感情タグBEST3
気持ちがリアルです
発達診断のおりている夫と子供います。
よく取材して描かれているなと感心しました。
「それくらい誰でもあるでしょ」これ!
凄いよく言われます!悪気はないんだろうけど
否定されて行き場がなくなります。
そんな程度なら診断なんか下りないんだよ!
とキレることができたらいいのに。
箱庭療法や、虐待の連鎖や
加害者が被害者を生み、さらにその被害者が加害者になる、そんな負の連鎖、私が結婚した前妻の家庭にもあったような……先方は重要事項は隠蔽してばかりの両親でしたので、詳細は分からずじまいでしたが、そもそも自ら考えるような問題解決が欠落していては……。
志保さんが昔のアルバイト先に行くエピソードも良かったですね。
正真正銘のエンパシーは簡単なものではないでしょうし。彼女が受けたであろうウェックスラー成人知能検査の結果を見るに、IQとかは如何にも医学部くらいには行けそうな数値でした。私も空間把握の能力だけ99くらいで、へっこんでいるんですよね。
箱庭療法といえば、これも私は故・河合隼雄氏の本を思い出します。岩波書店の著作集も揃えていたくらいには好きでしたので。
小学校受験、中学受験もそういうところがありますが、無駄っぽく感じてならないです。わざわざ高い学費を支払うに値する私立の学校、本当にどれだけあるのやら。
匿名
発達障害の人の生きづらさが当事者のものとして描かれており身につまされます。
「’普通’じゃくくれない大変さ」を自分を含め多くの人がきちんと理解して、表面的でない優しい世の中をつくっていかないと、と思う。
あたたかい絵柄とストーリー
自身の子ども時代にはまだよく知られておらず、個性のひとつくらいに感じていました。
生きづらさを明るく優しく描かれていて、とても勉強になります。多くの人に読んでもらいたい作品です。
知らなかった
発達障害は個性のようなもの…バランスの違いがあるだけ…。と発達障害を誰でもグレーなところを持っているからと、区別しないようにしてきました。漫画を読んで、誰でもグレーなところを持っているなんて感覚が相手を傷つけるんだ…と、はっとしました。大変さを理解すること、知ること、まだまだ続きが読みたいと思いました。
先生たち
こういう凸凹を認めてくれる先生が早稲田通りにいらっしゃいました。
当時の彼に「あなたはおかしいから診察受けて来い」と言われて受診したところ、先生は診断の後、「あなた方のような人はギフトを持っています。才能があるんです。他の人ができないことが出来たり、独特の視点を持つことができるので、病気でもないし、僕は尊敬しています」と言われました。
だから、発達障害と言われてもむしろなんか得した気さえしました。
あとは諸先輩の自分はどうやってるか、という対策をネットで見ました。
以来、社長業をなんとかやってます。
子供の気持ち考えなきゃと思う
子育てしてるのですが、読んでいてとても勉強になります。大人になると子供の気持ち忘れていくんですよね。嫌だなぁと思っていたこと親になって言ってしまったり。知らない病気のことも知れて知識が増えた気がします。どんどん読みたくなる内容です。
もっと早く気づいていれば
子供の発達障害は年齢が幼いだけに大人は気付きにくい点について恐怖を感じました。いつか発達障害に対する偏見がなくなってほしいと思える作品です。
参考になりました
下息子が中学校で不登校になりました。
女子からイジメを受けたらしいのですが、本人は真実を、語らず、体調不良もあり大学病院にも行きましたが、いろいろあって心療内科にも通うようになり、先生から「本人が話したがらないことは聞かないように。」と言われ、自分の育て方が原因だったのかと悩んでいました。一方で、私自身も生きづらさを感じていて、いろいろネットで読み漁っていたのですが、考えすぎなのかもと思ったりしていました。この作品はフィクションではありますが、実際の症状などを具体的に記述していて、これまでの下息子に対する漠然とした不安が線で繋がった気がしました。そして、現実世界で親である私がどう行動すべきか考えられました。あくまでフィクションです。でも、現実世界でもこんなふうに少数派の凸凹に向き合ってくれる専門家がそばにいればいいのになと思える作品です。
ADHD
私もADHDだが、この本に描かれているように自分をゲームのキャラに例えるとわかりやすかった。足りないステータスは装備で補う。私の場合はメモ帳と、忘れ物をする前提で必需品の予備を入れた大きなカバン。必殺技はスマホのリマインダー機能。寝る前くらいにアラームが鳴り、明日持って行く物とかの一言メモが表示される。忙しいと症状がひどくなるので、落ち着いて仕事ができる職種を選ぶ。この本のように、ADHDであることをカミングアウトすると、私もそうだよ、障害だなんて大げさ。という反応をされるのでカミングアウトしない。
実感が持てる
1巻を無料購入し、内容に興味を持ったためそのまま2巻を購入しました。
教育学部生です。現代は過去に比べて障害を持つ子が増えていると大学で習い、「将来自分が受け持つ学級にもそういった子がいるかもしれない」「そんなときはどう対応しよう」「というかそれは具体的にどんな子なんだろう」と考えるものの、結局'よく分からない'ままにしていました。
しかしこの漫画を読んで子どもや周囲の人の苦悩・葛藤を深く知ったことをきっかけに、彼らに対する支援の方法をより具体的に考えるようになりました。
「困った子は、困っている子」。子どもを理解しようとするときはこの点に注意して見るようにと学校で教わった言葉です。彼らが背負うものに真剣に向き合ってみようという気持ちにさせてくれた一冊でした。
凄く考えさせられる。読んでて感動しながら、最後にはスッキリと心が綺麗になる素晴らしい漫画です。油断したところで、笑いもあります。
凄く良いです。
Posted by ブクログ
発達障害を「でこぼこ」というのはとてもうまい表現だと思う。
「定型」は大きな円だがその周りには円周に比例したグラデーションがある。
HSPも貧困もその辺に位置している気がする。
分かってもらいたいけど、分かってもらうための努力はとっくに辞めた。
Posted by ブクログ
とても大事な漫画です。
印象的な場面が多くあります。例えば・・・
日本では、約1週間に1人、虐待によって子どもが命を落としていると言われています。
理想的な母親ではなかったと悔やまれるかもしれませんが、被虐待という過酷な環境の中であなたは賢君の命を守り抜いた。これだけは確かな事実です。
その頃の君にアドバイスできるとしたら、なんて言ってあげたい?
さえ、謝らなくていいから。。
悪くないのに謝らなくていいから。
怯えなくていいから。
我慢しなくていいから。
側にいていいから。
家族だから・・・!
ありがとうお兄ちゃん。
プレイヤーによってバランスよく振り分ける人もいれば、攻撃力や防御力、何か一つに特化させる人もいますよね?
発達検査の結果もそれと同じだと考えてみてください。
ちなみに、定型発達の人は、グラフが平坦で、発達障害の人はこんなふうに凸凹になります。
たとえば、スポーツカーを作ろうとした時に、エンジンやタイヤをレース仕様で揃えても、ブレーキだけ普通車用だったら危ないですよね?
発達障害の人もそれと同じでそれぞれの数値が平均以上でも、全体のアンバランスさが様々な生きづらさに繋がるんです。
みんなと同じ悩みに見えちゃうのも本当はきついです。
分かってます。急にこんなこと言われても困りますよね。
でも知って欲しかったんです。
普通になりたくて努力したのに、もともとみんな同じなんて言われたら、これまで頑張ってきたことがぜんぶ否定されちゃうみたいだから。
普通じゃくくれない大変さがあることを。
私たちはただ知って欲しかったんです。
きれいごと
「虐待の連鎖」
これで解決するとは思えないんだよなぁ。
母親が「消えて」と言うのは虐待じゃないのかよって思うし・・・
「カミングアウト」は確かにその通り。
言いっぱなしで相手に察して配慮してねは勝手すぎる。