【感想・ネタバレ】HELLO WORLD if ――勘解由小路三鈴は世界で最初の失恋をする――のレビュー

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Posted by ブクログ

映画ではモブレベルの出番しかなかった、「かでのん」こと勘解由小路三鈴ちゃんが、もし裏で活躍していたとしたら……?というストーリー。
とっても、とっても健気に頑張るかでのんの姿に勇気をもらえました。

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2022年01月02日

Posted by ブクログ

読み終えて感じたことは続きが読みたいということ。
個人的には原作よりも面白かったと思った。
タイトルである世界で最初の失恋という意味が分かった時の感動は凄かった。
読みながら何度も泣きそうになるほどいい作品だった。
読んでいる中で原作と異なる場面(もしかしたら描かれてないだけ)があり原作を読み返してみようと思った。
もしかするとそういう意味でHELLO WORLD ''if" なのだろうかと思った。

原作を読んだ人には是非読んでもらいたい作品です。

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2020年02月02日

Leo

ネタバレ 購入済み

謎の一部が解けた。

HELLO WORLDの本編映画を3回見たけど、正直ラスト周辺は理解が追いつかなかった。だけどこの小説を読んだことでエンディングに出てくるカットの中の三鈴の行動にも納得がいった(かも?)途中フェードアウトしてしまう彼女は物語的に大した意味が無いはずだが、それでもエンディングカットにある彼女の意味深な行動(例えば主人公達を物陰から覗き見てたりとか)にはちょっと納得いってなかった。彼女は本当にモブ的なキャラなのか?この小説での彼女の設定が映画の中で有効であったから気になってたカットが作られていたのか、別の意味合いがあったかは不明だが、それでも気になっていたことの一部に答えをくれた小説だった。まだ謎な部分があるHELLO WORLDだけど、こういう外伝的な作品をもっと出して僕の気になってる謎に答えを補完していって欲しいと思う。
例えば、何故なぜ瑠璃と直実の昏睡が入れ替わっていたのか?とか。今後、謎の解明する外伝本に期待したい!!

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2019年11月21日

Posted by ブクログ

伊瀬ネキセさんが2019年に発表したライトノベル。アニメ映画「HELLO WORLD」のスピンオフ作品です。本編の途中で出番が無くなる勘解由小路三鈴を主人公にしたifの話ですが、本編に寄り添いながら謎を補完してます。そして、三鈴が可愛いです。健気で可愛い三鈴を堪能できます。読んでいる最中は頑張っている三鈴を心から応援してしまいます。読後感もとても爽やかです。本編を観たり、読んだ人は必読です。本作はファンタジー、青春、百合と色々な角度から楽しめると思います。本作を映像化してください。お願いします。

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2019年10月17日

Posted by ブクログ

映画を観てボロボロに泣いたので即座にこの小説も購入。仕事の合間をぬってやっと読み終わりました。
映画を観たとき「SFでしか描けない感情」が表現されていることに惜しみなく拍手しつつ同時にやってくれたなという悔しさでハンカチ噛み千切る一歩前までいきました。そのくらい大好きな作品。
スピンオフとなるこの小説でも、SFだからこそ表現できた美しい失恋が見事に書かれていました。それに加えて内容への理解も深まったのでありがたいです。映画を観た後に読むことで、より一層HELLO WORLDという作品の魅力をマシマシにしてくれる一作。
帯にもある通り切ないストーリーではありますが、読むと決めたからには中途半端はいけません。やってやりましょう。

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2019年10月11日

Posted by ブクログ

ここに、物語は完成した!読み終えてそう快哉を叫んでしまった。

小説版も映画も面白かったけど、釈然としなかったストーリー&名前の派手さの割に活躍が見えなかった勘解由小路三鈴。その全てが腑に落ちた。

もちろん本作は、スピンオフであり「if」である。こんなことは無かったのかもしれない。それでも、こんな裏物語があったならそれは哀しいけれどもとても素敵だ。

かでのんのした「世界で最初の失恋」、これほど上手くHELLO WORLDの世界をまとめる言葉は他にない。作品に触れた人みんなに読んで欲しい一冊。

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2019年11月25日

Posted by ブクログ

この本を読んでなんか
映画や原作でもやっとしていた部分が
晴れてスッキリしたね。

映画ではなんか馴れ馴れしい感じで
キラキラしたキャラだったが
これっといって絡んでこず
後半ではほとんど出てこなかったので
ちょっと気になっていたが
この本を読んで
まさかこんな事になっていたとは
「やってやりましょう」
と頑張る姿に
良い子や~なんて良い子なんだ
って思ったね。

HELLO WORLD
映画を観た人に読んで欲しい
本でした。

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2019年10月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

HELLO WORLDのスピンオフ作品で、もしかしたらこうだったかもしれないというifストーリー。

原作で謎だった部分と、主人公たちを助けるために奮闘する三鈴たちの行動が巧く馴染んでいて、ifというよりかはsideストーリーで良いと思う。

未来の自分、正確には現行世界から過去を変えるために記録世界「アルタラ」のデータ世界にダイブした20年後の自分に導かれながら(つまりこの世界は記録されたデータ)、ほぼ原作に沿って物語は進んでいく。その裏で、直実と瑠璃の幸せを願っていたはずが叶わぬ恋心を抱いてしまった三鈴、自分の醜い感情と葛藤しながらも、2人の幸せを選ぶ。そして、物語がハッピーエンドを迎えた時、今と未来それぞれの三鈴の前には、幸せそうな2人の姿。

失恋の切ない場面や、原作でモヤモヤした部分が繋がった感じがして、個人的には原作より面白かった。

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2020年04月05日

Posted by ブクログ

映画の『HELLO WORLD』見てから、本屋さんで見つけて思わず買っちゃいました!

美鈴が裏であんな努力してたんだなーと思ってよみました


美鈴の方にも未来のミスズが来ていて・・

ナオミが未来からくる手伝いも大変だけど、それとは別の悲しみがほかにもあって・・・


スピンオフだから分かることがたくさんありました!



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2020年03月01日

Posted by ブクログ

同じ時間軸を違う視点で、というコンセプトは良いのだけれど、小説と映画の差異があるのか、本来視点ではそんな話じゃなかったよね、というシーンがいくつもあるのが気になった。
一つの物語としては面白い、けどたぶんスピンオフじゃなかったら読まない類いのもので、視点が変わると細部も変わり得るという考え方や、そもそものこの世界の設定から観測内容が変わるというような解釈もできそうだけれど、それでも自分にとっては細部も揃っているべきで、その意味でも星少な目。
200113

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2020年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画やノベライズだけでは確定しきれなかったSF要素やストーリーへの推察にはっきりと答えを与えてくれた上、勘解由小路美鈴にフォーカスを与えることで直美や瑠璃の心象をよりはっきりと描き出すことで、うまく原作を補完してくれている。2度の失恋を通した美鈴の心情の移り変わりの描写もとても好きだったので、本作だけで見てもとても好きな作品だと感じていた。
それだけに、本作があくまでも原作とは違う世界線での話とされてしまったのは非常に残念だった。特に終盤ではクライマックスの重要な出来事が大幅改変されてしまっていて、元のストーリーが好きだった自分としてはなかなか受け入れ難いものがあった。あくまでもスピンオフということなのだろうけど、『記録世界は何度でもリセット可能』という設定がある以上もう少し原作に寄せて欲しかったなあと思ってしまう。

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2019年11月04日

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