【感想・ネタバレ】新型コロナVS中国14億人(小学館新書)のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年11月14日

「中国嫌いな人も読んでほしい」と筆者は書いている。
コロナの情報は当然自国の情報が第一であるため、コロナの震源である中国の情報は少ないし、本当かどうかもわからない。
今回この本で、知らない情報がたくさんあった。
中国もやることはやっている。いかにも中国!!というのもあった。

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Posted by ブクログ 2020年07月31日

中国は隠蔽の国と言われるけど、やると言ったら、日本は比じゃないくらい、対策も情報公開もしっかりしていた。

これに尽きる。
そして、中国は人権がない国だからできると言われていたロックダウン、接触管理アプリなどは人権にうるさい欧州各国も追随している。
この事実が、中国の対策の確かさを示している。

...続きを読むちろん、中央政府に言われるまで地方政府がいい報告しか上にあげない、所謂メンツ主義で感染対策が遅れ、世界的なパンデミックを起こしたことは間違いない。
ただ、これがアメリカで起きていたら?
アメリカは現在、民主主義というより個人主義のように感じる。自由、人権を盾に一丸になって対策を取れないまま、中国とは別の理由で世界的なパンデミックを起こしていたのでは?

ルポを書いている著者のおかげで、ミクロ視点で中国の実態を覗くことができた。

反面、SARSを経験していたことで、「伝えてもやってくれない国民」を認識していたこと、初動の遅さなど、決して中国を賛美するだけではなかった。

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