【感想・ネタバレ】感染症はぼくらの社会をいかに変えてきたのか ― 世界史のなかの病原体のレビュー

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Posted by ブクログ

コロナの影響によりこの1年で世の中は変わってしまった。マスクをつけて外出し、食事の団らんはなくなり、友人との集まりは避けられるように。人間らしい活動が制限されているのだ。
本書では、これまでの歴史における感染症をペスト、天然痘、コレラ、インフルと追いながら、当時の人々の生活や社会の変遷が描かれている。歴史的な民族移動や戦争も大きく関係するようだ。
終盤は抗菌剤の開発やエイズ、エボラなど最近話題の感染症も話題としながら、では感染症は本当に社会を変えるのかとも考察している。どのみち我々は未来に進むのだと。

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2020年11月09日

Posted by ブクログ

いろいろな感染症についてさらりと学ぶにはよいかも。
社会にパンデミックがどのように影響を与えたのか、その影響はパンデミック後の社会を変えたのか?いくつかの事例があっておもしろい。

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2021年06月19日

Posted by ブクログ

過去に起こった感染症がどの様に起こり、世界がどう変わってきたかをまとめた本。
感染症の専門家では無い経済学研究科教授が、歴史学者としてまとめ上げた本。
感染症の歴史を理解するには良いと思う。

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2020年09月13日

Posted by ブクログ

スペイン風邪がやはりいちばん興味深かった。
過去の感染症は、それぞれの時代の社会と深くつながって今があることがよく分かった。
数年先にどんな時代になっているのか、その先の歴史が作られる中に自分がいるのだと実感する。

この感染症の歴史があっても、結局は見えない敵と同じことを繰り返し、そして忘れて、また新たなウィルスや細菌がやってくる。

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2020年09月04日

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