【感想・ネタバレ】アスク・ミー・ホワイのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年03月12日

性別とか立場とか関係なく誰かを信頼して共に歩んでいく物語
表面上はなんてことなく見えても、人って裏では凄く傷ついていると思う
SNSが発達した世の中だから簡単に誰かを言葉で攻撃することはできるけど、あの人は大丈夫だからと勝手に決めつけないで、スマホの先の人を考えられる世の中になるといいよなあ
そして...続きを読む身近な人には押し付けるのではなく寄り添ってあげる、難しいと思うけどそうありたい

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月25日

読み終わった次の日
彼らが幸せで良かった、と思って仕事中ニヤリとしてしまった。そんな事初めてかも。映画化して欲しいな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年11月12日

めちゃくちゃすきな小説でした!!
もうだいすき〜〜港くんとヤマトがひらいたお店ぜったい行きたいいいいしかも最後の終わり方めちゃくちゃいいんだけど!!すき!

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Posted by ブクログ 2022年04月12日

大きな波があるわけではないけれど、雰囲気がとても好きだなぁと。ああ、尊い。
ゆったりと進んでいくふたりの押し付け合っていない愛が私は好きだなぁと思った。その気持ちが自分を変化させてくれたのかな。そうだといいな。

恋愛だけでなく、ひとに対する想いをこんなふうに考えられるのは素敵。こんなふうにひとと接...続きを読むして、割り切りつつも寄り添っていけたらいいよね。
素敵な言葉がたくさんあった。

ある意味おままごとのようなかわいさとピュアさとまっすぐさがあるのに、心のどこかでシビアな現実も受け入れて、だからこそ今この瞬間勇気を持って素直に接する姿が尊い…。なんだよもう、幸せでいてくれよ。

あとご飯が美味しそう。
オランダにも興味が出てくる。

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Posted by ブクログ 2022年03月22日

まずアムステルダムの街並み等の描写が素晴らしいですね
どうしても古市さんが書いてると思うと途中ハラハラしたんですが(笑)
無事ハッピーエンドで良かったです

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Posted by ブクログ 2021年07月18日

p.196
ほとんどの成功者は、時代に輝かせてもらっているに過ぎない。
時代と共に歩けなくなった時点で、人はどんどん曇り霞んでいく。

p.198
悪い予感ばかりが当たるのは、そもそも未来に期待してないから。
本当に小さくてもいいから、いいことばかりを思い浮かべてみる。

p.209
同じ才能を持っ...続きを読むている二人がいたら、勇気があるほうが勝つに決まっている。
勇気がない人は、才能を発揮することなく人生を終えていく

p.242
誤解とは大前提である。
あらゆる関係には、誤解や思い違いやすれ違いが含まれている。
その中で、誤解を解こうとする過程にこそに意味があるのではないか。
完璧に理解し合うことが無理だとわかりながら、その状態に近付こうとする試行錯誤こそが、誰かを思い合うことである。

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Posted by ブクログ 2021年05月10日

彼女と別れアムステルダムで味気ない生活を送るヤマトは、スキャンダルで引退した俳優、港と知り合う。ゲイの港はいろんな男と奔放に付き合い、クスリも使う。価値観が180度違うが何故か気が合う2人。ヤマトは華やかな港に惹かれ、親友に裏切られ深く傷ついた港はヤマトを深く信頼する。ノンケのはずのヤマトが次第に港...続きを読むに近づく男に嫉妬したり、近づくと体温を意識したりと繋がりは深まるが、異性とか同性とかじゃなく、それ以上にお互いが精神的な支えとなっていく過程がとても良かった。不穏なプロローグだったが、清々しい気持ちになるラストだった。

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Posted by ブクログ 2021年05月06日

事実は変わらなくても、解釈でいくらでも事実を上塗りしていくことは出来るはずだからさ。過去はね、変えられるはずなんだよ。もしかしたら、未来よりもずっと簡単に

全く同じ内容でも言い方一つで見え方は容易く変わってしまう

誰かの考えを強制的に変えさせるなんて不可能だと思う。論破は一方的な自己満足に過ぎな...続きを読むい。結局、人は自分で気付くことでしか、考えを改められない。

「悪い予感ばかりが当たるのは、そもそも未来に期待していないからだよ。昔はきっと嫌なことばかり考えたんじゃないの」

あらゆる関係には、誤解や思い違いやすれ違いが含まれている。その中で、誤解を解こうとする過程にこそ意味があるのではないか。完璧に理解し合うことが無理だとわかりながら、その状態に近付こうとする試行錯誤こそが、誰かを思い合うことなのだと思う。

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Posted by ブクログ 2021年01月19日

 人はなぜ、自分と相反するものに攻撃をするのだろう。簡単に欲しい情報が手に入るインターネットが普及した現在。自分自身と相反するターゲットが自動的に目の前に現れ、すぐに物言いできるようになったSNS時代。日本国内だけでも、一体いくつの誰かを攻撃する追撃型相反ミサイルがSNS上に飛び交っているのだろうか...続きを読む。自分の意見を発言することは非常に重要であり、決して間違いではない。でもなぜ、ただ自分の意見を発言する人がいるだけで、自ら命を絶つ人が出てしまうのか。それには理由が多くあるはずだが、この世に溢れている『誤解』への向き合い方で、一つの大きな原因を取り除けるのではないかと、この小説から感じとることができる。
 冒頭から、私は一つの大きな『誤解』をしてしまっていた。今思うと、古市さんの思惑だと思う。この小説は、古市さんがこの登場人物の港に酷似しているあの俳優さんにインタビューのうえ作成した、ノンフィクション小説なのではないかと思っていた。好きな俳優さんだったことと、想像を絶する過去を経験した方だと目にしていたので、読めば読むほど心に強く響くものがある。それに、冒頭で離ればなれになると書いてあるため、バッドエンドをイメージしたのも私の『誤解』である。そのままストーリーは心がほっこりするハッピーエンドで終わり、次のページには「本作品はフィクションです」の文字。『誤解』が解け、やられた、と泣きながら私は思い、本当に誤解はそこら中にあるのだなと感じた。絶対に古市さんの思惑通りである。
 誰かにミサイルを打つことは簡単だ。もしかすると、性的マイノリティの方や、リアリティ番組の出演者にミサイルを撃ったことがある人が近くにいるかもしれない。人生うまくいってなかったり、嫌なことがあった時は、普段は撃たない人でもとんでもないミサイルを撃ってしまうこともあるだろう。だけど、撃つ前にもう一度考えて欲しい。撃ち終わってからでは遅いこと、どこかに『誤解』があるんじゃないかということ、自分に自身がないことから自意識過剰になってはないかということを。誰かに対する【アスク・ミー・ホワイ】、自分自身に対する【アスク・ミー・ホワイ】が重要で、その誤解を解こうと寄り添うことが特に大切なんだと教えてくれる。解くことは難しいけど、不可能ではない。きっと、私にも貴方にもできるはず、難しいけど、きっとできる。

 地球がなくなれば、憎しみはなくなり、確かにハッピーエンドなのかもしれない。ダメ、絶対ダメだけど、もしかしたらマリファナやコカインを吸ったらハッピーなのかもしれない、ダメだけど。でも、ヤマトと港のように、他人に裏切られながらもきっといい出会いはある。なんてったって、今の時代には出会いアプリが充実しており、運命の人と高確率で出会える世の中でもあるのだから。ミサイルを撃つ前に、気になる人にLIKEを打つ方が絶対に良い。
 『誤解』同様に、このストーリーのように人生が変わる『きっかけ』はそこら中にあって、私もそのきっかけを信じ、この『誤解』まみれの世界を楽しみながら生き抜いていきたい。

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Posted by ブクログ 2023年10月04日

コメンテーターしてる時の、あの怖いものなしで鋭い毒舌で切り捨てる、チョコレートだけ食べて生きてるイメージからは想像出来ないくらいに、優しくて、癒されて、でも人間の生々しさみたいなものが込められた、古市さんの繊細な部分が表された作品だった。
外国に行った事がない私には、初めて知る発見がたくさんあったの...続きを読むと、行った事がないからこそその場所の景色なんかを自分勝手に想像しながら、自分もそこにいる気分になってたりw
BL作品として読むと言うよりは、人間同士の愛情、信頼、敬愛みたいな色んな感情が表されてた気がした。
そこまでBL得意じゃなくても、割とサラリと読めると思いました。

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Posted by ブクログ 2023年02月23日

表紙から分かるように2人の男性の、
友情とも恋愛感情ともカテゴライズするのが難しい関係性を、丁寧に描いた作品。

元有名人 × 冴えない料理人。

すごく読みやすいのに、核心をつく言葉が散りばめられていて 満足感のある作品でした。
読後感も良かったし、この物語の先 ふたりがどんな関係性を築いていくの...続きを読むかが読者に委ねられている感じも良かった◎

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Posted by ブクログ 2022年06月13日

この本をBL系と言う方もいるけれど、また少し違うテイストだと感じました。BL!って言葉だけで済ませたくないくらい深いです。
古市さんテレビで見ているとドライと言うか冷たい印象を受けるけれど、きっと暖かい人なんだとこの本を読んで思いました。

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Posted by ブクログ 2021年10月19日

主役ふたりのキャラクターがとても好きで、読み進めながらこちらまでドキドキしたりもどかしくなったりと、楽しい読書体験ができました。作品全体に流れる雰囲気も素敵です。
男性同士の恋愛を扱った作品ですが、男女のものと変わりなく描かれたそれに、時代の変化を感じられて嬉しくなりました。

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Posted by ブクログ 2021年09月09日

雲田はるこさんの装画も素敵だった。今までの古市さんのイメージが拭えなくてなかなか読み進められなかったー!舞台はオランダ。海外には行ったことないからいろいろ新鮮で、学べることも多かったです。
日本とは異なることがたくさんあって、やっぱり一度でいいから海外に行きたいなぁと思わされました。個人的には出てく...続きを読むる料理がおいしそうで、お腹空く話だったなぁ。

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Posted by ブクログ 2021年09月06日

「勇気がある方が勝つに決まっている」
オランダが舞台。
BLとは知らずに読んだ。爽やかで優しくて、古市さんの文章、やはり好き。

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Posted by ブクログ 2021年07月08日

私はセクシュアリティに関してはストレートな人間ですが、ヤマトが港くんにドキドキする様子は自然に受け入れられたというか…正直私も2人の空気感にドキドキさせられました。
しかも、それが爽やかに表現されているので作者さん描写が上手だなあと。
応援したい2人(^^)!

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Posted by ブクログ 2021年06月12日

同性愛とドラッグの日常が知れる、そんなお話でした。想像しながら読み、よく分からず興奮している自分がいる

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Posted by ブクログ 2021年05月08日

きれいな作品。リアルと幻想の歯車が面白く噛み合わさっていて、読み終わったとき“まあ、ふたりとも世界にいるしな”と思う。ひねくれているようで擦れていない、まっすぐな文章だなと感じた。

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Posted by ブクログ 2021年05月01日

男とか女とかじゃなくて、この人が好きなんだ、という恋愛物語。なのが良い。

舞台が外国だから成り立つ感じもある、空気感

2021.4.30
58

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月06日

「あのね、夢を叶えることと同じくらい、願った夢を忘れている人も多いんじゃないのかな」

「同じ才能を持っている二人がいたら、勇気があるほうが勝つに決まっているんだよ。だって勇気がない人は、才能を発揮することなく人生を終えていくんだから」

Een vervelend misverstand(オランダ...続きを読む語」で「悲しい誤解」

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Posted by ブクログ 2021年02月23日

わかりやすく、読みやすい文章で詰まることなく読めた。
つつがない日々にとつぜん訪れた慌ただしくも楽しい日々を通して、人生を楽にするすべを知っていく

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Posted by ブクログ 2021年02月22日

友情と恋愛の区別って何か、分からなくなってきた。
自然と吸い込まれる感情模写。
性的描写も吸い込まれる。
人と人とのつながりって、いろんな形があることを実感。
感情の高まりなどをうまく表現している

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購入済み

2021年01月19日

「平成くん、さようなら」を読んでとても良かったので、こちらも購入。
冒頭は回想シーンへの入り口のような書き出しになっていて、本の最後まで読むと冒頭につながる作りなんだと思うのですが、冒頭で持つ印象と本の末尾との印象が違いすぎて、「え??」 となりました。

この本を読んでよかったなと思った点は...続きを読む、話の途中に出てくるモネのエピソードが、原田マハさんの「美しき愚かものたちのタブロー」に出てくる<睡蓮、柳の反映> を国立西洋美術館で実際に目にした時の感動を思い出させてくれて胸が熱くなった点かな。原田マハさんの小説はこちらの小説とは全く関係ないですし、この本の中のモネのエピソードも私が見たモネの絵とは関係ないと思います。ただ本編とは全く関係ないところで、素敵な記憶を思い出させてくれたり、人生訓めいたことを感じたりするのも、読書の楽しみ方かなと思ったので感想として書いてみました。

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Posted by ブクログ 2022年04月11日

ボーイズラブの小説を初めて読んだ。内容自体は特段抵抗はなかった。読みやすい書き方ではあったが、意外と読み終わるまで時間がかかった。

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Posted by ブクログ 2021年09月21日

辛口コメンテーターで知られる古市さんの小説。
こちら、昨年古市さんがTwitterで毎日少しずつ投稿してくれていたツイッター小説を一冊にまとめたもの。

私も去年毎日楽しみに読んでいたのでこちら再読となります。

舞台はオランダのアムステルダム。一緒にアムスに来た彼女のさくらに振られて、鬱々としなが...続きを読むら過ごすヤマト。
そしてあるとき出会ったのが、ある報道がきっかけでテレビの前から姿を消した元芸能人の港くんだった。彼と出会って、友情を深めることで、ヤマトの生活に張りが出て変わりはじめる。

ボーイズラブ要素のあるラブストーリー。

全体的に、ヨーロッパが舞台ということもありおしゃれな印象。

主人公ヤマトの作る様々な料理が、文字だけなのにとてもバラエティ豊かで洒落てて美味しそう。
アムステルダムの風景や美術館などの風景もしっかり描いている。
美術館のシーンもあり、レンブラントやフェルメールなどオランダの画家や、モネの睡蓮の言及もあり、美術好きとしても嬉しいポイントだった。

ただ、Twitterのときは、文章と共にオランダの風景画像が添付されており、それがアクセントとなっていたと思うんだけど、書籍では予算の関係か、それがカットされていたのが残念だった。

また、古市さんのことは、辛口が気になって実は前はそんなに好きではなかった。しかし、中居君とよく共演するようになってから、一目置くようになり、Twitterもチェックするようになった。
古市さんのこちらの小説、中居君の存在がちらちら見えて、中居君愛を感じることができる。


男性同士の恋愛が描かれて、性描写もあるんだけど、全体的には爽やかでスタイリッシュな印象だった。

今回の勝手にキャスティング
ヤマト→林遣都くん
港くん→佐藤健くん

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Posted by ブクログ 2021年09月09日

頭の中にすーっと入ってきて読みやすい文章。
異国情緒の高揚感と湊くんが自分を異世界に連れていってくれるかもしれないという期待感が心地いい。
uber eatsとか食べログとかGUCCIとか俗っぽい言葉が出てくる感じが個人的には新鮮に感じた。

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Posted by ブクログ 2021年05月11日

優しい物語だった。
フィクションって書いてあるけど
港は、どうしてもある俳優さんが頭に
浮かんできて離れなかった。
ずっとその俳優さんを思い浮かべながら
読んだ。どこまで本当の話なんだろうとかも
考えながら。
あと読む側に人物の感じを具体的にイメージ
させることができるのだとは思うが、
人物が着てい...続きを読むる服や持ち物など
いちいちブランド名から書いてあるのが
個人的には過剰に感じた。
(サンローランの黒いシャツとか
蜂のマークのついたディオールの帽子とか。)

物語の中にあった
「あらゆる関係には、誤解や思い違いや
すれ違いが含まれている。その中で、
誤解を解こうとする過程にこそ意味があるの
ではないか。完璧に理解し合うことが
無理だとわかりながら、その状態に
近付こうとする試行錯誤こそが、誰かを
思い合うことなのだと思う。」という
部分が心に染みた。

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Posted by ブクログ 2021年05月04日

ホントに古市憲寿‼と思っちゃいました……
性別関係なく、切なくて、儚い、恋のお話でした。

オランダを舞台に、薬疑惑で芸能界を引退した彼、彼女に強引に連れてこられ、半年足らずで振られてしまった彼、出会うはずのない二人が出会うことに……

思うはずのなかった感情に翻弄され、明日を楽しみに生きていくこと...続きを読むを幸せと感じられる毎日が微笑ましい。

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Posted by ブクログ 2021年04月18日

古市さんの、「平成くん、さようなら」に引き続き読みやすくおもしろい文章だった。
オランダはドラックや性に対して自由な国であることを初めて知った。
同性愛者の気持ちはなかなか理解できていなかったけれど(今も理解できていないとは思うけれど)、相手にドキドキしたり、その人がいないと寂しい気持ちになったり、...続きを読む、普通の恋愛と一緒なんだなって思った。

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Posted by ブクログ 2021年04月09日

成宮くんの話とかしか思えなかった。だからこそ幸せになってほしいと思いながら読んだ。
途中で出てくるシーンで主人公がなぜ大したことない売春婦に声をかけたのかよくわからなかったけど。
最後の最後まで男が好きなわけじゃないと言いなごらも湊に惹かれていったのはある意味リアリティーがあった。BLだとそこまでは...続きを読む引っ張らない。
希望がある話でした。

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Posted by ブクログ 2021年03月27日

うん、これはBLですね
古市氏、BLの才能あるね!

でもあからさまに成宮くん的な設定は
大丈夫なのかな

私はBL好きだからいいけど
文学作品としたらもう少しって感じです

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