感情タグBEST3
Posted by ブクログ
第四次産業革命が進行中の現代を俯瞰して、将来を担う若者たちの教育システムをどうするべきなのかについて、著者が強調しているのは、従来の記憶型の詰め込み教育ではダメだという点だ.AIが進化すると意識を取得する段階に達することが予測されるが、現状ではまだ先の事と言われている.年配者がAI先進者の若者と互角に対抗することは無理なので、AIの欠けている想像力と人間コミュニケーション力を教示してやるのが、生き残る道だと言っている.その通りだと思う.Most likely to succeedの紹介があったが、見てみたい.
Posted by ブクログ
今まで読んだAIの本で、一番面白かった。
このテの本を読む時は、
「分からないだろうな」と想定して読んでます。
もちろん今回も分からない事は多かった。
でも、面白かった。
なんというか、
人間的で笑、スピード感がありました。
Posted by ブクログ
タイトルは子育て論っぽいですが、内容はAI時代に生き抜くための方法論で、すべての大人が対象です。
現在のAIの状況についての基本的な解説から始まり、近い将来、多くの単純な仕事がAIに取って代わられると説く。ではどうするか。AIを使いこなす立場になるか(それには、数学、プログラミング、英語の能力が必須)、AIがケアできない領域で生き抜くか(人間のコミュニケーションの領域)。ただし子供たちに対しては、現在の暗記中心の学校教育ではどちらにも対応できないので、英語、プログラミングを交えた、探求型の教育プログラムが必要と説く(著者は実際にそういう学校を運営したいるそうです)。
元々、短いエッセー的な連載だったものをまとめた一冊なので、少々バラバラ感はありますが、著者のメッセージは良く伝わってきましたし、多くの部分で腹落ちできる内容でした。