【感想・ネタバレ】だから私はメイクする【電子限定特典付】のレビュー

メイクをする自由も、メイクをしない自由も。
本作は、「お人形を目指してメイクを極めるうちに、あだ名がマリー・アントワネットになった女」、「推しのためにセルフネイルに励む女」、「自分のしたいおしゃれと周囲の目の間で板挟みになっている女」、「自分なりの時短方法で、仕事と美を両立する女」、「ドバイに行って美への価値観が変わった女」、「そしてそんな人達の美を手助けするビューティーアドバイザー」の6つの短編からなるオムニバスストーリーです。
あなたがメイクをする理由、はたまたメイクをしない理由はなんですか?
自己表現のため、社会人としてのマナー、好きな人のためなど、理由は千差万別。本作は、国境や性別に関係なく、メイクに自分なりの価値観を見いだすキャラクターの生き様を通して、メイクをすることの根源的な楽しさを思い出させてくれたり、自分自身の生き方を見つめ直すことができたりする1冊です。いろいろな生き方を自由に選べるようになった今の時代に、ぜひ読んでみてください。

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匿名

ネタバレ 無料版購入済み

メイクといろんな私たち

錦織笑子はBL好きの垢抜けない女子高生だったが大学進学前に友達からメイクを教わった結果、人間離れした顔に変身するワクワクを味わっていたが婚活を始めてからそれが隙のない女認定されていることに気付き……。

少女漫画家をしている川松奏子は推しのアイドルグループをいつも身近に感じるためにメンバーをイメージするネイルを自分で始めるが絵を描くのと違ってなかなか上手くいかないのだったが……。

OLをしている亀山は女子会を帰社後に予定している日におしゃれして会社に行くと男性社員からジャッジされたり男のために着飾っていると勘違いされていることに辟易していたが……。

北郷兎咲は忙しい日々にもかかわらず服も髪もメイクも完璧すぎるあまりそのコツを部下から聞かれるが彼女が答えたことは意外なものだった……。

公民館の絵画教室で講師をしていた月野輪子は友人の勧めでドバイの美容サロンで働くことになる。
そこで見たものは彼女の今までの価値観を吹き飛ばすものだった……。

メイクを通して描かれるオムニバスとその中に出てくるBAの熊谷とのやりとりに色々感じるものがあった。

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2023年01月14日

ネタバレ 購入済み

ワクワクが止まらない!

メイクを通して自分を好きになったり気持ちの持ちようが変わっていくキャラクター達を見て、自分の気持ちがかなり上がりました!私も明日から頑張ろう!と思えるお話ばかりで、女子は皆わくわくするに違いない!

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2020年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 メイクがしたくなりました。

 私は、自分がメイクですごく可愛くなった!と思えた経験はなく、とことんズボラで面倒くさがりなので、最低限のメイクしかしません(唯一成人式の振り袖を着た時のメイクには感動したけど、とても普段出来る感じではなかった)。
 けれど、これを読んで、すごくメイクが楽しいもののように思えました。好きじゃないのに毎日しなければいけないメイクが、本当に嫌だったけれど、少し楽しくなれそうです。

 残念ながらほとんどのメイク情報は、一重にアイプチをして、つけまつげを付けます。なので、接着剤にかぶれてしまう私には試すことが出来ません。今思うと、昔つけまつげで初めて瞼をお岩さんみたいに腫らした時までは、もう少しコスメに興味があったように思います。
 この本でも一番最初の話でアイプチが出てきて、勝手に哀しくなったのですが、アイプチだけでなく、ネイルだったり、色んな所で、すごく自分のなりたい姿に近づけるのだなぁ、と読んでいて感動しました。

 また、絵が本当に素敵なので、メイクしてなりたい姿になってるんだ!っていうのがすごく伝わってきました。

 心から読めてよかったです。

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2020年03月08日

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