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東野圭吾さんの作品は、江戸川乱歩賞を受賞したデビュー作『放課後』をリアルタイムで読んだのですが、正直あまり面白いとは感じず(特に、犯人の動機とラスト)、それ以降長い間読んでいませんでした。
その後、読もうと思った切っ掛けは忘れましたが『仮面山荘殺人事件』がとても面白かったので、
『容疑者Xの献身』
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
と読み進め、今回、本書『流星の絆』を読みました。
文庫本で617ページと少々分厚いのですが、両親を殺された兄妹の犯人捜しと絆のストーリーに引き込まれて、「長いな」という印象は全く感じることなく、最後まで楽しませてもらいました。
とりわけ、妹「静奈」と真犯人と目星を付けた男性の息子「行成」との(復讐のための虚構と真実の恋心)関係が主となる中盤以降は、真犯人を捕まえることよりも、はたして二人が幸せになる方法があるかな?という気持ちの方がより大きく支配していたと思います。
また、ミステリーとしても良く出来ており、
・傘でのゴルフの素振り
・香水
などの、伏線と回収は見事だと感じました。
本当に面白かったですし、最後の数ページでの二人の兄と、静奈と行成の(これ以上はないのではと思わせる)ハッピーエンドは、さすが東野さんの代表作のひとつだなと感服しました。
これからも、東野さんの作品を読み進めようと思います。
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めちゃくちゃ面白かった!!
読み始めてすぐに主人公の両親が殺され、こんなに悲し過ぎる始まりなのでずっと暗い話が続くのかと思っていたら、最後これ以上無いほどの幸福感に包まれて終わった。戸神さん父が犯人じゃなくて本当に良かった。
東野圭吾さんの作品は本当にすごいなと思った。
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以前ドラマで観たと思うのですが、肝心な所は全く覚えておらず、最後までドキドキしながら読みました。
真犯人にも驚きました。いや、むしろがっかりです…兄弟達を気にかけてくれていただけではなかったなんて…
最後の行成の条件は粋でした!
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ドラマ化されたものですが、役者が登場人物と重なり読んでいてあたかもドラマを再び見たような気持ちにさせてくれました。原作を読んでさらに面白さが増しました。
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東野圭吾さんの名作と言われている流星の絆、読み終わりました。
当時テレビドラマで見ていた気がするのですが忘れていたようでネタバレなしで読めました。
本当に良かった…。
静奈と行成が本当に思い合っていたからこそのラスト…。
新しく結ばれた絆がきっと3人、いや4人を守っていくのでしょうね。
とても読みやすく、面白かったので星5です!
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幼い3人兄妹の両親が殺された。
兄妹の1人が現場から立ち去る男を目撃しており、悲しみに暮れる中、復讐を誓い合う。
そして14年後、未だ犯人は捕まらず、時効が迫っていた。
そんな時、事件当日目撃した男と犯人に繋がる手掛かりを発見し、兄妹はなんとかしてその男を警察に逮捕させようと、ある計画を実行する…
ミステリーでありヒューマンドラマだった。
深い絆で結ばれた兄妹は悪事にも手を染める。
幼くして両親が殺されるという酷く衝撃的な経験をしたのだから無理もないと言えるのかもしれないが、そこも放っておかないのが東野先生の素晴らしいところだと思う。
犯人は最後までわからなかった。
伏線はいくつかあったし、おかしいなと思ったところもあったのだけれど。
そして最後に「絆」という言葉に心震わされた。
流星の絆
読了。兄弟3人の絆の深さに心を動かされた。結構なボリュームの作品だが、続きが気になるため、停滞することなく読めた。ラストスパートが切ない。3人とも幸せになってほしい。
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フィクションであることを忘れるくらいの、細かな背景描写、情景描写、人物描写であり、自分が現場にいるような感覚、彼らが実際にこの世にいるかのような感覚に陥る。
読んでいる途中で、一文も無駄なシーンがなく、全てが伏線として機能し回収され繋がっていくことに気持ちよさを感じる。
タイトル通り、流星と絆がキーワードであり、流星をきっかけに話が始まり、流星をきっかけに結末へ向かっていく。
自分たちの両親が何者かに殺され、復讐するために生きていく話だが、読み終わった後は重くなく、むしろ気持ちよさがある。
それは、ラストスパートでの伏線回収、最後まで変わらない兄弟の絆を見せてくれたからだと思う。
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大好きな東野圭吾の作品の中でもベスト10には必ず入る素晴しい作品。
ある日3人の子供達の両親が何者かに殺された。その殺害現場を見てしまった3人は絶対に犯人を捕まえようと大人にっなっても行動を共にする。
ドラマも最高でした!!!本も最高です!!
結末はハッピーエンドなのか?私はとても複雑な気持ちでした。犯人が捕まったから終わりというよりは犯人が分かったからそこからの葛藤がそれぞれこれからあるのだろうと。
とにかく好きです!
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16年前のドラマは確か家族でハマって毎週オンタイムで観ていたのに、ぜんぜん覚えてなくて見事に騙されました。
一気読みしちゃいました。
おもしろかった。
ちょっと悲しいけど
柏原さんには3人のこれからを見届けて欲しかった。
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ページ数は多いけどもすごく読みやすかった。
最近、原作の小説を読んでからドラマや映画を観るのをハマっているので、どんな感じに仕上がってるのか楽しみです^ ^
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東野作品2作目。『秘密』が好みじゃなくて、それ以来敬遠してたんですが、こちらはすごく好きです!!「人気があるわけだ…」と、今更ながら納得(笑)ラスト刑事に扮して戸神宅に乗り込む辺りからの怒濤の展開は秀逸!ついに犯人に辿り着いたと思ったら…。って感じで、ページ数も残り少ないしで焦れました。そして、なんと言っても行成の存在ですよね。最後のセリフ素敵すぎて、うるっときました。きっと誰でも惚れてしまいます。東野作品たくさんあるので、いろいろ読んでみるのが楽しみになりました。
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東野圭吾の自分の中で2番目に読んだ作品。
リアルでシーに会ったら僕もケロっと騙されてしまう側の人間なのだろうと思いながら読んでいた。
そんなことよりハヤシライスが食べたくなった。
どこかにないかなハヤシライス。
隠し味はやっぱり醤油で。
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兄弟3人の絆の深さに感動しました。私は事実上両親がいない為、改めて連絡をとりあっている兄弟の大切さを実感しました。
予想外の犯人にはやられました。最初の方に伏線が張られていましたが、最後まで気づきませんでした。伏線の張り方やストーリーも含めて
やはり東野さんはすごい方だと思いました。
私はドラマの方は視聴していなかったので、こちらも観てみたいと思いました。
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”東野圭吾の超名作” ”止まらない感動” ”150万部突破”という帯に惹かれて購入。なかなかのボリュームだが、さすがの東野圭吾。ストーリー展開が気になって気になって…いつものように後半は一気読み。
「目的のためなら手段は選ばず」という兄妹の物語。彼らの行為は決して許されるものではないが、それでも互いを信じ、信頼し合って”ことを成し遂げよう”という姿に、なぜか応援したくなってしまう。それでもどこかで破綻をきたすのではないかという危機感も抱えており、ハラハラドキドキ感もたまらない。3人の固い絆、そして失敗した相手を決してせめることなく包み込んでいく優しさに感動!
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凄惨な事件を経験した幼少期から、兄妹立ち直って前向きに生きていると思いきや、まさか詐欺師になっているとは。
兄妹愛をテーマに最終的には心温まるハッピーエンドでとても面白かった。
2023年一番の作品
久しぶりに東野圭吾の作品を読みましたが、やっぱりハズレはないなと思いました。次はどうなるのかハラハラしながらページをめくる手が止まらず結局1日で読みきってしまいました。
予想外の犯人と、温かい気持ちになる絆、とても満足です。
再読してまた涙
電子書籍化になって再読。発売当初に一度読んでいたのとドラマを見ていたので大体のあらすじと犯人が誰か分かっていたのですが、物語の終盤、犯人が判明してからのストーリー、再読してまた感動しました。こんな終わり方だったっけ?というような新鮮な気持ちで読み終えました。
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流星が生み出し、流星が強めた兄弟の絆の物語。素敵なタイトルだと思います。
兄弟の策略がいつ破綻するかハラハラしながらも爽やかな気分で読むことができる一冊でした。
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かなりの長編だけど、読みやすいのでするする読めた。
復讐劇がメインだけど、途中からは静奈と行成がうまくいきますようにと思いながら読んだ。
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幼い頃に両親を殺害された兄弟が、後に詐欺を働きつつ真犯人を見つけようとするお話
以下、公式のあらすじ
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「兄貴、妹(あいつ)は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」
東野作品史上、売り上げNo.1
「大人になったら、三人で、犯人探して復讐しような」
幼い頃、両親を殺された洋食店「アリアケ」の三兄妹。14年後、大人になった彼らは結婚詐欺をして暮らしていた。最大のターゲットとして選んだのは、レストラン「とがみ亭」の御曹司。ところが、その名物料理は、懐かしい「アリアケ」と同じ味だった。
「これはお父さんのハヤシライスだ――」
何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けたはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。
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両親を殺した犯人を見つけて復讐するのがメインだけれども、一度騙された側が自ら詐欺に手を出すという構造と、復讐の過程で犯人側だと思われる相手に恋をしてしまうという背徳的な要素を含む
「最大の誤算は、妹の恋心だった」と公式がある意味でネタバレしてるけど
これって隠した方がいい情報な気がするんですけどねぇ?
悪いことが色々と描かれているけど、根っからの「悪人」はいない
最後の展開に若干納得がいかない
どんな事情であれ、絶対に言うし自首すると思うんだけどなぁ
警察も馬鹿じゃないし、ちゃんと共犯者の裏取りするんじゃないのかね?
でも、被害者が被害を訴えていないのであれば、もしかして不起訴もありえるのか?
そもそもお金を返せば詐欺の事実がなくなるから、問題ないのだろうか?
と、ちょっとモヤる
ドラマを見てたので、犯人やら真相やらは知ってたけど、面白く読めた
ドラマの方は宮藤官九郎脚本で
三兄弟が二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香
他は要潤、三浦友和、柄本明など
ドラマはクドカン脚本だけあって、コメディタッチの展開や演出もあったけど、原作の筋はそのままだったな
ドラマオリジナルのキャラで、中島美嘉とか尾美としのりも出てたけど、まぁ許容範囲でしょうか
ドラマはラストのその後が小説と違った気がするけど、よく覚えてないなぁ
Posted by ブクログ
面白かったので、長いと思いながらもいつの間にか読み終えていた。一つ一つのシーンが丁寧に描かれていて、ドラマを見ているようだった。
登場人物がお互いを思いやる関係性がとても印象的で、ミステリ―小説は冷たくて怖いというイメージがあったけれど、この小説はそうではなくて、後味もよかった。
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小学生の時にドラマで毎週観てたなあ、、
その時は学校で犯人誰だと思う??の話で持ちきり、私の母が絶対犯人はあの人!って最初の方から言ってたから、学校で誇らしかったな〜
結末が分かってても、本で読むとドラマには無い登場人物が出てきたり、その逆も然り。
どちらの良さもある、ハヤシライスが食べたくなった。
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ドラマを見ていたので大体は知っていたが原作読みたくなり読んでみた。
所々ドラマと違う部分があって原作はこうだったのか〜!となった。読みやすい。
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長いページで重い話が読みたくて読んでみました。
読む前は白夜行みたいなイメージかな?と思いながら。
読んだ感想は、中盤以降ちょっと変化がなかったかなと思いました。
静奈と行成の絡みがほとんどで、兄弟3人が底辺からなんとか這い上がって行きたいと足掻く描写がほとんどなく、淡々とストーリーが進んだ印象でした。
最後の伏線回収シーンも、「あれ?このシーンなんだっけ??」と最初の方を読み返すくらい印象に残っていなくて、そこも残念でした。
重い読後感を期待していましたがそれほどでもなく、ライトに終わった印象です。
Posted by ブクログ
やっと読み終わったわ!!読後感よりも達成感が大きい。ラストはしっかり泣いた、名作さすがに。でもやっぱり最初らへんは読んでて退屈に感じてしまうからしばらくミステリーは読まない、と思う。次の東野圭吾は白夜行読みたいな、長いらしいけど。
やっと読み終わりました
早く読み終わりたくて、特にそう思ったと思います。ドラマ化した本で、ドラマはかなり前に見ていたので、記憶はあまりないのですが、ドラマと違うところは分かりませんでした。東野圭吾氏のドラマ化した本は、ドラマと違うところがあり、そこも楽しみのひとつだったのですが、今回は余りドラマの方が記憶になくて少しがっかりしました。又主人公たちか詐欺を働くので、今の時代にそぐわなく共感が持てない事も早く読み終わりたい一因だと思います。最後は自首するのですが、お金を返せば良いとも思いませんでした。
クレーム
ネタバレのレビューはbookliveの方で削除するべき。まさか本当に刑事が犯人でないことを期待して読み進んだが落胆した。なぜネタバレの内容を含んだレビューまで必要なのか全く理解できない。本当にがっかりした。