おんな飛脚人

おんな飛脚人

660円 (税込)

3pt

3.7

めっぽう足が速い韋駄天まどかと清太郎は、偶然同じ日に、飛脚問屋「十六屋」で働きはじめた。風のように走る江戸の町々で起こる、手紙にまつわる人情話、不思議な出来事、捕物帳。やがて、若い二人それぞれの、過去と胸に秘めた思いが、明かされてゆく。江戸庶民の生活と人情、そして、ほのかな恋を爽やかに描く、心あたたまる長編時代小説。庶民の人情と夢のせて、娘飛脚が大江戸をはしる!

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おんな飛脚人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    飛脚といえば佐川急便のかつてのマーク、髷に赤ふん姿で挟箱を担いで駆ける姿が懐かしい。トラックに描かれたあのマークに触れればいいことがある、などと囁かれていた。佐川疑獄でそんな噂も消えたが、飛脚を知ったきっかけではあった。この物語は庶民の味方の著者らしく、人馬が宿駅を継ぎ遠路を行く高額な飛脚便ではなく

    0
    2021年10月06日

    Posted by ブクログ

    偶然同じ日に飛脚問屋で働き始めたふたりの飛脚。
    ひとりは珍しい女飛脚。

    江戸の町を駆け抜けて手紙と人情を運びます。
    読みやすく、爽やかな読後感。
    おもしろかった♪

    0
    2010年04月22日

    Posted by ブクログ

    軽いですね。悪く言えば軽薄。でもなんだか明るくて、スピーディーで良いです。
    著者・出久根さんは古本屋のご主人。どちらかと言えば、ちょっと重い感じの作品が多かったと思うのですが、これは妙に軽い。飛脚問屋を舞台にしたせいでしょうかね。
    何も残らない作品だとは思いますが、爽やかな一気読みでした。

    0
    2017年11月08日

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