無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「ここまでやるか」コロナ戦争最前線ルポ。
この本は、中国ぎらいの人にこそ読んでほしい。
「コロナを世界にばらまいた元凶」として批判を浴びる中国だが、14億人もの中国人がどのようにこの未知なるウイルスと対峙したか、その実態はほとんど知られていない。中国が感染抑制のために講じた対策は、とんでもなくスケールの大きいものだった。「マスクを外すとドローンが警告」「GPSで個人の感染リスクを追跡」「AIの画像診断で感染を判断」「5Gネットワークで感染者を遠隔診療」「病院ではロボットが看護師に」そして「ウイルスを故意に拡散したら死刑」……技術と強権と監視を駆使した、異形の大国の異形のコロナ対策ドキュメント。
著者はこう説く。〈新型コロナで中国との関係が悪化した国がある一方で、中国の感染症対策を採用し、AIや5Gを自国の医療機関に導入し、医療チームの派遣を求める国も少なくない。日本と中国は移動が制限され、しばらくは一層遠い国になる。だからこそ、私たちは見えないところで起こっている中国の進化から、眼を背けるべきではない。日本が「コロナ後」の世界でどうポジションを築くかを考える上でも。〉
※この作品は一部カラー画像が含まれます。
Posted by ブクログ 2020年07月31日
中国は隠蔽の国と言われるけど、やると言ったら、日本は比じゃないくらい、対策も情報公開もしっかりしていた。
これに尽きる。
そして、中国は人権がない国だからできると言われていたロックダウン、接触管理アプリなどは人権にうるさい欧州各国も追随している。
この事実が、中国の対策の確かさを示している。
も...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。