から脱出し、利用目的に応じて、データの利用範囲をいかにコントロールすることを考えなければいけないか。
それは、自分で選択していく必要がある。
自分のデータの使い道、使われ方について考えていかなければいけないことを強く意識させられる内容だった。
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あらゆる立場の人が誰も取り残されることなく、その人らしく生きる。そのために、使えるデータを集め、フィードバックしていく。数字遊びではなく、提言に繋がる、提供者に利益がなければ収集は出来ない。そして、当然、そこには信頼があることが前提。Facebookはそれが不足していて銀行になることに失敗した。一方で、データを共用財産とする制度を検討できていないために、活用するにも及び腰になる。そこに石油があるのに。しかし、GAFAは隙間から狙い、医療機器としても承認され、距離を測りながらも確実に進めている。世論から、それが当たり前のサービスにしていくことで、埋めているようにも思える。
自分中心のデータ活用、マイナンバー制度の活用も理解はする。が、どうも、抵抗がある。政府への信頼性か、自分が自己決定権を行使していないのか、思考が停止しているのか。絶対便利になるのにもどかしい。GAFAにはこれだけ情報提供しておいて?という矛盾も抱えつつ。
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著者は、多方面で大活躍の宮田先生。
提唱されているデータ駆動社会は、新型コロナウイルス騒動で一気に表舞台に登場したようにも見えるのだが、これまでの地道な取り組みがあってのことであろうと推察します。
withコロナ、afterコロナの時代を過ごす際に、膨大なデータをどのように取り扱うのが人類にとっての最適解となるのかについて、考えらせられる一冊となりました。
付箋は19枚付きました。
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データは人類の共有材として、人間を軸に世界を考え、多元的な価値を人々が協創していき、共鳴する未来を目指そうとこれからのデータ駆動社会のグランドデザインを提示します。具体的には著者の仕事であるヘルスケアでのデータ活用を皮切りに欧州、米国、中国そして日本のデータガバナンスを議論し、社会貢献を伴うビジネスでのデータ活用を芝麻信用やGAFAの事例を挙げて説明します。終章では、民主主義や社会を駆動する価値の多元化を提唱します。「データで儲ける」、「ビジネスでデータ活用」ももちろん大切ですが、本書のように人類を俯瞰するような思考実験をすることで、新しいアイディアが生まれそうな気がして来ました。
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総論的なデータが何であり、どう捉えどう使うのかを語った本だと思います。
対象はデータを多少知っている人になるかと思います。
データの本質を捉え、考えるのには向いている本かなと思いました。ただ、データと呼んでいるものの、データの本質が何か、本体が何かの説明は有ってもよかったかもしれません。一言にデータと言っても人によって捉え方は変わるでしょう。とはいえ、データをどういう風に見るべきかは参考になる本だと思います
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PHP新書「データ立国論」から逆上がりの河出新書「共鳴する未来」。初版が2020年9月なのでコロナ禍とシンクロしながらの出版がすごいと思います。次の新書の初版が2021年3月なので半年でのアップデート。ここぞとばかりに持論を展開するタイミングとスピードに著者が。「今」を勝負所と考えているような気合を感じます。民主主義を軸にしながら資本主義をアップグレードする、という使命感にかけてみたい気がしました。著者の今までのプロジェクトの延長線にあるhuman Co-beingという考え方がどこまで大きなうねりになるか、それは希望です。一方で今年一番のショックだった斎藤幸平『人新世の「資本論」』による資本主義否定論についての著者の意見を聞いてみたいです。
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宮田氏によるデータ革命に関する本
データ利活用による不安を踏まえた上で人と人、人と世界がデータを通じて共鳴する新しい文明の可能性を提示するもの
メモ
・データは所有財というより共有財としての側面が強い。
・自己決定重視と同意至上主義はイコールではない。分けて考えるべき。gdprでも同意はデータ処理の正当化要件の一つ。同意至上主義ではない。自己決定を尊重していくことは重要。
・裾野のあるコミュニティを担保するうえで、信頼や自由をどうデザインしていくか。
・基盤の貨幣からデータへの遷移
・独占がかつての売り手としての価格に関する独占でなく、買い手を独占しデータを独占するという新しい形に変わっている。
・最大多数、最大幸福の社会システムを個別最適解の提供、最大幸福のシステムに変えていくことができる。生きるの再発明
・データ駆動型社会は経済合理性のみならず、貨幣以外の概念に多元化していくことが重要。
・GDPは所有を誇るための指標。データは使っても無くならない。一方信頼をなくすと枯れ果てる。
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データをもとに医学、経済学に提言をされている。
SDGSだけでなくCSVなどあたらしい概念にも触れられているので、読むならば今しかないと思います。
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最近多くのメディアで活躍されている宮田先生の著作。
コロナウィルスによって今まで営んできた生活が一変し今後どの様なことが必要で、どの様な未来を創造していくべきかを考えさせられた一冊。
生活、経済、刻一刻と変化を続け目まぐるしい日々。
当たり前だった価値観が変わり、新たな当たり前が作られていく。
その中で自分はどう生きていくのかをまだまだ具体的には考えられてないが考えるきっかけにはなった。
『「生きる」を再発明する』と結びの章では言われてます。
今後根本から変わる可能性を秘めた世界に自分たちは生きているんだと感じ本を閉じた。
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データ価値、医療における共有化は更なる進化が期待できる。だが課題も多い、個人情報保護、個人ー企業ー国家間に於ける共有化は批判を受けがちだ。
次世代にはこのデータ価値化社会がモノを言う時代になる事は間違いない、しかし正動は案外厳しく長い。
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データ駆動型社会的とは、
データを活用して、多様な価値観を
みとめることのできる社会的。
効率一辺倒ではなく、
お金に換算できづらい価値も測る。
データの提供をするかしないかも、
判断できる自由がある。
そんな社会だと。
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ヘルスケア×データ系の本ということで、
少しだけヘルスケアをかじっている身として読んでみました。
著者は、最近メディアに色々と出始めている宮田さんという大学の先生。
本の内容には関係ないけど、
奇抜な?(個性的な)ファッションに身を包んでいる人です。
ヘルスケアにもデータにもそこまでの知見のない時分には、
この本は簡単なようで奥深く、そして哲学的で、ちょっと難しかったのですが、
著者のビジョナリーな思考にはとてもポジティブな影響を受けましたし、
(昔の)石油にあたるものが(今の)データに該当するという例えはなるほどと思わされます。
特に感銘を受けたのが、ヘルスケアデータのプラットフォームを構築する際、
そこに蓄積していくデータを共有財産としていく点。
ビジネスサイドに長くいた自分には、そういった視点は全くありませんでした。
(おそらく、多くの人がいかにしてデータを自社で囲い込むかに注力していると思います。)
著者の壮大な構想がどこまで実現化するかは、色々な思惑もあるので、
そう簡単なことではないでしょうが、
それでも視座の高さと高い志に感化された一冊でした。