【感想・ネタバレ】ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論のレビュー

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Posted by ブクログ

新型コロナの行き過ぎた隔離や緊急事態宣言を真っ向から否定。特に隔離政策は過去のハンセン病患者の隔離やユダヤ人隔離政策から全く学んでいないと批判する。この視点は人権を考える上で重要だ。

世間を敵に回すことを覚悟で異論を放つが、外国の事情などをかなり詳細に調べており、コロナについて冷静に判断するためにこういった主張も読んでおきたい。

3
2020年11月23日

Posted by ブクログ

これは本当に全国民が読むべきだと思う。
この1冊でいくつもの論文をまとめてる様なものだし、すごすぎる。
本当に痛快で、目から鱗の情報も多い。
特に今回は政治的な思想の話ではない。
データに基づく客観的な論議なので、反論のしようもないはずである。
正しいデータから目を背けるメディアや国民のバカバカしさを痛感する。
私自身も3月頃からの騒動の構図(メディアが恐怖を煽る(視聴率が取れる)→国民がパニックに陥り国に緊急事態宣言を迫る→国は世論に逆らえず発出する)は太平洋戦争開戦の歴史と重ねざるをえなかったが、周囲が意図せずそのパニックに酔いしれてるというのは恐怖を感じていた。しかも全体主義と同調圧力の嵐。異論=非国民。
この本は今後、今回の歴史を検証する上でも貴重な資料になると思う。

2
2020年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【レビュー】
・漫画だから、楽しく分かりやすい。(おぼっちゃまくんを描いた人です。懐かしい!)

・洗脳されてしまっている人は目覚めるきっかけに、目覚めている人は今までの振り返りに。
※洗脳されてしまっている人はこの本の存在を知る機会もないと思うので、snsなどで広めたい。

・著者はコロナ騒動初期、専門家(と言われる人)たちでさえも状況を把握できていないなか(すべて知っているうえでわざと煽っていたのかもしれないけど)、「おかしい!」と気づき、「コロナ」と「メディア」の動向をチェックし続け、独自にデータを調べていたことがすごい。

・批判されたりしただろうが、それでも発信し続ける勇気がすばらしい!(下手すると命にも関わるのに)

・新型コロナとインフルエンザの比較は分かりやすいが、何回も出てくるので少し疲れた。
当時、週刊紙に連載されていたものをまとめたものだから、しょうがないのかなと思う。(書き下ろしの話もいくつかあり)

【感想】

+++++自分の国のことを知ろう!+++++

「海外ではこうだ!」
「日本はおかしい!」
「海外を見習うべきだ!」

と言う人たち・・・「海外出羽守」(かいがいではのかみ)が、コロナ騒動が始まってからたくさん出現したそうだ。
だが、この人たちは、そう強く言えるだけのきちんとした考えを持っているのだろうか?

言論・表現の自由がない中国、
IT管理社会の韓国、
医療費が大きく削減されたイタリア、
消費税率20%のイギリス、フランス、
消費税率19%のドイツ、
国民皆保険がなく医療費が高額、貧困の格差が激しいアメリカ・・・

日本がいかに恵まれている国か、が分かる。
著者も言っているが、見習うなら「緩和策」をとっているスウェーデンを見習うべきだと思う。

日本人は、もっと自分の国に誇りを持つべきだと思う。
「海外を見習うべき!」と言うのであれば、まずは自分の国のことをよく知り、海外の事情もよく知ったうえで言うべきだ。(コロナのことに限らず)

このままでは「自由」が失われ、日本が日本でなくなり、「管理社会」になってしまうと危機を感じる。

1
2021年12月01日

購入済み

現代病に対する憑物落とし!

(2もまとめて読みました。こちらも是非)
今日まで連日厭になるほど繰り返されるコロナコロナコロナのニュース。
本書はそんな現代に蔓る病に対する「憑物落とし」を仕掛ける作品となっている。
従来のスペシャル本のような作者の思考、思想を重点を置かず、科学的・公表されているデータをメインに切り込みをかけていく。(タクシーの運ちゃんに厚生省のデータggりな、というシーンがあるくらい)
勿論、作者の持論も展開されテレビに出ない、出られないホンモノの専門家によるインタビュー記事などもあるが、メインは「データではこうなのになんで違う事言うの?無視するの?」という点である。是非科学的な視点で本書を一読してもらいたい。

そして本レビュータイトルにある病とは、コロナウイルスだけの事ではなくテレビの影響力という病、全体圧力主義という病、生命至上主義という病、自力で思考する事を放棄する病・・・こういったビョーキに対する特効薬が本書であるという
意味を込めて付けました。

1の見開きによる数値で何かがすっと落ちたら半分は憑物落とし完了です。

#アツい #感動する #タメになる

1
2021年05月13日

Posted by ブクログ

様々な情報を得て勉強したく購入しました。結果として購入してよかったと思える一冊でした。
本書に書かれていることは資料として一級の資料になると思うので、COVID-19ウイルスに対するこの騒動が落ち着いた際には必ず、必ず検証してほしいと思いました。
当然2も読みます。

1
2020年12月25日

Posted by ブクログ

羽鳥慎一モーニングショーは見てないが、言った者の責任は消えない。放送した者の責任も。
毎日感染者数を報告し続けるマスコミは、見る人がいるからというのだろうが、それが何に繋がるかは考えなければいけない。
感染したとなった時の影響を考えると、39度未満で3日までは医者にかからず、布団かぶって市販の薬を飲んでおとなしく寝てる。よっぽどでなければ医者には見せられない。

1
2020年10月19日

Posted by ブクログ

この度のコロナ禍で、中小零細企業の経営者は本当に苦しんでいる。特に、飲食店、観光業のダメージは大きい。
本書を通じて、科学的根拠に基づいて「正しく」恐れることの重要性を実感。
何よりも、「生命至上主義」に陥らないことだ。人はいつかは死ぬものだ。それはコロナウイルスに限ったことではない。インフルエンザでは関連死含め約1万人、交通事故では年間4500人、餅をつまらせて亡くなる人が1300人、コロナは本日時点で1598人。
いつ死ぬか分からないからこそ、毎日を懸命に生き、文化を創造し、より良い社会を創っていくことが人間に与えられた使命だろう。
福澤諭吉翁が遺した「独立自尊」の精神は、今こそ日本人に問われている。
経済とは「経世済民」のこと。経済をまわすことで民は救われていく。死者数が少ない日本こそ、世界をリードして経済をまわしていく役割を担っている。
生命至上主義に陥ると、思考停止に陥り、保育器に入ったままで何も出来ない。

1
2020年10月06日

購入済み

常に考えながら読むべき本

世間的にはまだよく分からないことが多いコロナの状況について、早い時期からポジションをとって主張している点は小林よしのりらしい。多面的にデータや事例を集めて展開する主張は説得力があるし個人的には納得した。ただ、作者の主張を鵜呑みにするのではなく、与えられた材料や新しく見つけた材料を元に批判的に自分の意見をレビューする必要も感じる。コロナについての本ではあるが、自分で考えることの重要性、民主主義と表現の自由など考えさせられることが多い本だった。

1
2020年09月24日

Posted by ブクログ

筆者は、「命より経済が大事である。コロナに対しては、自粛せず経済を回しながら集団免疫獲得を目指すべきだ。今の日本の状況はパンデミックというよりインフォデミックであり、マスコミが恐怖を煽っている。」と主張している。特に、マスコミや大衆が、自ら自由はいらない、緊急事態宣言を出すべきだと求めることに対して、自由を求めて戦う香港市民を引き合いに出し、日本人はこんなに弱かったのか、今の全体主義的な空気に抗うことができないのか、という問いかけは、心に刺さった。メディアリテラシーを鍛え、自分で考えて行動する大切さを認識した。全国民に読んで欲しい一冊です。

1
2020年08月25日

購入済み

ホッとする

あれだけ毎日テレビに出ていたコロナの女王、最近はすっかり見なくなった。
今後も、この本の内容と同じ経過をたどって欲しい。
マスコミに煽られ続けている中では、ホッとする一冊。

3
2020年10月01日

Posted by ブクログ

著者による『戦争論』などに代表される政治的なテーマの作品にはあまり共感しないが、ネットで繰り返し主張されている昨今の新型コロナウィルスをめぐるマスコミの報道や日本政府による対策のあり方への批判に共感するところが多いので、衝動買い。
一部、疑問符のつく部分もあるが、客観的なデータに基づいた冷静な批判が多くとても共感できるものだった。ウィルス研究の専門家である木村氏との対談は特に必読。
ラストの緊急事態宣言中のゴーストタウンと化した日本各地の写真は何度見てもショッキングだ。二度とこのような茶番があってはならない。

2
2020年09月30日

Posted by ブクログ

いろいろおかしいコロナ騒動ですが。
戦争で金儲けしてきたグローバル軍産複合体の
医療バージョンと捉えるのが正しいのかもと、
この本読んで改めて思った。
特に2009年の新型インフルエンザ騒動との比較が興味深い。
金に取り憑かれた人は、人の不幸が一番の飯の種なんですね(棒)
巻き込まれ少なくしたいです

1
2021年09月03日

Posted by ブクログ

小林さんの本を初めて読んだ。現代は新型コロナウイルスの脅威にさらされているが、実際のデータを見るとそれもどうなんかなとも思う。

連日の報道により思い込みが進んでいる状態であるともいえる。脅威や感染者については連日報道されるが、無症状の方も多くおられる。

全体の割合から無症状の人はどれくらいいるのか、年代別に見るとどうなのか、ワクチンがあるインフルエンザウイルスの感染者との比較は、なぜ同じ空間にいて、陽性者と院生者がいるのか、退院した人の話等々報道されていないい事実もたくさんある。

これについては自分のこととしてもっと勉強する必要があると思う

1
2020年09月18日

Posted by ブクログ

緊急事態宣言が明け、感染者も激減。徐々に日常を取り戻そうとしていますが、未だに国内外を含めたコロナ報道は続いておりますが、この小林よしのりさん著・コロナ論は2020年1月から5月末迄のヒステリックなコロナ報道が蔓延した社会を描かれています。インフルエンザとの比較やウィルス感染のメカニズム等、判り易く解説されています。
”コロナ禍”というものを違った角度から見れる良書だとおもいます。(アンチの方も相当数いると思いますが。。。)

1
2021年11月21日

Posted by ブクログ

マスコミに踊らされた新型コロナ。
流行当初は未知のウイルスであったが、実際はインフルエンザ以下のウイルスでしかなかった。
ワイドショーを中心に連日、感染者数(実際はPCR陽性者数)を報道するが、死亡者は餅による窒息者数よりも少なかった。
緊急事態宣言による経済への影響は大きく、統計上、失業率1%上昇により自殺者は2,400人増加すると言われている。
つまり、命を救うための緊急事態宣言は、景気後退による経済的な理由により、それ以上の命を奪う可能性があるという皮肉な結果に繋がるのである。
視聴率至上主義のマスコミの愚かさと責任が問われている。

1
2021年11月08日

Posted by ブクログ

ほとんどが当然のことばかり。
考えたらわかるよね、ということばかり。
中には、ちょっと小林氏とは意見がずれるな、という個所もあった。
私はグローバリズムもナショナリズムも、ほどよく融合させるのがいいかな、と思っている。
ウイルスに対する免疫にしても、ほどよいグローバリズムで、いろいろな免疫を、徐々につけていくほうがいいと思う。
小林氏は、極端にグローバリズムを善とする風潮にブレーキをかけて、ほどよい融合に着地させるために、あえて、ナショナリズムを強調しているんだろうな、と感じた。
スウェーデンの死生観は、私の感覚に合う。
チューブに繋いで、延命させるなんて、老人虐待だ、と私も思う。
食べられなくなったら、それは、体が死ぬ準備をしているのだ。
胃ろうなんて、絶対してほしくない。
痛みだけとってくれたら、私はそれでいい。
いいなぁ、スウェーデン。と思った。
日本人の清潔好き、日本の医療・保険制度の充実などは、各国よりも秀でている。
これも、よく言われている周知の事実。
本当、当たり前のことばかり書かれていた。
逆に、なぜ、1年以上も、こんな当たり前のことに気づかない人がたくさんいるのだろう。ということが、私には不思議だ。
コロナ脳の人たちは、この本を読み切ることができるのだろうか、などと思うのは、馬鹿にし過ぎているのだろうな。
字が多いから、読み通すのに苦労する人も多いのではないかな、と思った。
せっかくマンガとして描いているのだから、もっと易しい言葉で書くと、本当に伝えたい人たちに届くのではないか、と思ってしまった。
まあ、これが、小林よしのりさんのスタイルなのだけれど。

1
2021年04月12日

Posted by ブクログ

「欲しがりません、勝つまでは」の自粛願望者を増やし、経済と文化を崩壊させた極悪人である。 現実離れした昂揚感に一種の陶酔を覚える人もいるのでしょう ロックダウンしたイギリスも、しなかったスウェーデンも感染抑制は同じ。つまりロックダウンに効果はなかった!況してや、日本の「自粛」など、何の意味もなかったのだ!これは政治家にも専門家にもマスコミにも不都合な真実だろう。スウェーデンの政策が失敗であって欲しい、痛い目にあって欲しい、と願うのは、世界中のマスコミもそうだろう。だから事実を捻じ曲げて報道する。 陰陽師が必要かも 自分の口からものを食べられなくなったら、それが寿命で、そのまま死んでいくことが人間らしい死の迎え方であり、胃に直接栄養を送る「胃瘻」等で延々と生き永らえさせることは、寧ろ虐待だと見做されているのだ。 自粛しない奴は非国民だと怯懦きょうだ 海外出羽守ではのかみ 専門家会議に諮ってはかって 戦後日本の「生命至上主義」は、日本人を心臓だけ動く家畜に育ててしまった。

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2023年04月20日

Posted by ブクログ

小林よしのり氏の主張の拠り所は、「感染しても死ななきゃいいのだ!」である。(これはそうだと思う)

「インフルエンザは、1000万人感染し死亡者10000人(直接死は3000人)」 の記述が何度も出てくる。
対して「新型コロナは8100人感染し死亡者119人(執筆時2020年4月)」にすぎないのだから恐れることはないという考え。
執筆時から1年以上経った今(2021年8月)は、120万人が感染(陽性判定者)し死亡者は15500人となっている。

当時、鳥羽慎一モーニングショーで報じていた、「新型コロナの致死率はインフルの20倍」をデマとし、大衆に恐怖を植え付けている諸悪の根源と切り捨てている。
今本書を読み直したら小林よしのり氏本人はどう思うのだろうか。
インフルエンザでの死者10000人も大したことないと思っているようなので、コロナの15000人も大したことないのでしょうか。

それにしても、小林氏は(自分の主張と真逆な考えの)岡田晴恵と玉川徹が大嫌いらしく、犯罪者扱いし似顔絵にも悪意が満ちている。

小林氏は昔から自分のことを「わし」と言ってのける灰汁が強い人だ。
自分の考えこそが絶対に正しいとの思い込みが強く、(岡田・玉川のような)考えの合わない人に対しては人間性までけなして攻撃するようなハレンチさを売りにしている。

まあ、小林氏の思想には賛否両論あろうが、どのような考えでデータを分析し、どうすべきかの方針を明言しているのは潔い。
ともすれば世論が間違った方向に進もうとする流れを止めるきっかけとなる貴重な問題提起を発信していることも確かだろう。

また、本書は各国の動向や日本の政治家が何をしたか、マスコミはどのように報じたか、医療関係の専門家はどのように発言したか、国民はどう対応したかを振り返るのに役立つ。
小林氏の自分勝手な思い込みと妄想が沢山紛れ込んでいる情報だということに十分気をつける必要はありますが、、、、
根拠が曖昧な主張が多いと感じるが、初耳のことも多い。
嘘っぽくても明確に反論できないものは、一情報として覚えておいて確認してみるきっかけになる。

本書の執筆から1年以上経っているので、答え合わせができる部分もある。

令和2年は自粛による経済ダメージで自殺者4万人になると豪語していたが、実際は2万人と特に例年と比べても増減なし。

「アメリカは感染していても病院に行けず、治療を受けられない人が相当数いて、これが死者数の増大を引き起こしているのだ。」と言い、
こういった要素は日本にはないから、アメリカと同じになると不安を煽る岡田晴恵は完全に頭がおかしいと罵倒していたが、
今の日本の状況は「感染しても病院に行けず、自宅に放置され、治療を受けられない人が急増しており」ワクチン接種が50%と進んでいるのに死亡者数が再び増え始めている。

今日、コロナ感染し自宅療養していた妊婦さんが入院先が見つからないまま自宅出産し、新生児が死亡するという悲惨なことが起こってしまった。
日本は現在感染拡大が止まらず、コロナ禍の出口が見えない状況に陥っている。
「感染しても死ななきゃいいのだ!」のためには、感染したら治療して貰える医療環境を維持することが大切だ。

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2021年08月20日

Posted by ブクログ

筆者の思想は極端なので、真実は中央寄りにあると思うが、経済は人命を守るためにも回し続けないといけないというのは同意。

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2021年02月08日

購入済み

問題提起は凄い、でも説得力なし

タイトル通り小林よしのり氏による「傲慢」な主張。
書いてある事は確かに日本人が世論がそうだからとスルーしがちな問題の本質に目を向けており、問題提起の作品としては大いなる意義があると思います。

しかし、あまりにも表現・言い方が一方的過ぎて説得力・納得できる要素が皆無なのが残念なところです。

作者自体も典型的な「ああ言えばこう言う」タイプで、持論に不利な面が出たら論点をすり替えているのが本書だけでも散見されるので、イマイチ噛み合いません。

問題提起というか、こういう意見もあるのだなぐらいにとどまっている作品です。

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2020年12月17日

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