【感想・ネタバレ】AI崩壊のレビュー

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Posted by ブクログ

「のぞみ」がいる世界は、安心が保証されていて、理想的だなと素直に感じました。
ただ、何かに頼るということは、人の成長や技術を止めてしまうこともあるのだなと。
それは今の時代でも心に留めておきたいところです。

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2022年10月02日

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こなれてない表現も多々あるも映画を観ているみたいでワクワク、ドキドキで面白かった。原発神話持ち出すまでもなく、世の中に絶対安全はないけどA Iに頼らざるを得ないんだろうなぁ、私は今もガラケーだが…極端だけど桜庭の考えも理解できる。「正義こそが天使にも悪魔にもなる。そして人は、A Iは、その正義を扱うことができるのだろうか…」

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2021年10月21日

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久しぶりに素敵な本に巡り会えたと思う。
作者の書き方がよみやすく、ファンになりました!
これからの作品も期待

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2020年05月02日

Posted by ブクログ

『AI崩壊』
【A;購読動機】
AIがビジネスに関わる領域が変化している。 
そして、増えてきている。
そのような環境下で、AIが小説のなかでどのように描かれているのか?に関心をもち、購読した。

【B;物語】
AIが医療を含めて国民の生活になくてはならないものになっている設定。
心臓ペースメーカー、確率の高い手術方法、すべてAIがアウトプットしてくれる環境である。
そうした中、AIが暴走を始める。
暴走した結果、医療事故、交通事故をはじめ多くの災難が手伝い、大量の国民が命を落とすこととなる。
AIの暴走が起きたのはなぜか?
その暴走はどのように止めるのか?

【C;他者レビュー】
他者レビューと同様に、環境ならびに人物設定に疑問の余地を残す。また、映画化が先、物語があとのためか、会話が多い展開である。そのため、脚本のようなイメージをぬぐいきれない。

【D;読み終えて】
自分の公私に置きかえてみる。買い物、音楽、小説、しごとをするにあたって、自身の状況や嗜好を取り入れることができているのは、アルゴリズムのおかげである。
アルゴリズムで便利になり、時間ができる。
このメリットをどのような時間にするのか?
今後も、アルゴリズムと自身の役割を認識した共同生活は続くだろう。
考える。創る。発展させる。
そうした流れを太くしたい。

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2023年08月18日

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AIが暴走する話

あまり好きな分野でないけど
浜口さんの作品なので、楽しく読めた。

AIもそうですがネット…アプリ等もそう…

40代のベルゴとしてはアナログ~ハイテクへの切り替わりを経験してる世代…

個人的に【便利と引き換えに人は退化していってる気がする】

何でも便利になり
物を買うにしても、遊ぶにしても、愛でるにしても…

思考、我慢、思い入れ、閃きなど失っていってると思う。

本→本屋で探索することなく、欲しいものを検索

電話→黒電話時代は自分家や友人等電話番号は暗記してたが…今は無理

カーナビ→どこにも行けるようになったが、道をあまり覚えれない

車→マニュアルは面倒臭いからオートマが主流になった為、踏み間違えが増える

CD等→欲しい曲を買うか、有料コンテンツで聞き放題の為 アルバム等欲しい曲以外と出会わなくなるし、アーティストへの思い入れも減る

便利=進化 ではない

現代は【趣】が足りないです

※だから話が変わるけど 俺が何を言いたいかって言うと…
【素麺つゆは、水で薄めず すりおろしたトマトを入れて薄めると美味しいよ!】って事!!

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2023年05月28日

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AIの暴走を描く近未来の物語。単なるAI vs 人間ではなく、人間の温かさに焦点があてられていた。人間の温かみや、人間の誠実さがはっきりと描かれ、感動する物語となっていた。

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2021年08月22日

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現代サスペンス

「プラチナデータ」や「スマホを落としただけなのに」などITに関するサスペンス本が好きなので読んでみました。
情報技術が発展し情報社会となったいま、AIはどうあるべきか。人間が扱うことの危うさを考えさせられる一冊です。

印象に残った文
「AIは天使にも悪魔にもなる。
そう思っていたが、それは正しい表現ではなかった。
正義だ。正義こそが天使にも悪魔にもなるのだ。
そして人は、AIは、その正義を扱うことができるのだろうか……。」

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2021年03月25日

購入済み

映画は見てないけど、、

AIに奪われる世界は今後本当にありえそうで、1日で読み終わってしまった、、止まれなかった、、。
中盤予想を裏切られたり、、終盤は予想通りの犯人でした。

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2020年12月03日

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映画ノベライズ。暴走する医療AI「のぞみ」と、それを食い止めようとする開発者・桐生浩介。警察に追われながら不可能を可能に変えていく。天才にも運は不可欠。AIの実用化に対する法制や倫理観など、様々な課題が盛り込まれていた。そして、とんでもなく頑強な防護ガラスもまた諸刃の剣。これの存在で緊迫感が高まっている。この作品はAIの社会問題を扱いつつも、家族愛・人間愛の話であるように思え、不覚にも泣けた。

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2020年10月12日

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映画『AI崩壊』は2030年の日本を舞台としたSF作品。画期的なAI「のぞみ」が治療や自動車の自動運転を担っていた。ところが、そのAIが突然暴走し、命の選別を進めようとする。浜口倫太郎『AI崩壊』(講談社文庫、2019年)は映画の小説版。
国家インフラになった「のぞみ」であるが、開発の動機は家族を救いたいというものであった。往々にして画期的な発明は、このようなものだろう。世の中全体を良くしようというよりも個人的な想いの方が強い。
『AI崩壊』はAIの負の面を描く作品であるが、根本的な問題は一つのAIエンジンに集中管理させたことである。AIの怖さというよりも全体主義の管理国家の怖さである。命の選別にしてもAIの考えではなく、特定の人間の考えである。しかも命の選別で目指すことが経済大国もう一度という昭和の発想である。
AIという新しいものが恐ろしい訳ではない。個人を切り捨てて社会全体の発展を目指そうとする発想が恐ろしい。権力を持つ人間がそれを進めようとすることが危険である。特別な一人が思いついたことというよりも、官僚組織が考えそうなことである。
『AI崩壊』のAI暴走は民間企業経営者が警察官に協力したことが失敗であった。法的根拠なく警察に協力することは危険である。その警察官への協力を他の従業員に説明せず、秘密裏に進めたことが真相解明を遅らせた。警察官にオープンにできない事情があるから秘密に進めようとする。
最後の対決でも警察組織は真相を明らかにした人々を全員抹殺して乗り切ろうとした。モラルを無視して権限のみを暴力的に発動する警察の組織体質を描いている。起きた事件は揉み消せば済むという態度は警察不祥事で繰り返されている。それを打破したものが録画中継であった。徹底した情報公開が警察組織に必要である。
小説版は警察官の人相の悪さを表現している。「大会議室に入ると、中は捜査員で埋まっていた。東京中から人相が悪くて、力自慢の人間を集めたような感じだ」(137頁)。「面構えを見ればどういう人間かわかる。尊大で感情的な性格だろう」(141頁)。
警察は大失態である。「市民の信用を取り戻そうと、警察は躍起になっている。おかげで市民に敬語を使う警察官が増えたらしい」(291頁)。このような事態にならなければ敬語も仕えないことが現実の警察のレベルを示している。やり方も言葉遣いも品がない。よほど採用基準が甘いのか。

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2020年09月20日

購入済み

映画ですね

まさに映画を観てるような感覚でした。
一気に読んじゃいました。
後味スッキリ軽く楽しく終わりました。

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2020年09月13日

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そんなに期待せずに読んでみましたが、面白かった!やっぱり浜口氏。「22年目の告白」読んだときもそうでしたが、どんどん読み進めてしまうんですよね。
AIが医療を司るとは、これからの世の中であり得る話なだけに、リアルな感じでした!
誰が犯人か?誰もが怪しいと感じさせる話の流れが凄い!
AIなんだけど人間味ある結末が少しホッとできてよかったです。ぜひ映画も見てみたいです!

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2020年06月26日

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22年目·····も面白かったけど、これもまた良かった~。
上手く言えないけど、丁寧な作品というか正統派というか。
ハラハラドキドキあり、うるっと泣けちゃう場面あり、無駄な描写がなくて読みやすく22年目同様、好きな作品です。

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2020年03月13日

Posted by ブクログ

サクッと読めて想像以上に面白かった!
初めに犯人とされた人が実は真犯人では無い事、そして真犯人が誰なのか、直ぐ想像がついてしまい、もう少し捻って欲しかった。更に海外ドラマの「パーソン・オブ・インタレスト」を真似ている所など、突っ込み所はあるのですが、それを差し引いても十分楽しめました。
読みながら自然に、大沢たかおやその他諸々の映像が目に浮かんで来て楽しめたし、最後はほろっとさせられました。
良いお話でした。映画も見たいなぁ(^^♪

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2020年02月16日

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最初は映画ノベライズって気づかずに読んでてなんかセリフ多いし場面もチグハグな感じ、、?読み応えがあるようでないようなと思ってたらノベライズだった。
話自体は面白かったけど、犯人出てきて3シーン目くらいでもう犯人わかって、映像で観た方が確実に面白い。

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2024年02月17日

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ネタバレ

2023.10 ストーリーの運びはうまいけれど、ありがちなストーリーで軽いな。娯楽映画の脚本と考えればそういうものかな。

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2023年10月09日

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今後の日本のAI化社会を忠実に再現するような内容だった。
自動化運転や百眼などの特定するシステムには非常にあったらいいなと感心してしまった。
ストーリーも最後にどんでん返しがある構成で難なく読み進められた。

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2023年08月16日

Posted by ブクログ

映画の原作と思いきや映画のノベライズだった!
ちょっと残念。
だったら映画見ればいいじゃん(笑)
正直、小説としての厚み(?)を感じられず、テンポよく、登場人物の深堀もなく、ドキドキシーンやお涙シーンで、ありがちな展開だなぁって思って、読み進めていたら、最後の最後で、映画の小説版ですって書いてありました。

ストーリとしては、近未来の物語。
AI「のぞみ」が投薬、治療、日本のインフラを支える世界。そんな「のぞみ」が突然、暴走。結果、日本が大混乱に。
誰が「のぞみ」を暴走させたのか?
その目的は?

その容疑者として追われるのが、「のぞみ」の生みの親のAI天才学者桐生浩介。
追い詰めるのはMIT出身の警察官桜庭。
桜庭の開発したAI百眼で、桐生の足取りを追います。
桐生VS桜庭

「のぞみ」の暴走は止められるのか?
事件の真相は?そして、その目的は?

そもそも、AIそのものの設定に疑問がありますが、エンターテイメントとして割り切りましょう。

映画を見てみたい!

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2022年09月03日

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近い将来が見えるような話。
それはAIと共有する世の中。
その中心にあるのが、AIの「のぞみ」。
AIの研究者として最も優秀といわれ、神と言われる桐生浩介が、妻を病から救うために開発したもの。
それが、何者かの手によって穢れ、暴走を始める。
止められるのは開発した桐生だけ…
AIの怖さと便利さに、複雑な思いを未来にも感じてしまう。

2022.3.31

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2022年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 映画脚本の書籍化だけあって、しっかり分かりやすくエンタメにまとまってるなぁ、という印象。その分、テーマであるAIと人間の共生についてや、対警察との頭脳戦は底が浅いとも感じましたし、わざとらしい展開も多かったですが、疾走感をもって読み進められたので、まぁそれはそれで……。
 映画は観ていないのですが、おそらく登場人物ごとの視点が次々切り替わっていく方式なんでしょうね。作中でも視点がコロコロ変わるので、没入しにくかったのが少々残念。西村さん……主人公だと思ってたらまさかの途中退場……orz 最後の最後でAI崩壊ならぬ涙腺崩壊しかけたのを、電車の中でぐっと堪えました。

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2021年12月30日

Posted by ブクログ

奥さんの望さんを救いたくて懸命に作った医療AIのぞみ。結局望さんは救えなかったけど、多くの人を助けるのぞみがテロで暴走するお話。

近未来的なお話で楽しいですが、展開早すぎてあっという間に終わります。隙間時間にオススメ。♪( ´▽`)

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2021年11月01日

Posted by ブクログ

AIの進化が早すぎて脅威を覚える反面、AIの本質を考えれば、結局計算の延長線上が限界なのではないかとも思う。意思決定には、曖昧さや不合理さが絶対必要で、最後の「えいっ!」と目をつぶって選ぶ人間の潔さや適当さがいかに再現難易度が高いことなのかにも驚く。ただ、こういう想定がたくさんあることは、ある種AIのさまざまな予防的機能の開発に大きく貢献しているのだと思うと、やっぱり人間の想像力って偉大だし不思議だなあ。

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2021年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

AIに頼り切る人間たちの描写にはゾッとさせられた。自動運転でないと自分たちでは運転できない子だったり、近い未来で起こり得そうだ。
映画化したときの予告で、桐生の逃走劇と銘打たれていたので「犯人は桐生でないんだろうな」「天才といわれている桜庭がきっと犯人なんだろうな」と早い段階で想像できてしまったのが少し残念…
のぞみがラストに家族写真をみて自我を取り戻すという展開も少しモヤッとしてしまった。

登場人物は皆とても魅力的だった。
富永記者と心ちゃん、合田さんの関係が後で繋がっていったり、合田さんと奥瀬さんのバディだったり

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2021年05月24日

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近い未来に起こりうる!?

便利と背中合わせの恐怖。
AIのテクノロジーと登場人物がもつ人間臭さのアンマッチが物語を盛り上げる!

テンポよくストーリーが進み一気読み。

お互いの良さが活きる世の中になれば。
と、考えさせられる。

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2021年05月22日

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コンピューター社会になりつつ今、このままAIに任せていいのだろうか、いつかAIが崩壊したらどうなるのだろうかといった不安も背中合わせだと思う
一方で、便利な世の中になっている事実も否めない

タイトルの通りとても興味のある内容だった

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2021年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「頭の中のかき殼」という言葉が残った。経験に囚われると革新的な発想を阻害される。

タイトルがピンとこない。AIは崩壊していない。AIに頼り切って判断力をなくしてしまっている我々に対する警鐘だと受け止める。画像や生体データを送り込んで確かに「逃げ場」がなくなっている。身の回りの情報をすべて預けてしまうことの危うさを再認識すると共に、自分で判断すべきことを常に意識しておくべきと思った。

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2020年08月19日

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超AIvs人間の対決をともなうサスペンス。犯人に仕立て上げられた主人公達の逃亡と真の探しの展開にハラハラしながら途中からはストーリーが読めてしまった。
人間が考える正義や尊厳など、対AIやロボットという時に何が重要かというテーマを問うもので、いま正に社会問題にとりあげられるべき話題としては面白い1冊でした。

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2020年08月18日

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医療、警察、福祉、等、人間が行うあらゆる仕事をAIが行う時代がくるのであろうか。
もし、そのような時代がくるのであれば、人々の生活はどうなってしまうのか。
日本の10年後の姿を想像させる作品であり、生活の利便性と人間の倫理観に対して、これからの日本社会に警鐘を鳴らしているように感じた。

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2020年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初からその人としか思えない人が、結局最後の真犯人だったから、ひねりがなかった…。
AIに関する技術的な話題ももう少し出るかと思ったけど、全くなかったので、その点は期待外れだった。
さくさく読めて読みやすかった。

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2020年03月28日

Posted by ブクログ

映画が始まる昨年末ぐらいから、店頭でよく見かけていたが、映画のノベライズなので、スルーしていたが、やはり気になり、映画の公開から約2ヶ月遅れでやっと読んでみた。
舞台はシンギュラリティと言われている2045年よりも前の2030年。日本は投薬や治療、体調管理などを医療AI「のぞみ」に委ねる生活を送っていた。
きっかけは心臓に病を抱える現総理大臣を救ったこと。その功績を称え、開発者である桐生が総理大臣賞を受賞した為、何年かぶりに日本に帰国した時に、突然「のぞみ」が暴走を始める。
「のぞみ」の目的は、命の選別を図ること。その見せしめのように、心臓にペースメーカを入れていた総理大臣が死亡し、「のぞみ」によって制御されていた世の中が暴走する。
「のぞみ」を暴走させた犯人は誰なのか?そして、その目的は?
天才と言われる「のぞみ」の生みの親・桐生と、「のぞみ」のビッグデータを警察犯罪にも利用したいと考えるエリート警官・桜庭の頭脳戦が繰り広げられる。ハッキングにはハッキングで対抗し、この仕掛け合いは手に汗握る展開で面白い。
ただ、犯人の動機に関しては、あまり説得力のないもので、ラストも物理的というか、心情に働きかけることでごまかされてしまった感が否めない。
この作者さんは「22年目の告白」も読んでいて、映画とはまた別の展開で、小説も楽しめたので、機会があれば、映画も観ようと思う。
個人的に映画のキャスティングが魅力的。

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2020年03月22日

ネタバレ 購入済み

AI追跡部分が楽しめる。

出張の往き帰りで一気に読めました。追跡劇のシーンは
エネミーオブアメリカを彷彿とさせました。
但し、AI暴走のトリガーとか真犯人、黒幕の披露の処とか
随所に二時間ドラマを彷彿させるシーンも多く、AIというより
アナログ暴走の様な、日本的な味付けでした。
映画館までは行かないかも。

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2020年02月06日

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