【感想・ネタバレ】リブラの野望 破壊者か変革者かのレビュー

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Posted by ブクログ

Facebookが打ち出した電子通貨リブラ構想。2020年にも開始予定との話でしたが、世界中から警戒され、また、Facebookの個人情報管理に対する懸念もあって、今後どうなるか予断を許さない状況です。
本書はリブラ構想の解説、電子通貨の歴史を振り返りつつ、今後の展開を予想します。これだけ警戒されると簡単には開始できないだろうけど、リブラ的なものは必ず出てくるのではないでしょうか。すでにスェーデンの銀行が打ち出したeクローネや、中国が企画するデジタル人民元など。GAFAのようなプラットフォーマーが先行するのか、国家が押さえるのか。ここ数年が将来に向けて非常に重要な時期になると思います。

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2020年01月28日

Posted by ブクログ

既存の金融システムや金融機関のあり方をガラッと変えるかもしれないリブラ。デジタル人民元のほうが早く実現しそうなので、どのように金融が変わっていくのか今後の中国に注目したい。

ブロックチェーンやデジタル通貨への知識が不十分でよくわからないところがあったため、もっと理解を深めたい。

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2020年01月05日

Posted by ブクログ

注目を浴びたビットコインは、投機の対象になってしまい、通貨として普及するのは難しそうだ(値上がりが期待されるなら、使うよりも持っておいた方が特だ)。そこで現れたのがフェイスブックが主導するリブラ(Libra)だ。リブラは、ドルやユーロ、円などの主要通貨と兌換することで、価値を安定させることにして、ビットコインの欠点を埋めている。
リブラを使えば、安価で簡単に送金が実現できるようになるが、フェイスブックの個人情報流出問題やマネロン対策等から各国は規制を強化。今のところ実現に向けた動きは止まっている。

個人的には、各国が通貨発行権を手放したくない(シニョレッジも欲しい)だけではないか、という感覚もあるが、国よりフェイスブックの方が信用できるかというと、そうとは言えないし、本書の岩井先生のインタビューで触れられている長に、中央銀行の「最後の貸し手」機能がないことも金融の安定性という観点からは怖い。

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2020年10月04日

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