感情タグBEST3
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治一郎のバームクーヘン食べたい!出てきた匂い嗅いでみたい!最後に蒼が絵を描き始めていたときの熱量がとても好き。ハードボイルドは全然触れたことがない分野だけれども興味が惹かれました。
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探偵はBARにいる3のノベライズを担当した森晶麿のハードボイルド。いい感じだと思います。
主人公他の年恰好が若すぎて僕みたいなおじさんにはちとしんどいけど、頑張ってついていくっす。
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香りの記憶と過去の記憶を見つめ返す物語。
蒼と同じく、アロマってそんな?って思ってた節もあったけど、モノ・コトと記憶のつながりってやっぱり深いんだなあって。特に3話目の絵が世界とつながる切符のような役割を果たすっていうのが、印象深かった。
ハードボイルド調なのに、時々蒼が変なボケ方(?!)をするので、時々笑ってしまったり。周りの人たちも怪しくも個性的な人が多く。きっと香りをたどれば2人はまた出会えると信じよう。
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この手の、一人の女を聖女のように扱って尊い存在としてひたすら追い求める、という構造の物語は感心できない。
一人の女を聖女として扱うことは他の女をその他大勢として雑に扱うことで、実際に風俗嬢の描き方はとても雑になっている。なにより、大学までガリ勉して大学で出会った女と同棲を始めて結局生涯で女を3人くらいしか知ることがなかった中の下くらいのおじさん的なしみったれたみっともなさを感じてしまうのでしんどい。
とはいえ「聖女」を最後まで登場させずに期待を煽って最後でバーンと出すのはとてもよかった。匂いとエロティシズムは結びつきやすいと思うので、濡れ場に匂いを絡めるのもよかった。あとはハッピーエンドでない苦味のある最後も悪くない。
他方で、なんで復讐するん?という動機が決定的に足りない。そのせいで「聖女」が薄っぺらになってしまったのは残念。
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蒼と蘭都の掛け合いが絶妙で、蒼の皮肉の効いたジョークが面白かったです。
ただ、良くも悪くも浜松民にしか分からないだろうな…と思う部分が多々あったり、遠州弁のぎこちなさはあったように感じました。
蘭都の"大人ってね、君が思うほどオトナなわけじゃないんだよ"というセリフに、自分の経験からもとても共感できました。
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浜松が舞台の小説。
なんだか遠州弁の書き方に違和感があるんだよな〜!思っていたら、後書きを読んでちょっと納得。両親が浜松出身じゃないのか。
あとがきで、これはハードボイルドだったのだと知った。
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落ちぶれてしまった絵描きが、地元で繰り為す彼女を探し、自分も絵を描くための意思を探す話。
主人公がなかなか人間らしいダメさを持っているが、友人たる蘭都が頭脳派なので、毎話少しずつ明らかになる主軸の話にもワクワクできるバランスのとれた話だと感じた。
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著者が浜松湖東高校出身で話の舞台が浜松で、神間智博君が森君は後輩だから読んでみて~って推薦してたから読んでみた。
最初から最後まで浜松が舞台のハードボイルドだね。
ハードボイルドといっても殺人や死体は出てこない。
恋愛小説と言ってもいいくらい。
映画の「探偵はBARにいる3」の小説化をしたのもこの著者。
私は2012年1月に 東直己著 「探偵はバーにいる」 も読んでるけどあまり良い印象はない。
私はハードボイルド系はあまり好みじゃないので、良かったよ~とはならなかった。
還暦過ぎたおっさんがハードボイルドって事もないしね。
まあ、浜松の人で若い男性なら読んでみてもイイかも。
あ、いやいや、浜松出身の作家さんなんてなかなか居ないから、是非読んでみてください。(笑)