【感想・ネタバレ】おんな飛脚人のレビュー

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Posted by ブクログ

飛脚といえば佐川急便のかつてのマーク、髷に赤ふん姿で挟箱を担いで駆ける姿が懐かしい。トラックに描かれたあのマークに触れればいいことがある、などと囁かれていた。佐川疑獄でそんな噂も消えたが、飛脚を知ったきっかけではあった。この物語は庶民の味方の著者らしく、人馬が宿駅を継ぎ遠路を行く高額な飛脚便ではなくて、江戸町内に書簡を運ぶ町飛脚が誕生する模様を描く。同業他社とのちょっとした諍い、依頼主の胡乱な思惑、そして主人公たる女飛脚人まどかの出生の謎解き。いずれも人情を欠かさずほのぼのと語りが進むので、心温かくなる。

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2021年10月06日

Posted by ブクログ

偶然同じ日に飛脚問屋で働き始めたふたりの飛脚。
ひとりは珍しい女飛脚。

江戸の町を駆け抜けて手紙と人情を運びます。
読みやすく、爽やかな読後感。
おもしろかった♪

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2010年04月22日

Posted by ブクログ

軽いですね。悪く言えば軽薄。でもなんだか明るくて、スピーディーで良いです。
著者・出久根さんは古本屋のご主人。どちらかと言えば、ちょっと重い感じの作品が多かったと思うのですが、これは妙に軽い。飛脚問屋を舞台にしたせいでしょうかね。
何も残らない作品だとは思いますが、爽やかな一気読みでした。

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2017年11月08日

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