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吸血鬼の番設定が珍しい
最後までドキドキしながら一気に読ませていただきました! 司祭のアーネストが、カラー挿絵で見た感じがとても素敵で、司祭だからヒロインへの想いを叶わせることができず切ない思いを抱え…っていうような展開になるのかと予想したのですが、まさかそんな結末を迎えるとは思いもしませんでした。どうしてそんなに拗れてしまったのかイマイチ理解できませんでした。
吸血鬼が王族血縁にしか現れず、容姿端麗、頭脳明晰、高身体能力ってすごい設定ですが、女性吸血鬼はいないのかなあ?
最後に愛は勝つ
という感じでしょうか?
ヴァンパイアの世界観としてはとても新鮮で興味深かったんですが、
結局それ?展開がちょっと残念。
ヒロインは、貴族令嬢には珍しく、「耳にしたことは自分の目で確かめたい」派なのですね。
おかげで、罠にハマりまくりで、ヒーローが無敵でなければ、1級死亡フラグ建築士間違いなし!(笑)
ストーリーは面白かったです。
しかし後半になるにつれ、ヒロインの行動についていけなくなりました。
ちょっと自分本位すぎるような…。
最後の方でヒロインがヒーローに八つ当たりするシーンがあり
そこでヒロインに魅力を感じなくなってしまいました。
ヒーローが不憫でした。
それと、とある人物の思い通りに行動する人が多く、なんだかなあと。
もっと予想外の行動をしてほしかったです。