感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
垣間見した姫が忘れられず、10年越しに会ってまた恋に落ちた系ヒーローと結婚が破談になってから転がり落ちるように零落して女房として働いてるヒロインの恋愛話。
ヒロインが取りこぼしてきたであろう物事をヒーローが拾い集めてめでたしめでたしでした。主張が少ないヒロインが平安時代ぽくて良かったです。
Posted by ブクログ
全てを諦めてなんとか生きてる状態なのに、それを掘り起こすように、抉るように近づいてきた、探し当てた昔の許嫁を酷いなと思ったけど、ちゃんと全てを整えたので良い男になりましたが、これは一歩間違えたら最悪な男だよね。自分の青春の懐かしさだけで近づくんじゃねえってなる。
ハピエンで良かった。テンポもよくイッキに読めた。
Posted by ブクログ
装丁が素敵だなーと思って読み始めたら、読みやすくてグングン読んでしまいました。
舞台は平安なんですが、お話の内容はトレンディ。
身分の差とか横暴な父とか王道ロマンスのテイストもありつつ、三日夜餅とか古典の授業で習った単語も出てきて懐かしかったり。
恋愛小説の王道ストーリーに平安設定が程よくブレンドされてて面白かったです。
Posted by ブクログ
甘ーい( ´ u ` )
沙羅がそつ無くするのに
朝陰の真っ直ぐグイグイくるところに
最初はちょっと引いたけど、
本当にひたすら一途なのでそこが長所なのかな。
最後まで読んだ今ではよくやった!ってなった。
最初は猫がいるから、猫がいる間だけという話だったのに、だんだん言い訳を考え出したり、猫がいなくても会いたくなるという心の変化が綺麗に描写されているのも素敵でした
かつての許嫁からの一方的な求愛にきゅんきゅんしてしまう好みの話だなと思う一方で、かつて幼い時に一度垣間見たことがあるだけの親が決めた許嫁に、そこまで思い入れてしまうものかな、とか、現代の感覚で現実的なことを思ってしまったりしましたが、そうか、昔は顔を見るのもなかなか叶わず、歌でやり取りするだけとかが多かったでしょうから、どんな女性か思いが膨らんでいったのかなと。
主人公が幸せになれて良かったです
Posted by ブクログ
10年越しの恋を諦めず引きずった朝蔭。
やはり諦めが悪いのは男性の方か。
沙羅、朝蔭両者の視点から話が進むので、読者側には朝蔭の事情や思いは割と早期からだだ漏れな訳で。
なので、彼の想いが沙羅になかなか届かなくて、非常にもどかしい思いをする羽目に。
一方、沙羅視点だと、彼女の事情もよく分かるから、今更元許婚に出てこられても戸惑うのは当然だと感情移入。
一体どっちの味方をすればいいのかと悩みに悩む。
ただ諦めの悪い男は開き直るとそれなりに手が早かった。
思っていたより早めに結ばれはしたが、その後が大変。
縁談の話もそうだが、一番厄介だったのは朝蔭の父親。
結局彼には特に罰は落ちなかったようだが(腹立たしくも)いやまあ妻も息子もああなったのでは、落ちたようなものか。
父が腐っていた代わりに朝蔭の母は朝蔭の味方だったし、沙羅のいる梅壺の人たにもいい人たちばかりで、その点は救いだった。
最後は諦めていたものを取り戻し、まさかの場所で仲睦まじい二人を見られてよかった。