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表紙の絵に惹かれて
隠してはいるが実は亡国の王女であり聡明な蒼月と、恋愛に関しては不器用そうな皇帝陛下の、何となくかみ合わないちぐはぐなやり取りがたまらないです。所々にまだ物語の伏線が隠れているような気がして、続編があったら読みたいなー、と思います!
このふたりは、くっつくにしても後宮から出た年季明け&隠居後が、穏やかで幸せでいいだろうなー、と思ったり、聡明なふたりの治世は世の為になると思ったり。
Posted by ブクログ
なかなかよかった。キレイな字はやっぱりいいよね。物語が手書きだった時代なら、そりゃあどんな字で書かれてるかってとても大切。ヒロインの本バカっぷりもいい
作品紹介で、定年後の隠居生活を夢見る女性が主人公とあったので、のんびりしたお話かと思ったら、主人公は亡国の王女で、命を狙われながら身分素性を隠して生活していという、なかなかスリリングなお話の展開でした。
Posted by ブクログ
代筆係が6つの話を集めて、写本を作る。その写本は王に依頼されており、王の妃の贈り物になる。ほのか〜にある恋程度でした。
亡国の遺児たちの反乱に巻き込まれるのが半分くらいあったので恋が進まなかったのかな…ちょっと恋のほうを見たかったかもしれない。
Posted by ブクログ
代筆の名手蒼月は円満定年退職、退職金満願支給という目標にむかってまっしぐら。そんな彼女が復讐暗殺事件に巻き込まれという流れ。物語自体は普通だが、彼女の読む六つの物語も面白くそれが現実にオーバーラップするのが面白かった。