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Posted by ブクログ
〇3色配色のポイントn11
①効果的な配色バランス(下方になるほどデザインからの引用あり)
ベースカラー(基調色):全体の印象を決める
アクセントカラー(強調色):全体を引き締めたり、注意を惹き変化を生み出す。
サブカラー(補完色):ベースの次に多く使い、ベースとの組み合わせでニュアンスを加えたり、イメージの表情を豊かにする。
②イメージに合った配色を探す
本書では「ナチュラル」「ポップ」「エレガント」「モダン」「シーズン」「ジャパン」「海外」「サービス」の8カテゴリーで紹介。
〇色の基礎知識n13
①色の3属性
色相:赤、青、黄といった色の方向性を表す。色相環の正反対に位置する2色を「補色」という。色相の差が最も際立つ。
明度:色の明るさ
彩度:色の鮮やかさ
②色のトーン(色調)について
トーン(色調):明度と彩度の組み合わせで色を表現したもの。
③RGBとCYMK
RGB:光の3原色(赤、青、緑)。
CYMK:色の3原色(シアン、黄色、マゼンダ)+黒
〇Chapter1 NATURAL n17
淡くソフトなパステルカラーや、くすみを含んだニュアンスカラーで、柔らかさ、優しさを出す。
〇Chapter2 POP n55
ポジティブで明るい印象のビビッドカラーや、フレッシュなイメージのプライとトーンなど、キュートで元気が出るデザインに用いる。
〇Chapter3 ELEGANT n95
落ち着きのある色使いや明度や彩度を抑えた淡い配色がワンランク上の上質な雰囲気を演出。
〇Chapter4 MODERN n121
知的な印象の無色彩やモードな寒色系のダークトーン、抜け感を感じさせるライトな配色は、シンプルでクールなイメージにまとめたいときにピッタリ。
〇Chapter5 SEASON n135
柔らかなベールトーンやにぎやかな原色使いなど。
〇Chapter6 JAPAN n161
工芸品を思わせる上品な金を使った色使いや、日本の風物詩である桜色、鳥居のような朱など、日本の美や和の風情を表現する配色。
〇Chapter7 OVERSEAS n181
海外のカルチャーや海外独自の色使いを感じる、エキゾチックな色使いあユニークで不思議な色使い。
〇Chapter8 SERVICE n199
スマートで清涼感のある寒色使いや、宣伝に使えるビビッドなトーンなど、サービスシーンで使える配色。
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以下『なるほどデザインからの引用』
・イメージ通りの配色は「色の数」と「色の差」で作り出せる。n191
馴染みのいい配色にするには、色相・明度・トーンの何かひとつでも揃える。
←夕焼けの景色はドミナントカラー(色相を揃える)、霧に包まれた景色はドミナントトーン(トーンを揃える)。
パキッとひきしめたい時は、正反対の色を少しだけ使う。
←アクセント(ベース7割・同系色のアソートカラー2割・ベースの反対色を1割)。セパレーション(色と色の間に、ほんの少し白や黒などの無彩色を挟み配色を引き立てる。タイルの白い目地など)。
繊細なニュアンスを出すには、ほんの少しの差を出す。
←カマイユ(色相を揃えてトーンを少し変える)。フォカマイユ(色相をほとんど差のない組み合わせにするなど、さりげなく色を変えた配色)。
色が多くてもまとまりを出すには、赤身と青みを揃える。
←例えば同じ黄色でも赤みのある暖かいシェード(ウォームシェード)、青みのある冷たいシェード(クールシェード)がある。同じシェードで色を揃えるとまとまりが出る。
統一感を出しつつ単調にしないためには、似ている/差がある色を両方合わせ持った配色を。
←グラデーションによって、隣り合う色同士は似ているが両端に色には差を出す。統一感と変化の両方を楽しみつつ、自然界の中でもよくみられる配色のため馴染みやすい。
自然で落ち着く配色にするには、黄色に近い色は明るく、青紫に近い色は暗くする。
←例えば木の緑は、陽が当たっている場所は黄色がかって見え、暗いと逆に青みが買って見える。明度と彩度をこのバランスにすると、自然で受け入れられやすい配色になる。
人工的で斬新な配色にするには、黄色に近い色は暗く、青紫に近い色は明るく(上記の逆)にする。
←事前の色味と逆にすると、人工的で斬新な色使いになる。
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