【感想・ネタバレ】欲が出ましたのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

この本と、今日出逢えてよかった。
そうだよ、彼が『第2弾も考えてるよ』って言ってくれたから、ああまだまだこれからも彼の未来は続いていくんだ、そしてそこに私もいたいって思えた。
苦しくてしょうがない現実から逃げることはできないけれど、それでも、彼に会えるかもしれないっていう予感だけで、踏みとどまれる自分がいる。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

ヨシタケシンスケさん。人間に対する優しさが心地よいです。自信満々じゃないところが共感を呼ぶのかな。

以下、
だってホラ本人だもの。あきる訳にはいかんわな。
途中略。
環境を変えると何かよくなるんじゃないかと、人って思いがちですけども。でも結局、どこに行っても本人は本人ですからね。すべてをリセットできる訳じゃない。
人間である以上、そこをどうにか飼いならして、自分の中でどうにかして面白がっていかざるを得ないよな。だって本人だものっていう、身も蓋もない話でした。

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2024年03月30日

Posted by ブクログ

わたしの欲はなんだろう

わかりやすく人に伝えたい欲
あ!そうなんだ、っていいたい欲
納得したい欲
好きな時間に好きなところにいって
好きな人に会いたい欲

そう、もう一つあった
悩みたい欲

きっと何も悩みがないと退屈になっちゃうのかも
だからこれは問題だ、解決しなくちゃ
って思いたいのかも。
えてみると何一つ問題もないし
悩むことなんて何もないのにね、

ヨシタケサンの本を読んでると
自分のホントはどーでもいいけど
なんか気になることに気がついちゃう。

それも何だかんだ楽しいんだけど。
楽しいことを見つけたい欲
これもあるかも。

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2023年10月22日

Posted by ブクログ

ゆるっとしたイラストに惹かれて開いてみると、想像以上にシリアスな人生教訓が並べられていて、心がチクチク。でも不思議と重たくなくて、一気に読んでしまいました。途中にところどころ出てくるスケッチにも和みます。

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2023年06月22日

Posted by ブクログ

誰もがもっている欲をヨシタケさんの視点で描かれているエッセイ。ヨシタケさんって、モノの捉え方がステキ。そしてすごく自分に正直な方なのだなと感じた。私的には感謝係に共感。感謝係がいたら、もっと今までしてもらったことに感謝の気持ちで接することができたのでは。…まだ遅くないか。自分自身が自分の感謝係になれるように育てていこう。と、自分の欲と今後を考える1冊!

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2023年06月11日

Posted by ブクログ

カジュアルでありながら、ヨシタケさんの言葉はいつも真髄を突いているのです。

自分が自分でなくなるのなら、引力の強いものには近寄らない方がいい。良くも悪くも、戻って来れなくなっちゃうから。

不要な肯定はしない、甘やかし過ぎない「肯定係」、
あの人に感謝しなって第三者が伝える「感謝係」。
そんな存在がいたらいいのにってヨシタケさんは言う。
でもこれ、母親として一人二役できるのでは?
この子のここ、どうしたもんかなと思ってるところこそ、
その子の個性や、実はこう言う理由があるっていう、
それこそ「しっぽ」があちこちに出てるのかもしれない。
肯定してみることが「しっぽ探し」かもしれない。
ここまでなら失敗してもいいんだよって言うことも、しっぽ探しなのかも。

実際今幸せかどうかより、この先満ち足りるかもしれないって言う予感だけで人は生きていける。
読書の前のワクワク、友達からの手紙を開ける前のウキウキってそう言う幸せなんだとおもう。

そう言う部分を大事にする意味も込めて、
人との「ボーダー」って言うのも大事なんだろう。
仲良くなると、そこもここもって全人格で付き合いたくなる。でも、この部分でせっかくうまく行ってたのに、全人格を求めると突然うまくいかなくなったり、絶望したりする。
一部でうまく行ってるだけで充分なことも多い。

今までで一番、明日が来て欲しくない日っていつ?
私は最初に浮かんだのは、中学校と小学校の卒業式の前日。
幸せな学生生活を送れた証。

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2022年11月13日

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ヨシタケさんの、サラリと味のある絵に
神妙なコメント。共感しっぱなしです。
キミの一部がほしいんだ。全部はいらないんだ。
世の中それでいいと思う。だからうまくいく事は多いように感じる。

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2022年10月18日

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正しいかどうかではなく「気がすむ」かどうか。まず相手の話を全部聞いてあげる、相手がやりたいことをまずやらせてあげる、それから相手にやってほしいことを提案する、が原則。要は、何をすればその人の気がすむのかっていうことをクリアしないと次にいかない。世の中ってやっぱり正しいかどうかでは回っていない

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2022年09月19日

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絵本を読んでいたのでエッセイ読んでみた。
面白い発想だったり、そうそうと頷けたり。クスッと笑ってしまったり。そしてポロリと涙も・・・
素敵な本でした。

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2024年05月09日

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絵本作家さんとしてヨシタケシンスケさんのことは認識していて、そのうえでエッセイを拝読しました。

内容はさておき、絵本作家さんが自分の奥さんのことを「嫁」って言ってたり、自分にとってラッキーな物事が「突然美女に抱きつかれる」だったり、
なんとなく児童向けの作品を作っている人は純新無垢なんじゃないかっていう印象があるんですけど、ちゃんと大人の男の人なんだなぁ、と。絵本作家してても夜の営みはちゃんとしてるみたいな、人間としてのプラスなギャップを感じられてとてもよかったです。

本編と関係ない感想はここまでにしておいて、人間のいろんな欲についてまとめられていて、自分の中の優しい部分と汚い部分を第三者から指摘された気分でした。とても面白かった。
まとめると、上手に生きたいですね。上手に生きて、スっと人生を終わりたい。もう今の時点で何個かやらかしてるんですがね。
でも今からの人生も、周りの人も、結構みんなやらかしてると思えたら楽になります。読めてよかった!

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2024年03月16日

Posted by ブクログ

ヨシタケシンスケさんの本は絵が好きで読みました。
悩んでることとかが面白くてちょっと笑っちゃうところもありました。

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2024年01月20日

Posted by ブクログ

このなんとも言えない絵柄。なんなんだろう。
特に有無を言えない絶妙な表情をしている顔がツボ。真顔なんだけどなんか考えてるだろ、みたいな。それが絵から察せられるというか。
シンプルなんだけど真髄が見えるようでちょっと笑ってしまう。

あ〜私にも画力があったらな、
そしたらこういう風にスケッチとかできたのかなぁと思ったりする。

常に色んなところにアンテナを張っているのがスケッチから伺えるし、何かが話のネタにならないか?面白いことは無いか?って日々模索している感じ。
特に意識はしていないんだろうけど。
言葉選びも、考え方も、ストンと落ちる感じでスッキリ読めた。

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2023年11月19日

Posted by ブクログ

ヨシタケさんは、絵が上手いだけでなく、視点も言葉遣いも考えも丁寧に積み上げてきたことが伝わるように感じる。
遅咲きと言われているけれど、それまでに築き上げてきた血肉がいい味を出しているように感じる。
この一冊も、特にそうだった。

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2023年08月14日

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欲が出た人が、色々いて、イラストも面白い。日常をイラストで書き留める表現手段なんですね。面白かった。

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2023年07月09日

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「今、私の心の一等地でテナントを募集しています。」

イラストと文章
イラストがいっぱい

しっぽの話が著者の絵本とか創作の原点なのかなー

アーヤとフーヤは女の子なのに、ウーヤとムーヤはおっさんとおじいさんなのは何故?

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2023年06月06日

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考えていることをイラスト化し、また、不思議な視点での着眼は見てて、何かむずむずするし、時には、あーなんか分かるという気持ちにもなる。考えたことをこうも表現できるこの表現力はすごいと思った。ふとした時に着飾らず読みたい本だと思った。

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2023年05月27日

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 実際にいいことがなくても、「幸せの予感」さえあればどうにかやっていける。
 もっと楽しいことだって起きるかもしれないって、大した根拠もなしに思えるかどうか。希望って、つまりそういうことだと思うのです。

 「志は高く、落としドコロは低く、よくかもう」これ大事だなと。ゴールに至る具体的な方法はなるべくハードルが低い方がいい、その方が長持ちするし。一方で、みんな目標が高すぎるのではないか、と。

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2023年05月09日

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前作の『思わず考えちゃう』が面白かったので、第二弾も読みました。
相変わらず発想が面白いし、イラストも好み!(特に子どものイラスト)

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2023年03月20日

Posted by ブクログ

納得欲とは良く考えていらっしゃる。ステキだ。確かに納得したい人が多すぎる。どーでもいーことなのにな、なんて思ってしまう。
相変わらずのテンポで違う角度からの考え方を教えてくれます。考え方は人それぞれで新しい発見の連続。のんびりゆっくり楽しませていただきました。

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2023年03月05日

Posted by ブクログ

次男面白いな。お母さんがそう言ったの?って、でもそういう家わりと多そう。大体お母さんがルールだよね。上司に確認してまいります。がツボだわ。

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2022年12月07日

Posted by ブクログ

ハッとさせられる独特の視点、切り口がなんとも言えず、個性的でありながら、物事の本質を付いていて非常に面白い。

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2022年11月01日

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「思わず考えちゃう」と同じスケッチイラストの解説エッセイ第二弾。
一作目と合わせて読むのがオススメです。前作との大きな違いは著者の解説のないラフスケッチイラスト集が豊富についている点。これが読者の想像に受け取り方が委ねられるのが味わい深い。
刺さる作品が前作の方が多かったと感じたので星3つ。完全に個人の主観なので、ご自身でぜひ比べてみてください!

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

欲の話しと言うより、大人の毎日の物事をこども目線で見たり、世の中を角度変えて見たりすると楽しくなるかもよ的な、ポジティブでほっこりするエッセイだと思います。

前半はシンプルに面白く描かれていましたが、後半は仕事の欲や承認欲求、愛の欲、後先欲求など大人は必ず経験していることについて哲学的に語っていました。
死についてや戦記については難しいようで、苦手なこともオープンなのが共感します。

イラストも好きですが、「期間限定の人間」「行かないで僕の興奮」「ボク、1回まっぷたつになったことあるんです!」とかキャッチコピーがイラストとギャップがあるのにしっくりくるところが素晴らしいと思いました。
ヨシタケシンスケさんはかなり狙っていると考えられます。欲が出ましたね!

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

ヨシタケシンスケさんのイラストエッセイ集第二弾。息抜きにぴったり。

「心にはめる軍手のようなものが欲しい」

この言葉にぐっときた。
素手では無理でも軍手着けたら掴めるものってけっこうあって、心もむき出しで接するとしんどすぎて無理ってなってもカバーつけたら意外といけることってあるよね。

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2023年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヨシタケさんの独特であたたかい世界観がすき。
大人なら忘れてしまったり、気がつかない子どものような視点もいい。

▪️とくに印象に残った文

ーー引力の強すぎるものには近付きすぎない

ーー年を取るとそういうものから逃れる体力も減ってくる。
魅力のあるものは遠くからみたほうがいいのかも。

ーー幸せの予感
実際に幸せかどうかではなく、この先満ち足りるかもしれないっていう予感が心の中で発動するかで、幸せって決まるのかも。

ーー感謝係 肯定係
人から言われることで心が安定することがある。
誰も言ってくれないと気持ちが沈んでしまうことがある。

《私のつぶやき》
人から感謝される機会って少ないです、とくに主婦。
「やって当たり前」だし、そもそもやってることすら「気がついていない」家族たち。
洗濯物が自動的にはきれいにならないよ、ティッシュペーパーだって切れないでしょう?どーしてだと思う?
問いかけてもすぐに返事すら出てこない家族よ、、1週間に1回、いや月に1回でいいよ、ありがとうって言えないかな??

ーーーー
どうでもいいけど、ヨシタケシンスケさん。
毎回、ヨシタケ?シンスケ?どっちが苗字かわからなくなる…

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2023年08月29日

Posted by ブクログ

遠浅の海をチャプチャプご機嫌で歩き回ってると
突然グンッと深いとこがあってビックリするよな
そんな軽くて深いスケッチエッセイ第2弾。

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2023年06月27日

Posted by ブクログ

この前作「思わず考えちゃう」を楽しく読めたので、この作品も手にしました。「親子そろって欲が出ました」では、ヨシタケシンスケさんが子育ての場面でふっと気が付いたことや感じたことに触れています。“そうそう、子供ってそうなんだよねぇ~”って共感したり、ヨシタケシンスケさんだからたどり着けたと思われることに関しては“さすがだなぁ~”と感心したりしました(^-^)

「だってほら本人だもの。あきる訳にはいかんわな。」そうなんですよねぇ…どこに行っても本人は本人、何かあっても自分の中で面白がって飼いならしていくしかないって、納得です。この作品にはヨシタケシンスケさんが思わず書きたくなったイラストの中に、今の私のことが…読みたい本を手にすると積んで満足するって、ドキッとしてしまいました(汗)。

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2023年05月16日

Posted by ブクログ

共感したり、発見したり、納得したりと、楽しい本。

●グッときたところ●
・心にはめる軍手のようなものが欲しい。何かそういうクッションになるようなものを自分の心の中に、考え方の中に入れておけば、割といろん   なことと接しやすくなるんじゃないかな。
・間違いには直した方がいい間違いと直さなくていい 間違いがある。直せないなら、もう自分のチャーム  ポイントにするしかないし。直さない方が自分らし いんじゃないかって。直した方がいい間違いと、  直さなくていい間違いと、直せない間違いがあっ て、その違いが分かってくるのが、大人になることなのかも。
・イライラしてきたら。環境を変えると、気持ちがも とに戻りやすくなる。
・どこまでなら失敗してもいいですか。って最初に担 当者に聞けると楽かなって。そういうやりとりがあれば、勇気が湧いてくるし、ほっとできる瞬間があ るはずだと。
・自分のコースは見失わず、人の引力に惑わされず、 むしろそれを力に変えられるように生きたいと思うわけですが。ただ、ちょっとまちがえるだけで大失敗するらしいので、人の力を利用するのは、やっぱり難しいことなんですね。

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2023年05月07日

Posted by ブクログ

2019年3月に発売されたスケッチエッセイ『思わず考えちゃう』に続く第二弾。

第一弾が思いの外、好評だったようで出版社の方に「欲」が出て第二弾が制作されたそう。
こんな裏話も楽しい。

相変わらずのゆるゆる加減で肩の力を抜いて読む事が出来る。

読んだ傍から忘れてしまいそうなエピソードもあれば妙に哲学的で思わず唸ってしまうものまで色々掲載されている。

納得欲の考え方になるほどと思ったり、自分自身も期間限定の存在だという言葉にハッとさせられたり、ヨシタケさんの目の付け所や観察力に感心する。

「おわりに」のウフフフが可愛い。

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2023年02月16日

Posted by ブクログ

人間には色々な欲がある。「納得欲」というヨシタケさんの考え方がすごく良かった。もしらかしたら、自分のなかで性欲や食欲以上にあるのかもしれない。妙に「納得」した。
ヨシタケさんの次男さんが可愛い。ハイチュウを食べる度にお父さんに確認しにきたり、女性の胸はどうして服を着ると1つになるの?と親に質問したり。とってもチャーミングだと思った。

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2022年11月28日

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