【感想・ネタバレ】父親のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2011年04月21日

父親の感情が伝わってくる。
よくある話ですが、それぞれの心がよくわかりさずが遠藤周作先生だと思う。

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Posted by ブクログ 2010年01月23日

けじめ。そして、善魔。
父と娘のそれぞれの想いがとてもよく伝わった。きっと、今の自分だからこそ余計に感じる部分が多い気がする。学生時代の自分だときっとこれほど印象に残ることはなかったと思う。
自分の道を突き進めば進むほど見えなくなる身近な人のこと。身近な人、そしてその周りの人たちのことを大切に思いな...続きを読むがら、生きて行きたいと思った。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年01月31日

考えさせられました。
父親とは。
娘とは。
教育とは。
けじめとは。
仕事とは。
読後の爽快感はあまりなかったのですが、娘視点からの父親、父親視点からの娘、マネージャー視点からの部下、部下視点からのマネージャー等を俯瞰的に疑似体験できたと思います。

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Posted by ブクログ 2010年08月15日

不倫の恋におちた娘と、戦争を生き抜いた父親との関係。「けじめ」を信条とする父親は娘の不倫に深く傷つき『父親』という存在を考える。

なんだろ、泣けた。周りが見えなくなってしまって妻子ある人との恋愛に走ってしまう娘の気持ちもわかるし、それを許せない父親の気持ちもわかる。

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Posted by ブクログ 2023年07月14日

56歳の石井菊次は、娘の純子や会社の部下たちに「けじめ」を説く、戦前世代の頑固一徹な性格の男です。彼は、新商品の香水の開発に力を注いでいましたが、社内の何者かがライヴァル会社に新商品の情報を漏らしたことが明らかになり、さらに社内の権力闘争に巻き込まれて、しだいに嫌気がさしてくるようになります。

...続きを読むタイリストの仕事をしている純子は、実業家の宗という男からプロポーズを受けます。彼には妻子がありましたが、すでに別居状態になり、まもなく離婚して純子といっしょになりたいというのです。純子は彼の思いにこたえる決意をしますが、そのことを知った菊次は怒り、純子は家を飛び出して一人暮らしをはじめます。

宗の妻は、学生時代の菊次が淡い恋心をいだいていた、山内節子という女性の娘でした。彼女は安西という男と結婚し、菊次と彼の友人の大橋の二人の恋は実らぬままに終わりましたが、思いもかけず菊次は節子と再会し、しかも彼の知らないうちに進行していた複雑な人間関係に嘆息します。

戦中世代の父と戦後世代の娘の葛藤というテーマをえがいた小説です。登場人物の心理はやや紋切り型ではあるものの、たのしんで読むことができました。

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Posted by ブクログ 2022年10月20日

結局、けじめは他人を傷つけることによって自分に生まれる罪悪感を生じさせない為のものなのかなと。それを取るか、どうなろうと自分の幸せを取りに行くのか、そこが集団思考か、個人思考かの時代における変化だと思う。内容的には割とサクサク読めた。

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Posted by ブクログ 2018年09月30日

まぁ普通の小説と言いますか何と言いますか。
当方の勝手な感想ですが、この作家は分かりやすい構図を好んでいるようです。そこは全く問題ないけれども、そこから如何に曖昧さを描きこむかがその小説の質に繋がるんだと思います。残念ながら、本作は分かりやすいままに終始しているかなぁ。
世代の感覚の違い、それは間違...続きを読むいなくあるんでしょうが、そこで留まっているだけではなぁ、、、

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

6点

遠藤周作の隠れた名作です。主人公の父親はとにかく娘が心配。何てったって娘の彼氏は妻子もち。この時点で「ありそうな設定だよな」って感じですが、なんだかお父さんの味方したくなるんですよね、男って。「何で父親の言うことが分からんかなあ、この娘は・・」って何度も突っ込みいれてました。女性が読んだらど...続きを読むう思うんでしょうね?「こういう父親はイヤ!」っていうのかな?

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