探偵は絵にならない

探偵は絵にならない

836円 (税込)

4pt

3.6

若くして評価を受けるも、すでに失業気味の画家・濱松蒼(はままつ・あお)。同棲していたフオンも「あなたの匂い(アロマ)が消えた」と言い残して家を出て行ってしまう。フオンを追いかけ二人の出身地・浜松に戻った蒼は、腐れ縁の友人でありアロマテラピストの小吹蘭都(おぶき・らんと)の住居に転がり込み、当座の仕事とフオンの行方を探す。だが蒼に持ち込まれるのは奇妙な依頼ばかりで……浜松まつり直前の故郷で、蒼は大切なものを取りもどすことができるのか?

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探偵は絵にならない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年03月23日

    治一郎のバームクーヘン食べたい!出てきた匂い嗅いでみたい!最後に蒼が絵を描き始めていたときの熱量がとても好き。ハードボイルドは全然触れたことがない分野だけれども興味が惹かれました。

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月25日

    探偵はBARにいる3のノベライズを担当した森晶麿のハードボイルド。いい感じだと思います。
    主人公他の年恰好が若すぎて僕みたいなおじさんにはちとしんどいけど、頑張ってついていくっす。

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    Posted by ブクログ 2020年10月31日

     香りの記憶と過去の記憶を見つめ返す物語。
     蒼と同じく、アロマってそんな?って思ってた節もあったけど、モノ・コトと記憶のつながりってやっぱり深いんだなあって。特に3話目の絵が世界とつながる切符のような役割を果たすっていうのが、印象深かった。
     ハードボイルド調なのに、時々蒼が変なボケ方(?!)をす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月12日

    この手の、一人の女を聖女のように扱って尊い存在としてひたすら追い求める、という構造の物語は感心できない。
    一人の女を聖女として扱うことは他の女をその他大勢として雑に扱うことで、実際に風俗嬢の描き方はとても雑になっている。なにより、大学までガリ勉して大学で出会った女と同棲を始めて結局生涯で女を3人くら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月28日

    黒猫シリーズとは設定からして違う作品
    主人公を画家でなく、ヤクザの御曹子の調香師にしてシリーズ化しても面白いと思う!

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    Posted by ブクログ 2021年07月18日

    落ちぶれてしまった絵描きが、地元で繰り為す彼女を探し、自分も絵を描くための意思を探す話。
    主人公がなかなか人間らしいダメさを持っているが、友人たる蘭都が頭脳派なので、毎話少しずつ明らかになる主軸の話にもワクワクできるバランスのとれた話だと感じた。

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    Posted by ブクログ 2020年08月20日

    著者が浜松湖東高校出身で話の舞台が浜松で、神間智博君が森君は後輩だから読んでみて~って推薦してたから読んでみた。

    最初から最後まで浜松が舞台のハードボイルドだね。
    ハードボイルドといっても殺人や死体は出てこない。
    恋愛小説と言ってもいいくらい。

    映画の「探偵はBARにいる3」の小説化をしたのもこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月15日

    探偵じゃなくて画家。浜松には縁がないので地元ネタはわからないが、就職先がヤマハ、ホンダ、スズキ…の件はなんとなくわかった。主人公よりも、蘭都が何もかもミステリアスすぎて気になる。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年09月01日

    浜松が舞台の小説。
    なんだか遠州弁の書き方に違和感があるんだよな〜!思っていたら、後書きを読んでちょっと納得。両親が浜松出身じゃないのか。
    あとがきで、これはハードボイルドだったのだと知った。

    0

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