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中野京子さんのファンです。
なのでこの本を見つけた時には大喜びでしたが、以前読んだことがあるような気がしました(笑)
でもやっぱりおもしろかった!
構成も読みやすい。
シリーズの他の本もしっかり読みたいと思います。
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中世ヨーロッパの貴族や偉人達を
少しワイドショー的要素を踏まえつつ
笑えるものから笑えないものまで
色んなエピソードを紹介した一冊。
全体の構成は、マリー・アントワネットを時間軸のセンターに添えながら、時代をいったり来たり。
ヨーロッパの歴史を彩ってきた人々をざっくり知れる
ある種のインデックス的な一冊です。
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帯「普通そんなことする!?」
A. 「確かに普通はそんなことしないでしょうが、彼ら王族なので"普通"ではないかと」
それこそ普通にそう思いました。どうでもいいですが。
さて、感想。
・野次馬ゲーテ
・マリアテレジアとフリードリヒ大帝が結婚してたら…!でも確かフリードリヒ大帝って同性愛者だったから破局しますよね…。
・ナポレオンの兄妹の災難
・ナポレオンいなかったらアンデルセンも
・「ハプスブルク家唯一の男」と呼ばれたゾフィ大公妃(エリザベートの姑さん)
・「女の腐ったような奴」と言われ続けたプロイセンのフリードリヒ大帝。長じてからは「悪魔」「モンスター」「シュレージエン泥棒」と(主にマリア・テレジアに)呼ばれるように。長宗我部元親のスケール大きい版?ちなみにフルートも吹けます。
・そんなにマリア・テレジアに嫌われていたのに彼女の息子はフリードリヒのファン。ファンが多かったらしくロシアのピョートル3世には窮地を救われる(おかげで妻のエカテリーナ女帝にピョートル3世殺される羽目に)
・五代目ピョートルの兵士のフリしたヨーロッパ旅行。バレバレ。
・結構極悪非道だったのに最期は兵士助けて死亡ピョートル大帝
・ヨーロッパの水戸黄門、ヨーゼフ2世。決めゼリフが笑える。
・「死んでいるように見えますが、死んでいません」アンデルセン。
・教育論も書いたルソーは自分の子供全部棄てている
・ナポレオンは恋愛小説書いたことが(未完)
・ギロチンがフランスで最後に使われたのは1981年。かなり最近。
・ホワイトハウスの幽霊よりロンドン塔の幽霊の方が大迫力(当たり前)
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中野京子さんの言い回しがすごく面白い。
怖いシリーズや絵画シリーズをギュッとしてちょっとかいつまんでたくさん並べた。そんな本でした。
ちょっとなので、あーもっと聞きたい知りたいとなってしまう。
それも作戦なのかな笑
よく調べてるなと思うし、全然異質で普通はつながらないものをつなげちゃうの。不思議。
中野さんだからすごく読みやすくて、コミュニケーションのちょっとしたネタを増やせる。
2.3ページごとだからとても読みやすいです。
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これを読む前に、同じ筆者のハプスブルク家とかブルボン家の本を読んでおいてよかったな、と思いました。
世界史にはそんなに詳しくないので、読んでなかったら「アンタ誰?」状態で、あまり楽しくなかったと思う。
アントワネットからモーツァルトやベートーベン、ザッハトルテのことまで、色んな「世界史」が満載です。
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世界史にかかる小話をより抜いた感じの書籍。
世界史に関心のない方でも、日本での類例を引き合いにしてテーマを展開しており、また、マリーアントワネットの時代から見て前後何年なのかを都度示しているので、時系列もある程度理解しやすくなっています。
新作が新たに出版されたので、あわせてご覧頂くことをお勧めします。
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一編一編は面白く興味深いものだった。
ただ、時代と場所がバラバラで混乱をきたした。
それでなくても、ヨーロッパの話は同じような名前が多くでてくるので、時系列に編集してくれたら良かった。
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中世ヨーロッパの有名な人物達の素顔を簡潔に紹介した本。フランスの王族やハプスブルク家、ロシア皇帝など、一度は聞いたことのある人ばかりですが、ブログでの連載をまとめたモノなのでとにかく文章が短い上に同じ言い回しが多い気も。あと、これは好みだと思いますが、時代がわかりやすいようになのでしょうが、毎回マリー・アントワネットを軸に生誕○年前、とか没後○年とかが文頭にあるのがなんだかメンドくさかったです。
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学校の勉強では絶対に知り得ない世界史。
中世ヨーロッパを中心に語られるまさに仰天のエピソード。
残念ながら自分の知識が追いつきませんでしたが、世界史好きには堪らない一冊だと思います。
説明
内容紹介
毒が強すぎてクセになる仰天エピソード100
エリザベートの天敵、鬼姑ゾフィー皇太后には似つかわしくない初々しい過去とは? スペイン・ハプスブルク家滅亡の原因となった忌まわしい「血の呪い」とは? 世界史が断然面白くなる歴史的スター逸話集。
内容(「BOOK」データベースより)
スペイン・ハプスブルク王朝を200年で途絶えさせた、忌まわしい「青い血」の呪いとは?ロシアのピョートル大帝と異母姉ソフィアの、命をかけた壮絶なバトルの行く末は?マリー・アントワネットの結婚式に、ゲーテが感じた不吉な予兆とは?―ロングセラー「怖い絵」シリーズの著者が語る、歴史的スターたちの隠された素顔と狂気。
著者について
●中野 京子:早稲田大学講師。ドイツ文学、西洋文化史。著書に『怖い絵』シリーズ、『歴史が語る 恋の嵐』『ハプスブルク家12の物語』『ブルボン王朝12の物語』『「怖い絵」で人間を読む』『残酷な王と悲しみの王妃』等。訳書にシュテファン・ツヴァイク『マリー・アントワネット』等。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中野/京子
早稲田大学講師。ドイツ文学、西洋文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人の習慣や価値観って昔から地つづきで進化したり退化したりして今があるんだな〜と思いました。
歴史には昔すぎてファンタジーのようなイメージがあったけど、ちょっとだけ昔の人たちに親近感が湧きます(笑)
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短編集なので読みやすく、ちょっとした時間の暇つぶしに良い。
この手の本はたくさんあるが、新しい発見もあったので面白かった。取り上げられているヴィヴァルディやリストの音楽を聴きながら、また興味のある人物が出てきたらwikiを見ながら、とても楽しめた。
非日常的なフランス革命時周辺の出来事でとても良い気分転換になる。
Posted by ブクログ
絵画と関係ない中野京子の本
マリーアントワネットの生誕の年を起点に血族結婚や王侯貴族の恋愛や結婚を中心に書いてある本。
絵画という要素がなくなると、普通にそれなりにおもしろい世界史に関するエッセイみたいなイメージになります。
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ヨーロッパの王家にまつわる世界史・外交史のこぼれ話。というかスキャンダル集ですね。ブログの連載を本にまとめた物ということで、ひとつひとつの話が短くてちょっと物足りない。ブログで軽く読むには良いですが、「本」として読むにはもう少し掘り下げがほしい所です。副題が「血族結婚篇」なのに、血族結婚の話はほんの少ししかありません。
Posted by ブクログ
本書は朝日新聞ブログに連載されたものをまとめたもの。
学校で習った歴史の陰にこんなことがあったかという感じ。
世界史ゴシップネタ集?
まぁ人間生きてれば色々あるよねと時の隙間をカンショウ。