【感想・ネタバレ】悪いヤツらは何を考えているのか ゼロからわかる犯罪心理学入門のレビュー

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Posted by ブクログ

 『悪いヤツらは何を考えているのか ゼロからわかる犯罪心理学入門』というタイトルから「犯罪者の心理分析」的な内容を想像されるでしょうが、この本は「犯罪とは何か」「犯罪が起きる条件」「犯罪者は何故罪を犯すのか」「猟奇殺人者」「洗脳とマインドコントロール」「刑事はどのように捜査するのか」「防犯」「家庭内犯罪」「性犯罪」「ストーカー」「子供を狙う犯罪」「特殊詐欺」等、広い事柄を網羅した内容になっています。
 コラムでは犯罪映画の紹介がされています。
 フィンランドやシアトル、ノルウェーのハルデン刑務所の開放性に驚きを隠せません。
 シアトルのシェルターについてとても勉強になりました。

 犯罪史に残る猟奇殺人者ばかりが印象に残りますが、この本の白眉は、教師や警察官、高齢者の犯罪のような、一見地味ですが社会問題になっている犯罪を取り上げた所です。

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2022年02月19日

Posted by ブクログ

最新の犯罪データとともに犯罪の種類や手口を総合的に紹介してくれている本。新書ですが全編カラーでイラストもわかりやすいです。どこで犯罪が発生しやすいのか、身を守るためになにを意識すればいいかのポイントがわかります。特に、個人情報があさられないようにゴミは当日の朝に出す、郵便受けは鍵をかける、エレベーターでは閉めるボタンを押してから階数を押す、背後をとられないように壁に沿って立つなど、身を守れるヒントがたくさんありました。

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2020年08月30日

Posted by ブクログ

とても興味深かった。女性警察の漫画『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』を読み終わったところだからイメージしやすかった。

女性はどうしても被害に遭いやすい。日常の中で気をつけなければならない瞬間がたくさんあるということを改めて学べた。

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2020年07月13日

Posted by ブクログ

<感想>
初心者向けで平易な表現で有名な事件が紹介されている。事例が多かったので個人的には面白かった。
犯罪史上、有名な犯罪者の図鑑的な印象。聞いたことのある名前や事件がコンパクトに解説されていて網羅的に学べるが、一つ一つの犯罪や犯罪者の掘り下げは無いのである程度の知識がある人には退屈かもしれない。

<アンダーライン>
★★★犯罪は犯罪者だけでは成立しない
★★アメリカなどでは、大量殺人の加害者は犯行後に自殺する者が4割近くいます。このことから、大量殺人は、特殊な「自殺(拡大自殺)」の意味合いもあると指摘されています。
★★「誰かと話したかった」という犯行動機
★★★ストーカーにもいろいろなタイプがいますが、共通しているのは「自分が大好き」ということ。
★★ストーカーが陥りやすい心理
「自分は特別だと認めてほしい」「良心の呵責を感じない」「恋愛の妄想にのめり込む」「無視されたと感じやすい」「ストレスを感じると相手をすぐに攻撃する」
★★★★人は「維持する社会的地位がなく、問題解決の方法が殺人しかなく、残虐だと感じず、動機があれば人を殺す」

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2021年10月11日

Posted by ブクログ

犯罪心理学の入口として読みました。犯罪者は自分と同じ人間。どう違うのか、余計分からなくなった。他の本も読んでみたい。

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2021年05月07日

Posted by ブクログ

犯罪はどのようなものがあり、どのように起こるのかが解説されている一冊。
犯罪心理学一色の内容ではなく、様々な犯罪の紹介とその対策にページが割かれています。
過去の事件が多々引用されていますが、記憶に焼き付くほどの当時受けた衝撃を思い出しました。
簡潔明瞭な文章と綺麗な図により、犯罪全般について広く浅く知ることができたように思います。

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2020年11月10日

Posted by ブクログ

犯罪が起こる背景などわかりやすくまとめられていた。
被害に遭わないために犯罪者の心理を知ることも必要だと思えたことが本書からの収穫。

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2020年10月14日

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