【感想・ネタバレ】紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官のレビュー

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紅のアンデット

今回も事件の中の人物や出来事からの接点が全くなくみんな怪しいが決定打が無い!それを虫たちが教えてくれていたとは、、流石赤堀教授!虫使いみたい。複雑な糸が絡み合って解決した時は頭の中がスッキリしました

#切ない #怖い

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

購入したその日のうちに読み終わってしまった
川瀬さんの作品なので、間違いはないのですが、久しぶりに読むので、ジックリ吟味しながら読みました

面白いです
人間関係や組織に新たな展開があり、更に今後の飛躍が期待されます
ただし、伏線がタップリで、こんなにこんがらがって大丈夫なのかと心配になってしまいました(余計なお世話でしたが…笑)

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2024年04月21日

Posted by ブクログ

今回、ハエやウジちゃんの活躍なし。その代わりにやけど虫(アオバアリガタハネカクシ)。知らなかった。
染料に使うカイガラムシや食品添加物の蚕沙など、知りたくなかったトリビアも満載。

この作品では赤堀先生の過去を知る。
赤堀先生は心に壁がない、誰とでも仲良くなれる、ただの虫好き、そういう人だと思い込んでいたけど自分に踏み込まれないようにしてたのかなとしみじみ思った。
岩楯刑事はこれからも赤堀先生に振り回されて欲しい。
そして最後に鰐川さんご結婚おめでとうございます!

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2024年01月16日

Posted by ブクログ

ミステリ作品を読んでいると、「残りのページ数こんだけしか無いのに、今さらここでこんな展開が!?」と思わされることが良くある( ^ ^; が、この本では正反対のことが起きた(^ ^; まだこんなにページが残ってるのに、こんなに早く犯人が捕まっていいんかい!? と(^ ^;

が、そこは川瀬氏、周到な展開が準備されている。緩急自在な文章で、息をもつかせぬ展開や、お馴染み昆虫学者のおとぼけシーン、手に汗握る危機一髪のシーンなど、ジェットコースターのように上がり下がりが激しい(^ ^

最後まで読むと、初めてタイトルの意味が分かるのは、このシリーズの他の作品と同様。本当にこの人の作品は、タイトルから内容を推測するのが不可能だわ...(^ ^;

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2021年11月30日

Posted by ブクログ

大好きなシリーズの6作目。
今回もページをめくるのが楽しみで仕方なかった。特に後半が怒涛の展開で、一気に読んでしまった。

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2020年12月27日

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ネタバレ

序盤、動きの鈍い展開にあまり読む手が進みませんでしたが、中盤、赤堀の過去が垣間見えるあたりから一気に読む速度が加速。このシリーズで初めて(多少なりとも)他人事ではない感がでて来、もしかしてこの事件は赤堀の過去ともつながりが!?とボルテージが急上昇。

結果的につながりはなかったのですが、独特な隣人関係やアルコール依存症、ヴィーガンなどのいろんな要素が絡み合いつつも、うま~く事件解決に流れていく展開はとても楽しめました。また、今回は珍しく真犯人とその関係者のつながり予測が(ちょっとだけど)当たったりもしたので、妙な達成感も加わって満足度が飛躍的に高まった気がしています。

あと、食品添加物として蚕のフンやらビーバーの分泌液やらが使われてるという話で皆があたふたするところがツボでした。同時に、もしかしたら私が普段食べてる食品にも入ってるのでは……と思うと他人事ではなく、とても興味深いエピソードでした。このシリーズならではのネタだと思うので、今後も定番化してほしいと思ったり。

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2020年10月08日

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今回はやけど虫
想像しただけでぞくっとする
赤堀先生 奇行で自分を偽ってたんだね
弱い人ほど自分を偽るからなぁ
岩楯刑事の慌てようが…笑

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2024年03月05日

Posted by ブクログ

赤坂が実は大変な過去を持っていた事に驚いたシリーズ6作目。何となく何かありそうだなと薄々感じてはいたのですが、そんな切なそうな赤坂を見るのは悲しい。
そして岩楯の相棒にまたもや鰐川刑事が返り咲き。ワニさん好きなので嬉しかった今回は、やけど虫ことアオバアリガタハネカクシが大活躍。凄く艶々したオレンジと黒のボディーがスポーツカーを思わせますが凶暴な害虫の種類みたいです。
毎回傷だらけになる赤坂が今回は最大の虫被害に。可愛いお顔が瘡蓋まみれ、なんて事だ!早く治して!

いつもこのシリーズの犯行動機は切なかったり複雑な気持ちになるのですが今回も悲劇でした。
良心の押し付けって怖いですね。たまに人を救う事で自分を優位に見せる困った人が居ますが、その極端な例が3人も出てきます。
岩楯も言っていましたが行きつくとカルトまがいになりますよね。そうなると傷付いて憔悴しきった人は心酔してしまい、身を滅ぼす事になり兼ねない。
いつも元気で可愛い赤坂も今回はどことなくしょんぼりしてる時が多いし色々と考えさせられる回でした。

いよいよ赤坂が警視庁に正式に雇われる事になっていて喜んだのも束の間、中々に複雑なようで犯罪心理学の広澤とおまとめ方式で『捜査支援分析センター』という部署に配属。
捜査会議にも出して貰えないしまだまだ警視庁からは軽く扱われている2人。
確かに犯罪心理学も日本では発展途上の分野ですが、赤坂の昆虫学と組めば凄い力を発揮しそうです。
これから犯罪心理学も読めるんだと楽しみにしていたら、このシリーズあと1冊でした。

おや?次で現行している分は最後なのに…岩楯と赤坂…ラブ度が上がっていないじゃないか!
信頼度は確実にうなぎ登りですよ、違うんですよ、ラブ注入して欲しいんですよ!(古い)

私の個人的な願望はさておき、本作は事件現場がシリーズ中最も壮絶で、チャーハンを作っていた時にウインナーを思わず凝視してしまいました。(ヨモツイクサでも同じ目に遭ったなあ…)
凄い量の血と現場に残されていたある物。被害者は3人ですが遺体が何処へ運ばれたかは不明。警察犬すら手を焼く始末。
いつも岩楯は大変そうではあるんですが、今回は特に難事件に苦労をしていました。更に捜査の上で聞き込みをする人物たちが自分勝手。というか癖が強い。
被害者である遠山夫妻の隣に住む貝塚夫人なんか強烈の極み。だけど実際に居そうなラインなので、実生活で出会わずに済む事を祈ります。

広澤と赤坂のコンボ技に岩楯とワニさんの粘り強い捜査で見事に行方不明になっていた死体にたどり着くのですが、場所が…ヤバすぎる…。
現場には人間の血肉も好んで食べると言うやけど虫が大量に沸いており、画像で検索していたので想像してしまい、こんな所でこんな状況とはこれは事件ですよ、金田一さん!

そして冒頭で書いたように事件の真相を知って複雑な気持ちになるのでした。

赤坂が赤坂を演じていると言った時は、皆こうして踏ん張って生きているのかも知れないなあと、彼女の事がまた更に好きになりました。
あと一冊!寂しくなるなあ。…と思っていたけど4巻目をまだ読んでいなかった。先に4巻を探しましょう。

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2024年02月26日

Posted by ブクログ

シリーズ前作を読んで、この先、赤堀先生の原動力になっている過去が読めるのか?と思っていたら6作目ですぐに知ることになった。
次の『スワロウテイルの消失点』で発行されているものを読み終えてしまう。ここ数年は刊行が止まってるけど、ここまで来たらシリーズに決着つけるまでは書いてほしい!

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2024年02月24日

Posted by ブクログ

前作に比べると「虫」の活躍が目立ち、本シリーズらしい作品になっていると思います。

赤堀教授は警視庁にあらたに設けられた組織の一員となりますが、逆に場末の部署に囲い込まれた形になり、今までのように自由に動き回ることができなくなっています。とはいえ、岩楯刑事とのコンビは健在ですし、ひさしぶりに鰐川刑事とのチームでの捜査は、懐かしさもあります。

赤堀が自らの過去を岩楯刑事にこぼすシーンもあり、岩楯刑事が損得抜きに赤堀教授を信頼しているように見えるのは(恋愛関係には発展しなさそうなのは少し残念な気もしますが)、出会った当初の関係性を考えると感慨深いものがあります。まだまだ警視庁内では評価されていない赤堀と法医昆虫学ですが、岩楯刑事をはじめとして彼女の「凄さ」を実感した捜査官により、その立ち位置が確固たるものになることを祈るばかりです。

周囲からの理解が得られないという点では赤堀と同じような立ち位置である、同部署に配属となったプロファイラーの広沢、研究者の波多野という新しい「トリオ」の今後の活躍も楽しみです。

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2024年02月07日

Posted by ブクログ

あっ!ワニさんや!
しかも結婚してる〜
おめでとうございます!

今回は、出世というか何というか、科研の組織に組み込まれる。
「捜査分析支援センター」
でも、何か、左遷いうか、海外では捜査の手法として使われてる法医昆虫学、プロファイルなどの人らがおるんやけど、持て余して分離させた感じ。
ええ味(成果)出してるのに( *`ω´)

今度の主役は、またもや、ウジちゃんやなく、やけど虫(アオバアリガタハネカクシ)。
何か、凄い痛そうで、あんまり触りたくない!まぁ、別にウジちゃんも触りたいとは全く思わんけど(^^;;

殺人事件か?
でも、死体はなく、指3本のみ!
それぞれ別人で、血ドバドバ。
でも、本体が見つからない!
どんなに探しても…

そこで、今回の主役やけど虫登場!
何か凄い虫やな。体液とか体に付くと火傷みたいになって、痛い!痒い!嫌や!
でも、肉食らしく、その大量発生を地道に分析!
おった〜!こんなとこに〜!
相変わらず、傷だらけ赤堀さん!
今回は、プロファイルの広澤さんもええ感じ。

赤堀さん、相変わらず、鬼のように明るくて、変人やけど、裏には…
案外、こんな人の方が、色々あるのかもね。
今回、ウジちゃん出番少ないのは寂しい(T . T)




「いや、だって。お米掴み取りみたいに、穴んなかが虫でいっぱいだったからさ。一粒でも多くゲットしたいでしよ」

ムシとお米一緒にすんな〜
そんなの掴み取りしたないわ〜(−_−;)

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2024年01月09日

Posted by ブクログ

血みどろの凄惨な現場に転がる指3本。そして肝心の死体はない。どういうことだよと想像力をかき立てられるなか、毎度赤堀先生に振り回される岩楯刑事の姿が気の毒ながら面白い。今回の相棒・鰐川刑事にはいつも赤堀先生への敬意が感じられるから好き。イケメンではなさそうなところが残念(笑)。新たに設けられた捜査分析支援センターの面々も個性豊か。ムカデに咬まれたことはあるけれど、やけど虫は知りません。絶対にお目にかかりたくない。

赤堀先生の過去が少し見えてきて、次巻への期待が高まります。ただの虫好きじゃないんだと改めて思ったこの巻。

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2023年10月20日

Posted by ブクログ

法医昆虫学シリーズ文庫本第6作目。やはり序盤はなかなか話が進まない。我慢して読み続けると、後半は怒涛の展開、面白かった。やけど虫なんて聞いたことないけどwww

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2020年11月25日

Posted by ブクログ

シリーズ化していることもあり、少し切り口を変えてきてますね。でも、相変わらず楽しめました。
化学分析に関するところは間違いが散見されますが、まあ、仕方ない。

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2020年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回の目玉は赤堀の深刻な身の上が昆虫博士向かう動機だった事、この過去も6作目だから小出しに出したという「ネタ」ではなくて、今回の謎解きに関わる構成になっている
岩楯と鰐川刑事コンビはおかしみがあり過ぎるのと、今回は機能していないが「捜査分析支援センター」に変人赤堀(昆虫)・広澤(プロファイリング)・波多野(指紋)という3奇人が架空警視庁を支えるのだ・・・多分
今回は「やけど虫=アオバアリガタハネカクシ」がウジ虫以上大活躍したが、それ以上にお菓子を食べるのが嫌になった作品

ゼリービーンズのフレバーにカストリウムが使われているがビーバーの肛門にある香嚢に溜まる分泌物である(日本のアイスにも使われている・・・)
シェラック(飴)のコーティング剤にカイガラムシの分泌物、ケーキに使われている抹茶風味の材料は蚕沙といい蚕の糞を乾燥させたもの

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

今回は赤堀先生のいつもと違った一面が見られたけど、殺人事件の動機がいまいち弱い気がした。もっと虫の活躍があったら面白かったかな。

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2021年07月24日

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