【感想・ネタバレ】歴史はバーで作られるのレビュー

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Posted by ブクログ

バーカウンターで繰り広げられる歴史の新解釈謎解きミステリーの連作短篇集。『邪馬台国はどこですか?』に始まる鯨統一郎のお得意の設定は安定のエンタメ性。うら若き女性バーテンダーのバーに集う、新進気鋭の歴史学者とその弟子、老齢の歴史研究家の4人で繰り広げられる歴史討論がメイン。鯨氏はとにかくサービス精神旺盛で、本作も、テーマに沿ったオリジナルカクテルや、手際よく出される料理の描写、それぞれのキャラクターのお約束事が毎回話の解決の伏線になっていたり、更に各章のタイトルが有名な小説等のもじりになっていたりと盛り沢山。
だだし『論理の八艘飛び〜源義経異譚〜』の元ネタが判らず悶々としてます。

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2020年11月13日

Posted by ブクログ

5編の連作歴史ミステリ小説。
新解釈の歴史推理合戦を繰り返し、歴史を覆すディベートを物語。
私の読み方のせいで気を抜くと誰の意見かが分からなくなることもあるが、誰にどのセリフをしゃへらせるかを振り分けるのは難しそう。
しかし、鯨さんはバーがお好きですね。

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2020年10月17日

Posted by ブクログ

語り部となる主人公が結構上から目線でものを言っているのが気になった。自分が腰巾着のキャラが好きじゃないだけかもしれないが。

著者の邪馬台国~にも似たような構成だが、あちらはそんな嫌みに聞こえなかったのになんでだろう。

そもそも昔の出来事なんだからタイムマシンでもできない限り、ホントのところは分からないよなあと思う。

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2023年07月14日

Posted by ブクログ

仮説はとても面白く、興味をそそられる内容だった。話の進め方は以前の本と同じだが、今回は進み方が悪いと感じ。主人公のコメントや意見がちょっと現実離れしているというか、普通そういうことここで言わないだろうという感じがぬぐえず、流れを切られている感じがした。正直、主人公の言動にイライラしてしまった。もったいない。

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2020年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったんですけど、「邪馬台国はどこですか?」に較べてしまうと、仮説に首を傾げてしまう。もったいないなぁ。

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2020年05月17日

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