【感想・ネタバレ】殺意・鬼哭 <新装版>のレビュー

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Posted by ブクログ

ひたすら回想やら独白やらでとめどないので、苦手な人には厳しい。ていうか得意な人なんているのか。マンガで回想シーンで一冊終わった!みたいなんもあるけど、こっちはその上を行くぜ。

と言ってもけっこう好きだったのよ。なんか好き勝手言うタイプと、それを受け流すタイプ、みたいな。でもって溜め込んだものが崩壊して、、これはイジメとかなんとか、よくあるイメージで、そこまではある意味かもだけど、ラストへ向かって自己啓発した結果がなかなかに、痺れる。いや、なんかちょっと分からんでもないというのが怖い。誰しもこうやって抱え込んだものがあって、それがどうなるか分かりませんよ、と訴えるのであって。

後半のおっさんがくだを巻くのは、まぁ普通のオッサンだった。オッサン以外がこれを読まされるのはキツかろう。

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2022年09月20日

Posted by ブクログ

殺した側の前編と、殺された側の後編。明確な殺意が見当たらないが故にゆっくり辿っていくのだが、フリが長く引っ張りに引っ張って、、。前後編を逆にして殺した理由を最後にもってくるとまた違った読後感になった気がする。

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2020年06月25日

Posted by ブクログ

なんだろう。
長いつきあいだからって、関係に甘えてちゃダメなのねってゾッとした。
だからって
だからって?
サイコパスに生まれ変わらなくてもよくないか?

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2020年05月21日

Posted by ブクログ

2部構成になっていて、前半は親友を殺害した真垣の視点からのお話。後半は殺された的場の回想シーン。際立った殺意につながるようなものは何もないように見えるが、殺人事件は起こる。どちらかというと、犯人の真垣の気持ちに共感できた。
加害者側からと、被害者側からと別々の視点で語られる物語の構成は、斬新でよかった。

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2019年11月10日

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