【感想・ネタバレ】連続殺人鬼カエル男のレビュー

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Posted by ブクログ

ずっと読みたかった作品!
ついに読むことができました。そして・・・
期待通り!最初から最後までずっと楽しめて、内容も深く濃く、まさしく「名作」でした。
もちろん続編もいつの日か。
また楽しみが増えました!

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2024年06月08日

Posted by ブクログ

エログロと大どんでん返しという個人的に好きな要素が詰まった傑作。
単なる犯人探しだけではなく、狂気とはなにか?正義とはなにか?問いかけられているような感覚にもなった。
後半は暴力的で絶望的なシーンもあり苦しいけど一気読み。

脱線するが、難しい熟語や言い回しも散りばめられていて賢くなった気もする。

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2024年06月07日

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グロさはあるもののミステリーとして面白かったです。どんでん返しもあるとわかっていても驚かされました。御子柴シリーズを先に読んでいたので接点も楽しめました(本編と直接の関連はありません)

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2024年06月04日

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ネタバレ

どんでん返しあり、大満足。
精神疾患があるとき、減刑されるということは知ってはいたが、それを刑法39条に規定されていることを知った。これが当事者にとってこれほどモヤモヤすることなのか、というのが、伝わってきて一気読みしてしまった。すごい胸糞。渡瀬さんかっこよ。
あと、作者の語彙力すごい。

フレーズ

最近はすっかり左前になって、被害者が時折仕送りをしていたらしい。

善意の道は地獄に通じるって言葉、知ってる?  本当にその人のためを思うのなら、助言はしても助力はしない。

初めて訪れた街の印象は最初に遭った人の印象に左右されることが多いと言う。

流言飛語

自縄自縛

穿った見方

どんなに過酷であっても現実をそのまま受け入れる。それが現実に打ち勝つ唯一の方法

噓ってのは他人に吐くんじゃない。大抵は自分に吐いているんだ。そうやって噓吐きは自分の首を絞めていく」

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2024年05月19日

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緻密に計算されたストーリは読み進めていくたびにその後が気になって頭から離れなかったほど面白かった。
次回作があるらしくそれも楽しみ。
あと難しい言葉が多く勉強にもなりました。

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2024年03月30日

Posted by ブクログ

またまた中山七里作品。
なぜこれを早く読んでいなかったのか、、、

グロいー!と思いながら読み進めつつもまたまた出てくる渡瀬、古手川刑事、サイコー。
そして嗤う淑女ででてきた有働さゆり、ここで出てくるのか!と驚き。
読み始めからこの人がとわかっていたのにも関わらず、精神科医の人が糸引いているなんてさすがだわ七里さん。
どんでん返しの帝王!

楽しすぎました。

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2024年02月28日

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ネタバレ

残酷な場面では眉間にシワを寄せながら読んでいました。表現力がすごいと思います。

回想が折り混ぜられていて、この作品は犯人がわかりやすいなーと思っていたらまさかの、、中山七里さんの作品は最後の1ページまで気を抜けないと改めて感じました。

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2024年02月22日

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“有働先生は少し狡いと思った。自分が入院している間にカエル男の称号をちゃっかり奪ってしまった。だが勝雄には分かっている。有働先生は自分の代わりに捕まってくれたのだ。自分にあの続きをさせるために。
自分はその期待に応えなくてはいけない。元の生活に戻ったら、すぐ五人目の獲物を渉猟しなくてはいけない。
が、その居場所は既に明らかだ。五人目は有働先生の指示ではなく自分で選んだ。マツドシシラカワチョウ三の一の一。一度網膜に映ったカルテの情報は記憶に刻まれて消えることがない。駅名表示はひらがななので勝雄にも判読できる。電車を乗り継げば勝雄の住処からも辿り着けるだろう。
五人目の名前ももちろん、覚えている。
───オマエザキムネタカ。”(p403)



エログロ&サイコで背筋が凍る思いだった。
二転も三転もする展開はさすが!と思ったし、「さよならドビュッシー」とはジャンルが違いすぎて尊敬した。

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2024年02月20日

Posted by ブクログ

いや、怖い怖い怖い。
ちょっと表現が過激すぎるところはななめ読みとさせてもらいましたが、、
展開が怖すぎる。怒涛の後半は一気読みで、久々の夜更かしをしてしまったほどです。
続編?読みます。

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2024年05月30日

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護られなかった者たちへを読んだ後、同じ著者だと知らずに読み始め。

ありがちなB級ホラーとは違う二転三転のどんでんがえしにミスリードの伏線で楽しめる。続編も読みたい。

護られなかった者たちへの時には福祉の問題に切り込んだが、今回は刑法39条。
「心神喪失者の行為は罰しない」そして「心神耗弱者の行為は刑を減軽する」

深いテーマ性があり、面白いだけじゃない。

すぐに心神喪失を持ち出し責任能力を争う印象があるが、「責任能力がなくて人に危害を加えるおそれがある人の人権を守る」って、なんだかもやっとしますよね。

それでは責任能力がない人によって殺害された人の人権は誰が守ってくれるんだろう?

胎児の人権のために堕胎を許さず母親の権利を抑圧するのか、母親の権利を尊重して堕胎を認めるかのような。

いろんな立場から触れていて、奥深いと感じた。

ただ暴動シーンとか、不死身か?ってくらいにボコボコにされるシーンはやりすぎ感あったので買うほどではない。


最後の一行はお見事。

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

やっと読めた作品。

《連続殺人鬼 カエル男》なんて、なんだか昭和の陳腐なサスペンスドラマのタイトルにありそうな、又は正義のヒーローと戦うモブ雑魚敵の名前にありそうな、そんな名前だから甘く見てた。

超本格派サスペンスミステリーではないか。
しかも特大胸糞。中山七里、恐るべし。


読んでいる最中のBGMはもちろん《アシュケナージの悲愴》。作中に出てきたら聴きながら読まざるを得ない。そのおかげでまるで脳内で映像化されているように臨場感溢れる読書をすることが出来た。

《悲愴》のように2転3転する様は実に見事。
これはやはり聴きながら読んだ方がいいと思う。
音源はYouTubeにもあるのでこれから読む方は是非。


どうやらシリーズ物らしく、続きがあるようなのでまた読んでみたいと思う。

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

グロい作品は苦手だけど、その部分は深くおわずに読めた作品でした。
繋がりそうで、繋がらない、、!
伏線を回収するのがたのしいです。
どんな猟奇的な殺人も、その人なりの正義や解釈があるのだと思いました。

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2024年04月16日

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異常な犯行に、裏付けとなる過去の描写。
伏線が回収され気持ちよさを感じていると、考えの外から飛び込んでくる結末。
痛みがこちらにも伝わるかのような緊迫した場面が続き、早く結末を迎えたいと思いつつ残りのページにはどんな展開が待っているのか期待を膨らます。
すごい作品です。

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2024年04月11日

匿名

購入済み

どんでん返しの帝王はすごい

刑法第三十九条第一項「心神喪失者の行為はこれを罰せず」。
『連続殺人鬼カエル男』はこの条文について、深く考えさせられる内容だった。
社会問題に突っ込んだ内容だが、話が二転三転する小説で大変驚かされ、手に汗握る展開だった。

#ドキドキハラハラ #ダーク

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2024年04月11日

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ネタバレ

信頼してる人が犯人だというのは、たくさんのミステリーを読んでいるとわかる話。
そう予想しながら読んでたので、どんでん返し感はなかった。
ただ、この人が犯人であるならせめて犯人にならざる得なかった動機とか、悪いことなんだが納得できる何かが欲しいとか、期待しながら読んでたが、その辺ほうまく理由付けされていてよかった。

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2024年04月08日

Posted by ブクログ

顔を歪めてしまうほどの描写と表現、心情。
心と身体にに傷を負った人‥それも複数人。
終わりが終わりじゃない、
メビウスの輪のように終わりのない事件。

読み応えバッチリ。

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2024年04月06日

Posted by ブクログ

細かい部分の粗さに目を瞑ればいい話
二転三転って騙されるのは良かったけど
やりすぎと言われたらそれまで

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2024年03月25日

Posted by ブクログ

おもしろかった!でも後半あたりの一部がちょっとながくて一瞬メインを忘れかけてた。その後のあ、やっぱりからのえーそうだったの?からうわあがよかった
最後もぞくってしたのでふたたびも読もうと思います

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後二転三転するどんでん返しは面白かったです。ミステリの構成として、ハサミ男と似ている為、読んでいて既視感がありました。
責任能力や少年法にも焦点のあたる社会派サスペンスとしても、読み応えありです。
続きも読んでみます。

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2024年03月04日

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面白かったけど、ホワイト七里が好きな私には、ちょっとヘビーでした。でも、これでブラック七里にも興味がわきました。

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2024年03月03日

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最後二転三転するどんでん返しあり。
サイコ系サスペンスという事でグロい場面もあったが全体を通しても楽しく読めた本。

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2024年02月23日

Posted by ブクログ

終盤の真相がわかる段になってからの怒涛の展開がおもしろい。
そこに至る被害者の状態や、犯人の過去など目を背けたくなるような場面描写が多く、苦手な人は注意。バトルシーンが密でやや長いのが気になった。

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2024年02月15日

Posted by ブクログ

面白かった。この人の他の作品で数ページで書き方合わんなと思って読むのをやめたけど、この作品はパラパラ読んでみて面白そうだったので購入。
主人公が警察官のミステリーもの。男性主人公で、途中の展開でこの主人公大丈夫かな、闇落ちしてしまわないかなとハラハラしながら読んでいたのも事実だが、特に嫌悪感を感じるということも無く読み進めることが出来た。
連続しておこる猟奇的な殺人とそれを追い詰めていく警察と、そんな警察を追い詰める市民の模様が描き出されている。善とはなにか、法とは何か、人間とは獣とは。立場が変われば、見方が変われば誰でも考えも意見も変わっていく。それらを描き出した作品。

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2024年02月12日

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凄惨な連続猟奇殺人事件!
事件の犯行動機。
犯行手順の吐き気を催すほどの詳細な記述。
そして、カエル男の正体!?
物語は全てが自分の予想を遥かに超えて進行していく!

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2024年01月29日

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中山七里著作初読はこの作品、「連続殺人鬼カエル男」。サイコスリラー物で映画化もされているため、読む時期としてはやや遅い感じがしなくもない。いろいろな感想が出尽くしているとは思うが、ワタクシ的には大変面白く続編の『連続殺人鬼カエル男ふたたび』も読んでみたい、と思った。また、この作品と同時期に発表された『さよならドビュッシー』にも挑戦してみたい。

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2024年06月09日

匿名

ネタバレ 購入済み

引き込まれますが、結構グロい

グイグイ引き込まれて一気に読みました。猟奇的ミステリー小説やドラマ・映画は無数にありますが、文章だけでここまでグロいのはすごい描写力。苦手な方にはオススメしません。どんでん返しにはそこまで驚きませんでしたが、よく出来ているミステリーだと思います。続編も併せて読んだのですが、何だか読後しばらくモヤモヤしてしまったので星4つとしました。

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2020年02月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんでん返しが読みたくなって、ネットで評価の高い本書を読みました。入り組みすぎていない設定で、特に後半の怒涛の展開は一気読みしてしまいました。グロテスクでスリラーなのもよかったです。クライマックスの展開がやや単調で、トリックとしても不確実性が高すぎて、そんなうまくいくか?とかんじてしまいました。

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2024年06月08日

Posted by ブクログ

こういうタイプの作品にも音楽要素入れるのはさすがドビュッシーの人だなあ。
ナツオの性別が分からずナツオ→勝男かと思ったらまさかの全然違う名前に変わっていた。
続きも読みたい。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったけど

どんでん返しが大きなもの1つなら未だしも、二転三転あって、「作られたもの」感が凄かった。
いや作られたものだけど、なんというかチープさが増してしまったんじゃないかと、、。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯人だと予想していた人物の正体が分かってからのどんでん返しがいくつもあって楽しめた
御前崎先生が最初犯人の幼児性に言及していたのも伏線だったんだな〜
続きが読みたい

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

中々過激な表現が多かったのと、刑事さんが痛ぶられるシーンが長すぎたのがすこし気になりましたが、構成はさすがでした。

ラスボスや手法は予想通りでしたが、最後ページ数少なくなってから、どう落とし前つけさせるのかと思いハラハラしましたが、そういえばそうだった!なるほど!さすが中山七里!

いつもながら作者様は法を逃れた者に厳しいですな。

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2024年03月05日

Posted by ブクログ

猟奇的殺人事件まさにグロイ描写!面白い!ただ映像化にしたら見れるかな?どんでん返しのストーリー     次回作[カエル男ふたたび]が気になる。

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2024年02月25日

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